サントリー美術館リニューアル・オープン

2019/10/18 12:10 Tak(タケ) Tak(タケ)
六本木の東京ミッドタウン内にあるサントリー美術館。2007年3月に現在の場所にオープンしてから早いもので10年以上が経ちました。



光陰矢の如し。「え!もうそんなに?!」と時の経過の速さにあらためて驚かざるを得ません。

12年前の貴方は何をしていましたか?今とまるっきり同じだなんてことありませんよね。外見から内面そして置かれている環境など様々な面で大きく12年前とは違っているはずです。

干支がひと回りし、人が変われば美術館も変わります。



サントリー美術館もリニューアルの時期となりました。現在開催している「黄瀬戸・瀬戸黒・志野・織部 ―美濃の茶陶」展終了後の、2019年11月11日(月)より改修工事に伴い休館に入ります。

工事完了し、リニューアル・オープンするのは2020年5月13日(水)とのことです。しばしの間、サントリー美術館ともお別れせねばなりません。


現在のエントランス付近

さて、具体的にはどこがどのように変わるのでしょう。美術館のリニューアルでは一般的に空調や照明を新しくするだけですが、サントリー美術館は美術館の「顔」ともいえるエントランスをまず大幅に変えてきます。

今年リニューアル・オープンした東京都現代美術館もチケットブースを刷新したことにより、イメージが変わりました。


サントリー美術館 エントランスイメージ
© KENGO KUMA & ASSOCIATES

サントリー美術館を設計した隈研吾建築都市設計事務所監修のもと、「和の素材を使用したぬくもりのある空間にマッチする洗練されたデザイン」をコンセプトに、エントランスの空間デザインを全面リニューアルされます。

これほど大胆に変えてくるとは!サントリー美術館さんの本気度が伝わってきます。

展示室内は、照明がLEDに変更されます。美しい展示室で有名なサントリーですが、意外なことに今まではLED照明ではなかったのです。

それは、美術館が建てられた今から12年以上前は、まだLEDが普及していなかったのです。丁度端境期にあたり、それ以降建てられた美術館ではご存知の通りLEDが当たり前となっています。


花器「蜉蝣」 エミール・ガレ (フランス) 
一点 1889-1900年 
サントリー美術館(菊地コレクション)

新たにサントリー美術館では、自然光のような豊かな波長を含む高演色LEDを取り入れるそうです。きっとこれまで以上に作品が美しく見えるはずです。

因みに、サントリー美術館の展示ケースはもう二度と作れない職人技の光るそれ自体が芸術品でもあるのです。

日本メーカーの情熱で 進化する展示ケース(サントリー美術館)

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