【削除覚悟!?】美術ブロガーが美術館で起きた事件をさらす!

2019/7/29 21:40 明菜 明菜



美術館では黙って作品を見るべきか?友人や家族と感想を話しながら見るべきか?

写真を撮って良い場合、シャッター音が鳴るスマホはうるさい?

最近、「各自が思っているマナー」に関するいざこざを目にする機会が多いです。いや、ほとんどの美術館は平穏だと信じていますが、私が美術館に頻繁に行くものだから、変な事件にエンカウントする確率が高まっているのだと思います。

そこで今回は、私が美術館で巻き込まれたことを3つお話ししていきます。

■①60代男性から突然の肩トントン!


立ってぼんやりと作品を眺めていたところ、突然、60代くらいの男性から肩と腕の境目あたりを突かれました。ブスッと勢いよく突かれたので、まさか「ずっと同じところに立っていて邪魔」などと注意されるのではないか、と身構えたところ…

男性「これ、何て読むの?」

私「…ながさわろせつ、です」

男性「あー!ありがとうね、こんなちっちゃい文字読めないよー」

どうやら作品リストの文字が小さくて読めなかったようでした。長沢蘆雪の「蘆」は特につぶれて見えにくいですよね。

■②突然声をかけられ、何を注意されるのかビクビク…


ある展示室から次の展示室に移動しようとしていたときのこと。1人の老婦人から「ちょっと良い?」と声をかけられました。不機嫌そうな言い方だったので、これはクレームの可能性があると身構えました。

女性「お手洗いはどこにあるのかしら?」

私「…あー、確かこっちだったと思います」

当時は就職活動中で面接終わりに美術館に行ったため、黒のリクルートスーツの私をおばあちゃんがスタッフと間違えてしまったみたいです。よく知っている美術館だったので、そのままお手洗いをご案内しました。

推測ですが、その女性が不機嫌そうだったのは、トイレがなかなか見つからなかったからだと思います。冷房も効いていたので、膀胱が限界を迎えていたのではないかと。

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