彫刻の森美術館「ピカソ館」がリニューアルオープン!明るく鑑賞しやすい空間に (2/2)

2019/9/5 10:00 aya aya


テーマ展示「ピカソの挑戦〜かたちの変貌〜」

彫刻の森美術館所蔵のピカソ作品は、ピカソの娘であるマヤ・ピカソから購入した陶芸作品を中心に、絵画や彫刻、タピスリー、ジェマイユ、金銀オブジェなど多様な技法の作品、319点。

テーマ展示「ピカソの挑戦〜かたちの変貌〜」では、様々な手法を駆使して未知なる形象をとらえようとしたピカソの挑戦を、124点の作品を通して紹介します。


展示室1<ピカソの挑戦>

絵画において、スタイルの創造と破壊を繰り返したピカソ。油絵具で描いた絵を、ジェマイユ(ステンドグラス)やタピスリー(織物)などの素材に変えることで、作品に新しい魅力を加えました。






展示室2<さて、またやってみよう>

ピカソは65歳を過ぎてから陶芸に興味を持ち、絵画と彫刻の要素をあわせ持つその表現方法に熱中しました。ユーモアと子どもに帰ったような感性に満ちた陶芸作品を展示しています。




展示室3<かたちの変貌>

ピカソは、陶器よりも丈夫な素材でイメージを表したいと望み、ブロンズや金、銀などの金属を使った制作を試みました。





版画においては、1枚の原盤に修正を加えながら、それぞれの段階で試し刷りする、実験的な試みを行いました。




テーマ展示「ピカソの挑戦〜かたちの変貌〜」は、2019年7月27日(土)から2021年3月までの予定。新しくなった展示室で、ピカソ・コレクションの数々を、ピカソが残した言葉とあわせて堪能してみてはいかがでしょうか。





【開催概要】
ピカソの挑戦〜かたちの変貌〜

会期
2019年7月27日(土)〜2021年3月(予定)

会場
彫刻の森美術館 ピカソ館


【施設情報】
彫刻の森美術館
神奈川県足柄下郡箱根町ニノ平1121

開館時間
9:00〜17:00 年中無休
※入館は閉館の30分前まで

入館料
一般 1,600円
大学生・高校生 1,200円
中学生・小学生 800円

※「毎週土曜日はファミリー優待日」保護者1名につき小・中学生5名まで無料


(aya)

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