手のひらサイズの気象観測所!?…かつてこんなアメダスがあった【ファンシー絵みやげ】(1/2)

2019/6/14 12:00 山下メロ 山下メロ

■ 梅雨入りしましたね東京も

私が住んでいる東京が先日梅雨入りしまして、なんとも毎日雨が降ったりやんだり、ジメジメしています。「大丈夫かな?」と思って傘を持たずに出かけたものの、急な雨に降られてガッカリ……といったことも起きまして、久々に傘を常に持ち歩かないと不安な状況に陥りました。そんな気分を吹き飛ばすために、今回はその「傘」のファンシー絵みやげを振り返りたいと思います。


■ ファンシー絵みやげの中の傘


↑ 静岡県・伊豆と兵庫県・東条湖のTINY FOX GINGERファンシー絵みやげキーホルダー。

こんな風に傘をアイテムとして持っているキャラクターは少ないです。「Feel the sunshine」といったことが書いてあり、晴れたことを象徴するように傘を閉じてしまっています。カバンを持っていることから、放浪の身という意味も持っているのかもしれません。なぜか昔の漫画やアニメでは、「放浪」の状態になるとリュックに傘を差し込んだりして、傘を象徴的なアイテムとして使用していましたね。


↑ 兵庫県・出石のお殿様と福島県・会津若松の白虎隊・娘子軍ファンシー絵みやげキーホルダー。

こんな風に傘そのものの形をした商品に、イラストが描かれたタイプもいくつかあります。なぜ歴史的な城下町出石や会津若松で洋傘の形なのかは謎ですが、やはり現代人に馴染み深い形を優先したのでしょうか。どちらも持ち手がドットだったり斜めストライプだったりとオシャレです。AIZUのほうにお地蔵さんがぶらさがってますが、そこだけ素材が違うのが気になりますが、答えは裏側にありました。


↑ AIZU傘型キーホルダーの裏側。アメダス湿度計の文字

「アメダス湿度計 お天気でお地蔵さんの色が変わります。」とのこと。お地蔵さんの部分は湿度で色が変化する特殊なインクもしくは素材で作られているようです。今でも効力があるのかは分かりませんが、ジメジメする梅雨に一応ピンクがかっているようには感じます。

しかし自動気象データ収集システムの名前「アメダス」を冠するとは、いささか大袈裟すぎる気もしますね。「A」utomated 「Me」teorological 「D」ata 「A」cquisition 「S」ystem の略称であるAMeDASは1974年から始まり、1979年に観測所が揃って完成しています。まさにファンシー絵みやげが誕生したとされる1979年です。ちょうど1980年代にはテレビの天気予報などで盛んに「アメダス」の名前が使われたので、それを拝借してしまったのでしょうか。ただしこちらは湿度によってざっくり「天気」を示すといったことしかできません。


↑ 兵庫県・出石のお殿様と福島県・会津若松の白虎隊・娘子軍ファンシー絵みやげキーホルダー。

こんな風に洋傘のアメダス湿度計キーホルダーがかなり存在します。ここからは、いかに「アメダス」がセンセーショナルだったかがよく分かります。次のページで大量の「アメダス湿度計」キーホルダーと出会ってください。

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