まさに天才、タイトルバックの魔術師ソール・バスがあのマークも手がけていた!?

2019/6/12 12:00 KIN KIN
いきなりですが、この企業のマークを見たことがある人は多いですよね?


Wikipedia「コーセー」より

そう、日本の化粧品会社「コーセー」のロゴマークです。

また、この映画のタイトルバックはご存知でしょうか?


『オーシャンと11人の仲間』(ルイス・マイルストン監督 1960年)

こちらは『オーシャンと11人の仲間』。1960年と古い映画ですが、ジョージ・クルーニーやブラッド・ピットが出演した映画『オーシャンズ11』(2011年)の元になった映画です。

これらは同じアメリカのデザイナーが手がけたデザインなのです。そのデザイナーの名前はソール・バス(Saul Bass)。まさに天才と呼べるこのデザイナーが手がけた仕事の一部をご紹介をしたいと思います。


Wikipedia「黄金の腕」より

ソール・バスは1950年代から活躍をしている映画のタイトルバック(タイトル・シーケンスやオープニング・シーケンスとも言う)やポスターなどで有名になったデザイナー。

1950年代から1970年代にかけて『黄金の腕』(1955年)や『悲しみよこんにちは』(1958年)などのタイトルバックやポスターを手がけています。


Wikipedia「悲しみよこんにちは (映画)」より

この時代はマリリン・モンロー出演の『七年目の浮気』(1955年)やヒッチコック監督『サイコ』(1960年)のタイトルバックなども目を引きました。

他にも『ウエスト・サイド物語』(1961年)のオープニングとエンディングの映像もアイデア溢れるもの。


『北北西に進路を取れ』(アルフレッド・ヒッチコック監督 1959年)

このヒッチコック監督『北北西に進路を取れ』のタイトルバックは凄かったです。初めに登場するラインが何を意味するものか解った時の驚き!文字を動かすアニメーションをソール・バスが始めて使った作品。

1970-90年代ではリドリー・スコット監督の『エイリアン』(1979年)や日本・中国合作映画『敦煌』(1988年)、マーティン・スコセッシ監督作品など著名な映画監督作品のタイトルバックを手がけています。



Google:Doodle for Saul Bass' 93rd Birthday

ソール・バスのアニメーションを使った作品を元にした映像としては、ソール・バスの誕生日にGoogleが作成した映像(2013年)が良く出来ていました。1950年から1960年代の映画のモチーフ中心ですが、今見ても古く見えないのが凄いですね。

    次へ

  1. 1
  2. 2