色々とお世話になったマジックミラーを思い出そう【平成レトロ】(1/2)
■ まずはあのマジックミラーから
まずマジックミラーというものを皆さんは知っているでしょうか。もはやすでにあまり見かけることもないのかもしれません。どちらかというと昭和の時代に珍しがられたものだと思います。なので今回は「平成レトロ」なんて言いつつ、ほとんど昭和の話をすることになりそうです。では、なぜ「平成レトロ」なのかといえば、もう男性諸君は分かっているでしょう。そうです。平成8年にそのマジックミラーを有意義に使った映像作品シリーズが始まったからです。
僕たちの青春を牽引してくれてた"マジックミラー号"が老朽化により、来年1月に廃車になるんだって。どこかの博物館に所蔵されても良いレベルでしょう。と、言うことは僕も今日の撮影でMM号とはサヨナラなんだなぁ。今までありがとうMM号! pic.twitter.com/bQwtddZPZT
— AV男爵しみけん (@avshimiken) 2013年12月29日
詳しいことは割愛しますが、改造キャンピングカーの居住空間部分(部屋)の一部がマジックミラーになっている車両で、中からは外が見えるのですが、昼間は外から中が見えないのです。部屋の中にいると、まるで外から丸見えのように錯覚しますが、実際に外からは鏡のようにしか見えていません。そういう昭和的な科学技術を駆使した映像作品というのが平成初期に生まれたのです。
伝説の車マジックミラー号発見!!
— 🔰斗悠 崎山(公式) (@zakiyama5011) 2018年6月2日
新宿の椎名町にて発見!! pic.twitter.com/a0uh8TRJYj
■ で、マジックミラーってなんなの?
マジックミラーは一見すると鏡のように見えますが、逆側からはガラスのように透けて見えるという性質を持ちます。具体的には光の反射を利用していて、明るいほうからは鏡に見えて、暗いほうからは明るいほうが透けて見えるのです。ドラマなどにおいて警察の取調室にマジックミラーがあり、被疑者が気づかない状態で目撃者が顔を確認する「面通し」のシーンなどを記憶されている方もいるのではないでしょうか。
マジックミラーやでそれwwwwwwww
— 笑顔になれるみんなの動画 (@minna_doga) 2019年5月27日
pic.twitter.com/6EOvBodj79
身近なところでは、コンビニエンスストアやスーパーマーケットにおけるスタッフ用出入り口の窓などに使われ、事前に中から店内の様子を見られるようになっていたりします。これは記憶している人も多いのではないでしょうか。
コンビニでバイトしててよく思うのがこういうバックルームの扉はマジックミラーになってて、お客さんは鏡だと思って髪セットしたりメイク気にしたりするけどすごく中から目が合う事が多い。そしてなんか気まずい…
— Reo (@reons_929) 2019年5月19日
イメージ↓ pic.twitter.com/LudxKBrGWe
というわけで、そんな便利なマジックミラーがどんな風に昭和末期を彩ってきたのか見ていきましょう。