カミングアウトできない…大人のジャニーズの楽しみかた
先日、舞台「銀河英雄伝説」を見てきた柚月です。こんにちは。
以前、知り合いの方から「ここだけの話ですが、実は私もKAT-TUNのファンなんです」というメッセージをいただいたことがあります。“ここだけの話”と付け加えたのには、「いい年をして…」という周囲からの目や、気恥ずかしさも手伝ってなかなかカミングアウトできずにいるとのことでした。
アイドルとしての活動よりもドラマやバラエティを見ていて、気になった人が“たまたまジャニーズだった”というきっかけでファンになる人も少なくないようです。そこで今回はジャニーズの世界を大人が楽しむコツをご紹介したいと思います。
●コンサートは若い人だらけで、浮かないか心配……
もちろん若いファンも多いのですが、子ども連れやご婦人もたくさんいるのでご安心を。友達といくのはもちろん楽しいのですが、一人で参戦している人もたくさんいます。
「曲がわからない」と不安に思うかもしれませんが、「ファン以外の人も楽しめる」という評判があるほど、来場者が退屈しない演出が随所に施されているので、すべての曲を知らなくても大丈夫。流れに身を任せてみるのも楽しみ方の一つです。会場には巨大なモニターがいくつか設置されていますが、双眼鏡を持って行くとより充実します。顔やしぐさ、衣装に靴の裏まで、モニターが写さない細かな部分や自分が見たいところだけをじっくり観察できるので楽しさ倍増。前回のライブDVDをみておくとおおよその雰囲気がつかめますが、無理のない範囲で予習をするならば、最新のシングルやアルバムを聞いていくことをおすすめします。さらに会場で販売されているペンライト(1,500円ほど)を買えば、会場との一体感が得られるのでより楽しめます。
3時間弱に渡って行われるコンサートでは、夢中で立ち続けるので動きやすいカジュアルな格好が適しています。靴もスニーカーなどのクッション性のある靴がベスト。私は日頃の運動不足のせいか、翌日は必ず筋肉痛になるので、会場で履き替えるようにしています。
●着席で観る舞台もオススメ
東京をはじめ、各地の劇場で行われる舞台は着席なのでおすすめです。こちらは年配の方も多く、落ち着いた雰囲気の中で存分にジャニーズの舞台を堪能することができます。演技もさることながら、タレントと役どころがマッチしたオリジナルのストーリーが多く、中年男性の演劇通も賞賛するほど垣根を越えて人気があります。
●情報収集はどうしたらいい?
ファンクラブに加入していなくても閲覧できる「Johnny’s net」の「ジャニーズカレンダー」というページでは、所属タレントの一週間分のスケジュールが掲載されているので便利です。またモバイル/スマホ版の「Johnny’s web」(月額300円)では、最新の情報に加えて所属タレントのブログを読むことができます。
またSNSなどのコミュニティを通して情報を集めることができますが、中にはファンを装った詐欺や業者が絡んでいる場合もあるので、個人情報や金銭のやりとりには十分ご注意くださいね。
●ちょっぴりカミングアウトしてみるといいことがあるかも
テレビ露出が多いこともあり「嵐だったら○○くんが好き」という会話はファン以外でも盛り上がるもの。打ち明けてみると、世代を越えて友達ができるなど人脈がどんどん広がっていきます。身近に隠れファンが潜んでいることもあるのでおもしろいものです。カミングアウトすることで情報が集まったり、チケットやグッズを譲ってもらえたりすることもあるので悪いことばかりでもありません。
以前ご紹介した『徹子も絶賛!A.B.C-Z「徹子の部屋」出演完全レポート!』では黒柳徹子さんも「ジャニーズをみていると血液循環が良くなる、元気が貰える」と言っていましたが、まさにその通り。ネガティブさが少なく、トークが安定しているのでどんな番組に出演しても安心して見ていられます。
身体能力を生かしたアクロバットを披露するグループもあれば、ピアノが弾けたり絵が上手かったりと、次々に出てくる多才ぶりには引きつけられっぱなし。また亀梨さんのスポーツキャスターをきっかけに「野球を観に行くようになった」という女性の声を耳にすることがありますが、映画に舞台、スポーツなど、好きなタレントを通して今まで興味がなかった世界に触れ、色々な景色を見せてくれるところもジャニーズの魅力の一つ。
「ファンだったらここまでしなければならない」という決まりも年齢制限もありませんので、「いい年だし…」なんてセーブせずに自分のペースで楽しんでみてはいかがでしょうか。
柚月裕実