【閲覧注意】ナマハゲより怖い…クサい泥を塗られる奇祭がズバ抜けてヤバい【ファンシー絵みやげ】(1/2)

2018/12/7 12:00 山下メロ 山下メロ


■ あの知る人ぞ知る奇祭が無形文化遺産に



先週、「来訪神:仮面・仮装の神々」がユネスコの無形文化遺産に登録されました。この中には秋田県男鹿市のナハマゲなど、仮面や仮装によって神に扮して現れるといった行事10件が含まれています。やはり有名なのはナマハゲですが、次いでテレビなどで代表的なものとして取り上げられていたのは、沖縄県宮古島市のパーントゥでした。奇祭で知られるこの来訪神行事、聞いたことありますでしょうか。


↑ これがパーントゥのビジュアル。

もう何から説明したら良いのか分かりませんが、特に有名な平良地区島尻のパーントゥはキャーンというツル草を全身にまとっていて、さらにンマリガーという井戸に溜まっているクサい泥を全身に塗りたくっています。おまけにお面は紐などで固定されておらず片手で持っています。これだけでかなり特殊な状態なのですが、これだけではありません。 ↑ 全身がツル草と泥に覆われ、このように三体で現れる。手を口に入れているのは、固定されてないお面を持つため。


はい、このように、クサい泥を人々に塗りたくって回るんですね。数日間においがとれないほどクサいようです。泥を塗ることで厄落としができるという行事なので、みんな喜んで泥を塗られるわけですが、当然子供は恐怖で泣いています。子供が怯えるというのもナマハゲなどの来訪神と共通しますね。さらに車や新築の家などにも泥を塗ったり、さらに家に上がり込んで泥を塗ったりするそうです。

では、続いてさらに泥を塗る様子を見て行きましょう。

えっ……ちょっとこれ……


馬乗りになって厄落とししてあげるパーントゥ
しかし、もはや犯行現場のような写真になっちゃってます。

いや、これはさすがに警察なにやってんだって思ったら……






警察も泥塗られちゃってますね。

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