ハワイ旅行のために「ESTA」申請したつもりが、まさかの金額を請求され…。紛らわしい代行サービスに要注意!
アメリカ本土やハワイなどへ行くとき、ESTA(電子渡航認証システム)を事前申請する必要があります。これにより、滞在日数(乗り継ぎを含む)が90日以内であれば、ビザ取得が免除されます。
ESTAの申請は公式サイトにて自分で行えますが(申請代は14ドル)、入力する項目が多くて、海外旅行に慣れていない人にとっては結構ハードルが高いんですよね。
そんなESTA申請に関して、詐欺まがいのサイトがあるようです。
アメリカ旅行行こうとしてる友達が「ESTA詐欺にひっかかった!助けて!」ってきたからいろいろと調べたけど、これはかなりヤバいです…
— うちゃか (@sayakaiurani) 2018年11月15日
アメリカ行く時に日本国民は全員必要な電子渡航認証システム「ESTA」。普通ならば14ドルで申請できるのに代行サービスがネット内に乱立してて、詐欺られると7000〜
10000円取られてるみたい。しかもその代行サービスサイト、本物のESTA申請サイトみたく作ってあってこれはかなりわかりにくい!これほんと法律の穴だと思う。フィッシングサイトに近いものがある…ちなみに自由の女神背景のが本物。代行は全部で数えただけでも7つ見つかった…友達がひっかかったのが pic.twitter.com/MvSNTHasrZ
— うちゃか (@sayakaiurani) 2018年11月15日
ESTA online-centerってところの。これはね、ひっかかるわ… その他にも領事館のマークに似たようなの使ったりしてる代行サービスだらけ…これどうなん?とにかくESTAは14ドルだから!!!ちなみに代行サービスは一度受け付けるとすぐに米国申請を行うので取り消しができません。←爆 pic.twitter.com/0I3mvXFYxO
— うちゃか (@sayakaiurani) 2018年11月15日
ESTAの申請を行ったつもりだったのに、それは「代行サービス」で、7000円〜1万円も支払わされるのだとか。しかも、本物のESTA申請サイトのように見えるなど、悪意ある作りになっているとのこと。
そして、投稿者さんはこの代行サービスに猛抗議をしたところ、決済手数料を引いた残りを返してもらったそうです。
でも私、間に入って猛抗議をしました。国民生活センターや消費者金融相談的な名を出したり笑 すると以下のようなメールがきました。略すると「決済までに何回か説明したよね?でも、そんな抗議するなら決済手数料3ドル(1ドル100円計算)はもらって、あとは返してあげるよ」ってな内容です。 pic.twitter.com/gzyq0GKyXK
— うちゃか (@sayakaiurani) 2018年11月15日
代行手数料?3ドル?はぁ?ってなわけですが、これは「勉強料」として仕方なく支払うって感じになるみたいです。たぶん抗議しなかった人からの莫大な代行料と抗議した人の3ドルとかでこのESTA代行サービスは成立してんだろうなと思いました。ちなみに本家のウェブサイトで確認したらちゃんと承認は
— うちゃか (@sayakaiurani) 2018年11月15日
されてたからいいけど、代行手数料やパスポートやクレカの情報だけ抜き取られてESTA申請承認されなかったケースもあるらしいのでくれぐれもお気をつけください!!!サイトの作りや料金体系からして悪意ある詐欺にしか見えないけれど、まだこれはグレイゾーンとのことなので、今後も増加するかも…
— うちゃか (@sayakaiurani) 2018年11月15日
「旅行会社の代行なんて馬鹿みたい!自分でできるし!」と自分で申請する人に、悪意を持って(わかりにくいウェブサイトにして)代行サービスに誘って、金額も明記せずにあとでガッツリ取られるという仕組みだし、かなりの旅慣れた人がひっかかってるので本当に気をつけてください!
— うちゃか (@sayakaiurani) 2018年11月15日
このツイートを読んだ他のユーザーからは、こんな声があがっています。
これあたしの友達も何人かひっかかった!
— れい (@rei029) 2018年11月15日
私はその話聞いてたので慎重に申請したから大丈夫やったけど、詐欺話聞いてなかったらうっかり間違うくらい紛らわしいよな
カナダもそうでした。しかも、その時は検索して一番上に出てくるのが公式じゃなくて10倍ぼったくる悪質代行だったので最悪でした…
— 키마교통공사 ???????? (@floggermk) 2018年11月15日
ちょっと前にestaが出来たの知らずにUAのカウンター行ったらネットでビザ申請してくださいと言われ、カウンター締め切り1時間前で焦って引っかかって50ドル抜かれました。カード会社にクレイムするも相手にされず涙。
— ???? World Peace Studio 〰︎ (@ShapeOfFuture_) 2018年11月15日
はじめまして!私も1度騙されました。消費者相談センターに電話したら大変良くアドバイスもらい、その通りにしたら返金してきました。文句も言わず。泣き寝入りが多いから取れたらOKと思ってるみたいです。詳しくは当時のメール探してみますから、困ったら返信ください。
— u_ki (@yukiuki43) 2018年11月15日
私もやっちゃいました????検索すると一番上に出てくるから正しいと思って進めちゃうんですよ‥まぁいい勉強代でした。もっと分かりやすいシステムになって被害者が減ることを祈ります‥
— Lilly (@bimbom6m) 2018年11月15日
検索言語を英語にしているからか、ESTAでググると .gov 上位に出てきますが、試しに5位くらいのそれっぽいドメインのサイトに行ってみたら、 $88 かかると。よく見ると「個人のサイトで政府とは無関係」と小さくdisclaimerがありました。「書いてあるから払うこと承知しただろ」というヤクザ理論ですね pic.twitter.com/Y7Bn66JXiY
— DJ-Kaz (@djkaz) 2018年11月16日
これ、私ガッツリ間違えましたww
— dalenpochuko (@dalenpochuko) 2018年11月16日
え。なにこれ。全然難しくないじゃん。何でみんなややこしいっていうんだろ?ってくらい簡単に住んで、最後の決済も安かったし、ラッキー☆とか思ってたら、明細来たら凄い高くて引きました……
「騙されてしまった」という方が思いのほか多いですね…。代行サービスが検索上位に出てくるということも、騙される人が多い原因のようです。
また、もしも代行サービスとは気づかずに申請してしまった場合、クレジットカード会社を通じて返金請求はできるという情報もありました。
一応、その場合はクレカ会社を通して返金請求が出来るとは書いてますね。
— ぴぴ♡なかなか安定しない@どこか行きたい (@pipi6241) 2018年11月16日
騙されたことないので請求したことないですが。 pic.twitter.com/0eik7uUbtz
なお、本物のESTA申請サイトには、必ず「申請内容を確認」という項目があるそうです。
本物のESTAはパスポート番号の変更その他変更及びESTAの期限の延長が出来るので必ず「申請内容の確認」という項目がありますね。
— nori (@n0ri_tiki) 2018年11月15日
アドレスを見るとhttps://t.co/Syh8F7jUL0
govドメインを使っているのが本物! pic.twitter.com/vbhz4yn0sC
申請が無事に通っているかの確認は、正しいサイトにある「個人申請の情報確認」から入って、パスポート番号、生年月日、返信されてきた申請番号を入力すると分かると思います。
— noir (@Mahaa_kaal) 2018年11月15日
URLが、https://t.co/wdY3JuT4dz (アメリカ)https://t.co/BfBYDVRbhr (日本)
— 抹茶/Matcha (@MatchaRyokucha) 2018年11月15日
なら確実!
governmentのgovかgoがキモ。それ以外は✖︎。
うおっ、URL入力しただけで↓出てきた!????????
なお、本物のESTA申請サイトのURLは「https://esta.cbp.dhs.gov/esta/application.html(日本語)となっています。URLのgovernment(政府)の「gov」がキモで、それ以外(.com、.coなど)は代行サービスの可能性があります。
代行サービスを「詐欺」と決めつけるのは良くないことですが、紛らわしいデザインで代行サービスであることを気づかせないサイトは、初心者を騙しに掛かっている可能性が十分にあります。
このお正月に初めてハワイへ行かれる方など、海外旅行に慣れていない人がご自身でESTAを申請される場合は、悪質なESTA代行サービスに引っかからないように気をつけましょう。
(いまトピ編集部:ヤタロー)