初めての……エッチ!?……初心者マークと「ファンシー絵みやげ」 (1/2)
■ 枯葉マークと若葉マーク
近年、高齢者の運転による交通事故が増えています。町の商店街やスーパーが消え、ショッピングモール中心になるなど、車で移動しなくては買い物もままならなくなり、高齢になってもなお運転を迫られる状況にあるのです。そんな中、周囲に注意喚起するために考案されたのが、70歳以上(当初は75歳以上)の高齢運転者の車に表示する高齢運転者標識です。
もともとのマークが、その葉っぱのような形状と色合いから「枯れ葉マーク」などと呼ばれてしまっており、ネガティブなイメージがついていたため、2011年からは四つ葉のモチーフにSeniorの頭文字「S」を組み合わせたマークへ変更となりました。
では、なぜ葉っぱモチーフにこだわるかといえば、もともと免許取得1年未満であることを示す初心運転者標識があるためでしょう。デザインは矢羽に似るものの、そのカラーリングからか若葉マークと呼ばれています。
そんな若葉マークのモチーフが、観光地みやげ、中でも「ファンシー絵みやげ」の世界でなぜか非常に多く使われているのです。なぜなのでしょうか。