新幹線の車内、2歳児を30分近くも黙らせた「あるモノ」とは?
新幹線の車内販売で売っている「スジャータ」のアイスクリーム。買ったばかりのときは固すぎて食べるのに苦労しますよね。スプーンが滑らかに入るくらいに柔らかくなるには、そのまましばらく待つ必要があります。あの時間って、すごく焦れったいんですよね。
しかし、お子さんを連れた親御さんにとっては、このアイスの固さがとても役立つそうです。
Twitterユーザーの コリさん@奈良県民 (@1042limit)さんが投稿したこんなツイートが話題になっています。
新幹線で販売されているスジャータのアイスってクッソ固くて食べるの苦労するけど、新幹線という密室の中で二歳児を30分近く声も出させず足止めしてくる神アイテムだった。 pic.twitter.com/3gWGP0mit9
— コリさん@奈良県民 (@1042limit) 2018年10月9日
なるほど…。子連れで新幹線に乗ると、長時間座りっぱなしという窮屈さから、愚図ったり泣き出したりするお子さんも少なくありません。でも、投稿者さんがこのスジャータの固いアイスを買い与えたところ、30分近くもアイスを食べることに集中し、過ごしていたようです。お子さんを連れた親御さんには、覚えておいて損はないテクニックですね!
このツイートを読んだネットユーザーからは、こんな反応があがっています。
なるほど…スジャータと新幹線という、条件があってこそなんですね。本当に子どもが小さい頃には、お世話になりました。これからも見かけたら買っちゃうかもしれません。
— Espero (エスペロ) (@Espero99449543) 2018年10月10日
お昼食べてる最中にタイミング良く買えるとごはんちゃんと食べたらデザートにアイス⇒程よく溶ける頃に開封⇒それでも中心部はそこそこ固いから暫くアイスに集中…っていう夢の黙らせアイテムに????
— nana (@natsu_y1) 2018年10月9日
FF外から失礼します!30分持続した集中力に拍手ですね????ぷくぷくほっぺとぷにぷにおててが可愛いです☺️
— らみこ双2@4m???? (@DeptegLamic) 2018年10月9日
私の娘は4ヶ月なので、大きくなったらその技使わせて頂きますね!
「カニを食わせば、宴会は静か」と、同じ理屈ですねー。
— 大佐 (@taisa_0909) 2018年10月9日
でも、かわいーー!♫
確かに大人でも「カニ」を食べるときは静かですよね。年齢に関係なく、何かを集中して食べるときは黙り込んでしまうものなんでしょうか…。
一方で、こんなエピソードもありましたので、新幹線で子どもにアイスを買い与える親御さんはくれぐれもお気を付け下さい。
うちの子の場合は、買って25秒後に床におとして踏みつけるという暴挙かましてくれました。 自分が食べようとしたのを子供にあげたのをマジ泣きで後悔したのは後にも先にもこの時だけです。
— PrintzEugen (@eugen_printz) 2018年10月10日
また、「新幹線のアイスが固い」ということに関しても、多くの反応がありました。
とにかく硬いんです。私は、小田原でアイスクリームを食べ始めたサラリーマンが、食べ終わったら名古屋。そして降りて行くのを目撃したことがあります。
— Espero (エスペロ) (@Espero99449543) 2018年10月9日
ちびまる子ちゃんの作者さくらももこさんが、
— 女トラック運転手 優希 (@yuuki__takagi) 2018年10月9日
「新幹線で隣のおじさんがアイス買ってくれたけど、あまりの固さに木のスプーンがバキッと折れて気まずかった」
と描いてたの思い出した(笑)
脇から失礼します。水飴が入っていないから固いんですよ。さしものハーゲンダッツにも水飴が入っていますが、水飴ってたとえば佃煮にも嵩を増すのと日持ちのために使われていて、アイスに入れる場合は融点を高くする効果と、増量剤の意味があります。
— 万年筆愛好家の二右衛門半 (@niemonhan) 2018年10月10日
#シンカンセンスゴクカタイアイス#ヤッパシンカンセンダッタンジャナイッスカネー
— 青木さん (@If5jq0DWleA7TYx) 2018年10月10日
動画はJR東日本高崎線特急列車草津号で撮影したものです。決して東海アンチではなくスジャータのアイスの儀式の動画がこれしかなかったのです。 pic.twitter.com/IxQBZ1SDnX
なかには、「スジャータのアイスが固い理由」を解説している人もいました。
脇から失礼します。水飴が入っていないから固いんですよ。さしものハーゲンダッツにも水飴が入っていますが、水飴ってたとえば佃煮にも嵩を増すのと日持ちのために使われていて、アイスに入れる場合は融点を高くする効果と、増量剤の意味があります。
— 万年筆愛好家の二右衛門半 (@niemonhan) 2018年10月10日
店頭販売する場合は融点があまりに低いと、買ってすぐ溶けちゃうからスジャータのアイスを取り扱うのは難しいんですよねぇ。新幹線という環境だからこそ、販売できる商品というわけです。
— 万年筆愛好家の二右衛門半 (@niemonhan) 2018年10月10日
飲食店とかでアイスクリームを頼むとスジャータのアイスを使っているケースは多いと思います。業務用冷蔵庫の冷凍庫なら保管温度が家庭用冷凍庫とは比較にならないほど低いため、スジャータのアイスを溶かさず保存できるからです。
— 万年筆愛好家の二右衛門半 (@niemonhan) 2018年10月10日
なるほど…。水飴が入っていないスジャータのアイスは、新幹線の車内販売には最適の環境というわけですね。あれほど固い理由がようやくわかりました。
確かに一般的なスーパーやコンビニではスジャータのアイスが販売されているのって、ほとんど見かけないですよね。いまググってみたところ、新幹線のホーム売店(東京駅・名古屋駅)や、名古屋にある「ピアゴ ラ フーズコア」桜山店と今池店で買えるそうです。この記事を読んで食べたくなったと言う人は買いにいってみてください。ただし新幹線に乗らない人は、新幹線ホームに入るのに「入場券」を購入する必要があります。
また、新幹線で売り子をしていたという人からは、こんなツイートもありました。
20年前売り子のバイトしてたけど
— ダオシン (@daoxin421) 2018年10月10日
スジャータはクレーム来る硬さ(笑)
熟練者はホットコーヒーをかけ
たり車内売店でレンジ借りたり
して食べてましたが結構高価な
アイスだし、到着までの暇つぶし
にもなるから少しずつ時間かけて
削り食べるのもいいですね。
追記、10数人に1人くらいの割合で
— ダオシン (@daoxin421) 2018年10月10日
スプーンのおかわりありました(笑)
やはり「固すぎる」というクレームが多いようですね。固いままたべようとして、スプーンが折れてしまう人も少なくないようです。
それにしてもこの固いアイス、愚図る子どもの「黙らせアイテム」として重宝しそうですね。もし新幹線の車内でお子さんが愚図り始めたときは、車内販売でスジャータのアイスを買い与えてみてはいかがでしょうか?
(いまトピ編集部:ヤタロー)