参加型のアート作品も!森美術館で「カタストロフと美術のちから展」1月20日まで
六本木ヒルズ・森美術館15周年記念展「カタストロフと美術のちから展」が、 2019年1月20日(日)まで、東京・六本木の森美術館にて開催されています。
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大震災などの自然災害、戦争やテロなど、世界各地で絶えず発生するカタストロフ(大惨事)。多くのアーティストがこのような悲劇的な災禍を主題に、惨事を世に知らしめ、後世に語り継ごうと作品を制作しています。
本展は、破壊から創造を生み出し、負を正に転ずる「美術のちから」に注目。先行き不透明な混沌とした現代において、美術が果たす役割をあらためて問い直します。
●みどころは?
東日本大震災を「風化させない」 震災の記憶を伝える作品
2011年に発生した東日本大震災は、日本社会を大きく変えただけでなく、日本の現代美術界にも大きな影響を与えました。
本展では、この震災を契機に制作されたChim↑Pom、トーマス・デマンド、池田学など約10作家の作品を紹介。人々の記憶を蘇らせ、議論を再燃させることを目指します。
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現代美術のスーパースターや注目の若手作家、日本初公開の作家の展示も
トーマス・ヒルシュホーン、畠山直哉、宮本隆司といったベテラン作家から、ストリート・アート界のスターであるスウーン、加藤翼や平川恒太など気鋭の若手まで、国内外を問わず幅広い層の作家が参加します。ヒワ・Kやヘルムット・スタラーツなど、日本初公開となる作家も。
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トーマス・ヒルシュホーン《崩壊》 2018