「お菓子を盗もうとした子ども」をボランティアのおじちゃんが注意すると、子どもの父親が登場して恐ろしい展開に…

2018/9/29 13:55 いまトピ編集部 いまトピ編集部


何か悪いことをした子どもに対して、赤の他人が叱るというのは今や珍しいことですが、善悪を教えるという意味では必要なことかもしれません。

でも、子どもは叱られたことにより心的外傷後ストレス障害(PTSD)を発症してしまう可能性がゼロではありませんので、なかなか難しい問題です。

Twitterでこんなニュースに関するツイートがありました。



先日、埼玉県深谷市で開かれた秋祭りで、輪投げゲームの会場に置かれた袋から景品の駄菓子を盗もうとした9才の女の子がボランティアの高齢男性から注意され、近くにいた父親が謝罪を求めて男性と口論となったそう。その後女の子はPSTDと診断され、市に約190万円の損害賠償を求めて訴訟したそうですが、最高裁は女児の上告を受理せず、女の子の敗訴が確定したそうです。

1審では男性の過失を認め、市に約20万円の支払いを命じたそうですが、2審では「景品を勝手に取ろうとした女児を注意したのは社会通念上、全く正当」と指摘した上で「親として謝罪すべきなのに、道理に反して男性に謝罪を求め、警察に通報するなどした」とし、女児の請求を退けたそうです。

このニュースをみてネットからはさまざまな反応があがっています。








確かに、おじさんに注意されたことよりも、自分のお父さんとおじさんの激しい口論を聞かされたショックのほうが大きそうですね。

一方で、こんな意見もありました。







その時、おじさんは女の子に対してどんな風に注意したのかはわかりませんが、女の子は当時5才だったそうですので、もしも怒鳴りつけるような注意…というより叱り方をしてそれを親が目撃した場合は、親がおじさんに文句を言いたくなる気持ちもわからないではないですね。

ともかく、この女の子がこの件でトラウマとなり、将来お祭りや人ごみ、輪投げが怖くなったりしないことを祈るばかりです…。

(いまトピ編集部:ヤタロー)