【絶望】アラフォーの失敗クローゼット「毎日がときめく片づけの魔法」に学ぶ断捨離

2018/9/19 23:59 柚月裕実 柚月裕実


夏服を探している隙に、秋がきたぞ……。

アラフォーライターが着る服を探すこのコラム。
第5回目は失敗したアイテムについて。



■久々の買い物で痛恨のミス!アラフォーの失敗クローゼット

2018年の夏。平成最後の夏、という思い出深い夏に大失敗した買い物について。
探してるはずなのに失敗……。
もう同じ過ちを繰り返さないように、ここに刻んで成仏させようっていう魂胆……。


それはある休日の昼下がりのことだった。
魔が差したとでもいいましょう……(もはやこのコラムのネタになっていること自体が泣けてくる)


ある一枚のストールと出会った。
軽いコットン素材で、やわらかなシャンパンゴールドの金糸が織り込まれた、夏にぴったりのストールが目に飛び込んできたのだった。


今回は「失敗クローゼット」といいつつも、まだこの時点では「ときめきクローゼット」である。


しっかりときめいた私は、はやる気持ちを抑えて鏡の前に立った。

ぐるっと首に巻きつけた。
顔周りが明るくなった気がする!!
なんせ白だし、こりゃレフ板を当てながら歩いているようなもんだと。


布のやわらかさ加減もよく、アレンジがききそう。寒けりゃ広げて羽織ってもいい、ひざ掛けにもなる。
これからの季節は冷房が厳しくなるし、一枚バッグにいれておくだけで何かと使えるだろうと即決。


お買い上げだ。

それが“平成最後の夏”、初の買い物だった。



それからしばらくしてのことだった。
曇り空で、肌寒い日があったのでストールをぐるっと巻きつけて颯爽と歩いていた。

いや、颯爽と歩いていたはずだった。


だがしかし、ショーウィンドウにはなにやらケガ人の姿がちらっと目に入った。



おやおや、大丈夫かい?



って

それ、私ーーーーー!


その、むちうちみたいな人、私ーーー!


おいーーー!!!
遠巻きに見たら、これ、ただの包帯じゃないか!



こんなトラップある??



原因を考えた。
必死に考えた。



そう、鏡に近づきすぎたのだった。


ストールを巻いた自分の姿を、鏡から少し離れて遠くから見てみる、という作業を怠ったのだ。


原因はあともうひとつ考えられる。
その日着ていたいた服が黒だったこと。
(とってもここ数年は黒い服しか着てない)

白と黒のコントラストが包帯感を際立たせてしまったのだろう。


ということで今回は、シリーズ累計170万部を突破した近藤麻理恵著「毎日がときめく片付けの魔法」(サンマーク出版)に学ぶ断捨離について。


■ときめきを基準に仕分けをする「断捨離」のコツ

毎日がときめく片づけの魔法


前回も書きましたが、ただでさえ服を買ってない上に、暴風で干していた服が飛ばされ、もはや断捨離もなにもないって話ではありますが……。

著者は、こんまりの愛称で親しまれている近藤麻理恵さん。肩書きは片づけコンサルタント。幼少期から「ESSE」や「オレンジページ」などの生活情報雑誌を愛読していたそうで、掃除、片づけ、料理、裁縫などの家事が大好きなのだそう。

これ、わかる。まだネットなんかない時代は、家族が購読している書籍や雑誌の影響をかなり受けたと思う。 私も「オレンジページ」や「婦人画報」などの婦人雑誌、レシピ本、通販カタログなんかが好きでよく読んでいた。
(ついでに間取り図も好きで、自分がどこの部屋を陣どるかなどをあれこれ妄想していた)

「収納の達人にならないでください」
「収納とは、あるべき場所にモノを納める神聖な儀式なのです」
(書籍P100より引用)とある。


こんまりさんが紹介する断捨離には順番があるという。
衣類、本類、書類、小物類、思い出品、の順番で行うとリバウンドしないのだそう。

その一番目、衣類の断捨離ついては、
「まず、家じゅうにある自分の衣類を収納から一つ残らず出して、一か所に集め、積み上げてください。あまりの多さにびっくりしませんか。これらはすべてあなたの洋服なのです」


そりゃそうだ。

そうなんだけれど、クローゼットの中ってどこかうまく仕舞えた者勝ちみたいなところがあって、いつか着るだろう、痩せたら着よう、これちょっと肌寒い時に便利なアイテムもうまく格納されている。

さらには4年に一回着るかどうかのスノーボードウェアもあって、もはやオリンピックレベルでしか登場しないアイテムが意外と占領しているのだった。


こんまりさんの著書は、ものを捨てることについてのテクニックや収納アドバイスをするというよりも、ものの選び方そのものを変えることに重点を置いているところが参考になる。

「ときめくかときめかないか」という潔さもあるけれど、残したものは「自分を支えてくれるもの」、「一緒に暮らすもの」とモノと自分との距離が近いのだ。

4年に一回とか、痩せたらとか、そんなあやふやな未来のためにスタンバイしておくこともない。 ちょうど季節柄、衣替えのタイミングでもあり、クローゼットの中身を全部出してみるにはいい機会だ。


今回の教訓!
・クローゼットの中身全部出してみる!
・遠巻きでスタイルをチェックすべし
・モノとの距離を考えてみるべし




「池の水全部抜く」みたいになってるけど、ちょうどいいタイミングではないか。

で、さきほどのストール問題。

買ったばかりであること、いつかこれに合うコーディネートが見つかるのではないかという淡い期待もあり、見た目はかわいいから気に入っているのに似合わないという絶望しかない現実があり。……その間で揺れている。

断捨離するのかしないのか、まだ結論は出ていないけれど、「自分を支えてくれるもの」、「一緒に暮らすもの」を基準に検討してみようと思う。
(首を支えてくれるようには見えるけどね!)



次回は一年を通して参考になるスタイリストさんの書籍を紹介します。


(柚月裕実)