◯◯も可燃ゴミ?ゴミ清掃芸人が描いた漫画に「知らなかった」の声
お笑いコンビ「マシンガンズ」の滝沢秀一さんは、お笑い芸人として活動しながらゴミ収集会社で清掃員として働いています。
そんな二足のわらじで頑張っている滝沢さん(@takizawa0914)がTwitterに投稿した「焼却技術の進歩」をテーマにした漫画が話題となっています。
『ゴミ清掃員の日常』
— マシンガンズ滝沢 (@takizawa0914) 2018年7月27日
・焼却技術の進歩
を「漫画」にしてみました。#ゴミ清掃員の日常 pic.twitter.com/DsqFm08p5M
滝沢さんは以前、CDやCDケース、ビデオテープ、ハブラシ、保冷剤などを、なんとなくの常識で「不燃ゴミ」として分類していたそうです。しかし、ゴミ清掃員になってから、それらが「可燃ゴミ」であることを知ります。
以前の焼却炉は低温で燃やしていたため、プラスチックなどは有害な物質を出していましたが、現在は技術が進歩し、高温での焼却が可能になったため、それらの問題が解決されたそう。
そのため、昔は不燃ゴミであった先ほどのものが、現在は可燃ゴミで出せるようになっているんです。ただし、使い捨てカイロは中身が鉄なので「不燃ゴミ」ですし、アルミ箔や乾電池、コップなどは現在も不燃ゴミです。
もし、焼却炉で燃えない不燃ゴミがたまると、火を止めて不燃ゴミをかき出す清掃工場もあるそうで、その費用はなんと200万〜350万円かかるんだとか。これらは税金でまかなわれるため、「瓶ビール1本ぐらいわからねぇだろ?」と安易な気持ちで可燃ゴミに入れてしまうような人は「税金ドロボー」なんですね。
この漫画を見た人からは、こんな声があがっています。
申し訳ございません
— 雑務員X-T20 (@noranekotoko) 2018年7月27日
家族で暮らしてた頃は貼るカイロを可燃ごみに入れてました????
自治体の分別表通りゴミを分別して出しているのに、燃えるゴミと一緒にCDケースや歯ブラシを出すと近所の年寄りが「あんたのゴミに燃えないゴミが入ってるよ!」と怒鳴り込んでくるので渋々不燃で出してる。"昔は燃えないゴミだった"を未だに引きずってる年寄りに分別方法の周知をしてもらいたいです。
— Pak (@owlbed) 2018年7月29日
また、滝沢さんの同業者の人からこんなツイートも…。
僕は清掃工場の運転員です。焼却炉の中からは毎日凄くたくさん燃えない物が出てきます。焼却炉を止めて整備するたびに汗だくになって掻き出します。
— 神騎一天!銀河美中年☆ (@johnny19710506) 2018年7月28日
一方で、このようなツイートもあります。
うちの自治体ではCDもケースも歯ブラシもボールペンも不燃ゴミです。ビデオテープは処理する機械に絡まるとのことで可燃でした。
— Nagomiya*夏眠中 (@nagomiya_popon) 2018年7月28日
自治体によって違うので、このマンガを鵜呑みにせず確認することが大事じゃないかと。
ごみ分別アプリを出してる自治体もありますよ。
可燃ゴミか不燃ゴミかの区別は、自治体によって異なるようですね。上のツイートをした人の自治体では、CDもケースや歯ブラシなども不燃ゴミとのことなので、このマンガを鵜呑みにせずに自治体に確認したほうがいいでしょう。
市の方から各家庭に配布されているので…
— しょうこ (@syouko223) 2018年7月29日
無い人は貰いに行くか福祉センターなどで貰えます。 pic.twitter.com/DNvfyVodaG
ウチの地域のゴミ出しアプリで調べたところ、アルミ箔は燃やせるゴミでした。
— ママ まま (@h_k_mama_y) 2018年7月28日
自治体で違うのでしょう。
調べて出すことが大事ですね。 pic.twitter.com/qaLYEjO3Sb
このように、自治体がゴミの分別方法を解説するPDFを用意されていたり、中には「ゴミ分別アプリ」を出してる所もあるそうですので、一度確認してみてはいかがでしょうか?
(いまトピ編集部:ヤタロー)