【朗報!】男性も使えます。お得な「葉山女子旅きっぷ」で葉山ごはん&美術館

2018/6/10 15:40 KIN KIN

海!葉山!

心躍るキーワードですよね!海の近くってなんでこんなにワクワクするのでしょうか?



少し前に神奈川県立近代美術館 葉山館で開催されている展覧会「ブルーノ・ムナーリ こどもの心をもちつづけるということ」(6月10日まで)を見に行ってきました。一つ前に書いた絵本のコラムでピックアップした展覧会です。

コドモのためだけじゃ勿体無い!オトナのための絵本と展覧会のススメ
https://ima.goo.ne.jp/column/article/5872.html


さて、都内からだと葉山は日帰り小旅行な気分です。充分通勤圏内ですけど、海のほうに行くというだけで気分が切り替わりますね。そこで、なにかお得な切符など無いかな?と思って探していたら見つけたのがこれ。



葉山女子旅きっぷ | おトクなきっぷ
https://www.keikyu.co.jp/visit/otoku/otoku_hayamagirl/

女子旅かぁ、こんなお得な切符良いなぁ……と思いながらホームページを見ていたら、見つけた言葉が、なんと!

女性限定のきっぷではありません。どなたでもお買い求めいただけます。

驚いたのでもう一回!

女性限定のきっぷではありません。どなたでもお買い求めいただけます。

女子旅なのに女性じゃなくても良いんだ!



と言うことで、女性もすなる女子旅といふものを、男性である私もしてみむとてするなり。目指せ女子旅で神奈川県立近代美術館 葉山館!少しウキウキ気分で行ってみましょう。



「葉山女子旅きっぷ」とは

さて、その京急が出しているお得な切符「葉山女子旅きっぷ」とは

・京急新逗子駅までの京急線往復乗車券+京急バスフリー乗車券(逗子エリア)
・選べるごはん券(逗子葉山エリアの指定店舗から選択)
・選べるおみやげ券(逗子葉山エリアの指定店舗から選択)



この3点が揃った券です。女子旅と言う名ですがカップルだろうが夫婦だろうが男一人だろうがOKです。

品川駅でこの切符を購入すると3,000円(2018年5月現在)です。出発駅で値段は変わります。ごはん券とおみやげ券だけで元が取れそうです。そこに京急線の新逗子までの往復電車賃に加え、京急バスがエリア限定だけど乗り降りし放題。決してこのコラムは京急の広告ではありませんが、かなりお得!



まずはチケット購入、電車の旅で逗子まで

私は品川で購入しました。幾ら男性でも買えるといってもこの切符のURLに「otoku_hayamagirl」と書いてあるくらいです、ガールではない、ましてや女性でもない私が買うのは少し気恥ずかしいものです。



でも大丈夫、切符の自販機で買えます。キカイアイテナラアンシンデス。そして京急で新逗子まで。

という事で新逗子に到着。こちらの駅近くにもごはん券やおみやげ券を使えるところが何軒かあります。ちなみに電車の場合は途中下車も可能です(但し戻ることは出来ない)。バスは逗子・葉山の中でもエリア限定になりますが乗り降り自由です。



今回はせっかくの女子旅(?)なのでランチは海が見えるところがいいですね、と、何かわからない根拠によりバスに乗り海へ向かいます。



女子旅ランチを体験!

バスで森戸海岸まで。このあたりでランチを取ることにしました。この森戸海岸周辺がごはん券が使える店が一番集まっています。



ごはん券は利用可能時間の指定ありで、店によっては女子旅きっぷ利用だと事前予約等が出来ないところもあるみたいですね。土日がお休みのお店などもありますし、時期によっては週末は混む事もありそうです。

葉山女子旅きっぷ-選べる逗子・葉山ごはん券
http://www.keikyu.co.jp/information/otoku/otoku_hayamagirl/restaurant.html

実際に私が行った時も混雑で待ちが出そうだったり、いっぱいお店もありました。私はサンドイッチのお店でランチしたのですが、思ったりボリュームがあって、あと、パンが美味しい!ここ、良かったですよ。



ランチのお店決める時に便利なのがこちらのサイト。

お店の混雑情報
http://hayamagirl.keikyu.co.jp/

この女子旅に登録されているお店の混雑状況が判るというもの。これを見ながら当日予定を調整できるのです。

さて、ついでにこのエリアでおみやげ券も使ってしまいます。おみやげはプリンとかケーキとかいろいろありましたがしたが私的にはこれが一番魅力的でした。



コロッケ!焼き豚!人気の肉屋さんなんですって。今日の夕飯は決まりですね。家計が助かるというものです。



海はいいですね、そして美術館へ

森戸海岸で海を眺めながら、海岸の近くにある森戸神社へ行ってみます。



森戸神社(森戸大明神)
http://www.moritojinja.jp/index.html

子授・安産、そして恋愛成就にも良いと言う神社です。とう言う事で(?)、女子旅きっぷを持った女子がたくさん居ました。この神社に限らずですが、森戸海岸やバスの中には女子旅きっぷ女子を何人も見かけました。流行ってますね。

のどに効く神社と言うのもあり、お参りしてきました。これで私も歌手になれるかな。



神社の裏手には故石原裕次郎さんの碑もあります。「森戸の夕照」は神奈川の景勝50選にも選ばれているようですが昼間の景色も綺麗でした。富士山は見ることが出来なくて残念。



良い気分ですっかり忘れかけていましたが、最終目的地は美術館でした。天気も良いので海辺の道路を歩いていたらCMに使われたバス停を発見。



京急バス乗り放題ではありますがそのまま美術館まで歩いていくことにします。せっかく海に来たのですからね。



建築の展覧会などで見たことのある建築も発見。道路を挟んでも海が見えるように大きく窓が開かれている建物です。歩くとこう言う発見があります。



一色海岸まで来たら美術館はすぐ近く。



上空を飛んでいるトンビにコロッケを取られないように気をつけながら一色海岸に降りて海岸沿いをあるいていきます。近くには葉山御用邸に隣接する葉山しおさい公園があります。

葉山しおさい公園
https://www.town.hayama.lg.jp/soshiki/shougaigakushuu/2/2/7822.html

また、近代日本画家、山口蓬春の記念館もありました。



山口蓬春記念館
http://www.hoshun.jp/

そして神奈川県立近代美術館 葉山館、海を眺めることが出来てとても素敵な環境です。



神奈川県立近代美術館 葉山館
http://www.moma.pref.kanagawa.jp/public/HallTop.do?hl=h




美術館の中庭に設置されていたイサムノグチの「こけし」。これは閉館してしまった神奈川県立近代美術館 鎌倉館にあったものですね。みんな記念撮影していました。美術館に併設されているレストランやショップで葉山女子旅きっぷのごはん券やおみやげ券を使うことも出来ます。

美術館を堪能したら、バスで新逗子へ駅へ帰ります。バスから見えた江ノ島の影。良く観たらその左側に富士山の影がうっすら出ていました。ようやく富士山を見ること出来た!



この女子旅きっぷ、お得なのは間違いないのですが、やはりごはんをどこで食べるか、おみやげをどうするか、それが一番の悩みですよね。ごはんものは海の近くなのでしらすを使ったり魚介系のメニューも魅力的でした。和食、イタリアン、フレンチといろいろ選択出来るのが嬉しいです。おみやげものは私が選んだ様なガッツリしたもの以外にもスイーツなどの選択もあるので、女子旅気分としてはそちらもオススメです。

「女子旅」と言うタイトルを見た段階で男性はページ閉じてしまうかも。それでは勿体無い、遠慮なく男性も使わせてもらおうではないか!