阿波おどりに累積赤字!?…「ファンシー絵みやげ」で振り返る徳島みやげ(1/3)

2018/3/9 12:00 山下メロ 山下メロ


こんにちは。平成元年あたりのカルチャーを発掘調査している山下メロと申します。80年代とも90年代とも違うその時代を、平成レトロとして愛好しております。


↑著書『ファンシー絵みやげ大百科 忘れられたバブル時代の観光地みやげ』発売中です!



当連載では、80年代から平成初期に流行した「ファンシー絵みやげ」から、当時の流行を紹介していきたいと思います。「ファンシー絵みやげ」とは80年代からバブル経済期~崩壊を挟んで90年代まで、日本の観光地で若者向けに売られていた、かわいいイラストが印刷された雑貨みやげのことです。



「ファンシー絵みやげ」については連載第一回をご覧ください。

■ 阿波おどりに累積赤字4億円のニュース

最近、徳島県の阿波踊りについてのニュースを何度も目にしました。

「阿波おどり」4億円超の累積赤字、運営めぐり徳島市と観光協会が対立

具体的な内容は記事を見てもらうとして、とにかく阿波おどりという伝統的かつ重要な行事が良い形で存続してくれることを望みます。

ちなみに私は昨年、徳島へもファンシー絵みやげの保護活動に赴きました。



鳴門海峡にかかる大鳴門橋が見える場所で記念撮影しました。後ろのフェンスが渦潮をモチーフにした装飾となっていて良いですね。真夏に四国を歩き回ったこともあり、私はとても日焼けをしています。手に持っているのは、現地で購入したファンシー絵みやげ、阿波踊りのイラストが入ったタオルハンガーです。では他の写真も紹介しましょう。



このように土産店のあるエリアに立っている顔ハメ看板も阿波踊りがモチーフとなっています。



いつのものだか分かりませんが、土産店にポスターがありました。クリィミーマミともコラボレーションしていたのですね。

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