祝『私をスキーに連れてって』放映!…「ファンシー絵みやげ」で振り返る上越線のゲレンデ(1/2)
こんにちは。平成元年あたりのカルチャーを発掘調査している山下メロと申します。80年代とも90年代とも違うその時代を、平成レトロとして愛好しております。
↑スキーウェア姿で失礼します。
当連載では、80年代から平成初期に流行した「ファンシー絵みやげ」から、当時の流行を紹介していきたいと思います。「ファンシー絵みやげ」とは80年代からバブル経済期~崩壊を挟んで90年代まで、日本の観光地で若者向けに売られていた、かわいいイラストが印刷された雑貨みやげのことです。
「ファンシー絵みやげ」については連載第一回をご覧ください。
■ 「私をスキーに連れてって」放映
この連載の記念すべき第一回目は、ちょうど映画『私をスキーに連れてって』がチャンネルNECOで放映された日でした。
その後、1987年11月21日公開の『わたスキ』は30周年を迎え、それを記念した特別上映会なども行われるなど盛り上がりを見せました。
↑前回、『わたスキ』の放映を観るためにスキーウェアで待機していた私。
そして、今回はなんと配信日翌朝の1月13日7時30分からCS日本映画専門チャンネルにて『わたスキ』が放映されるというタイミングが訪れました。(12月から何度から放映していて1月16日 17時からも放映あり)
ファンシー絵みやげが多数売られたバブル経済期に起こったスキーブームの火付け役と言われる映画で、この映画からホイチョイプロダクションによって『彼女が水着にきがえたら』、『波の数だけ抱きしめて』と続く、いわゆる「バブル期ホイチョイ三部作」が誕生したのです。
しかしBlu-ray化されているのが、なぜか三部作最後の『波の数だけ抱きしめて』だけで、前2作品はVHSやLDをのぞけばDVDのみといった状況なのです。そのため、CSなどでの放映がされるということは、より高画質で観られるチャンスということになります。