台湾にファンシー!?…「ファンシー絵みやげ」で振り返るイラストレーション(23)

2017/12/29 12:00 山下メロ 山下メロ


■ 伊豆での出会い

その日は、テレコマさんヘッチャリンコさんといういつもの3人が久々に揃ってファンシー絵みやげ保護活動、略称「ファみ活」を伊豆半島で行っておりました。

主に観光地の土産店を調査するのですが、移動中には看板などの文字やイラストの味わい深いモノを観察したり撮影したりもしています。
この日は、何か感じる看板を見つけたので、わざわざ戻ってまで撮影しました。それがこちらです。



ハイ。衝撃的なことに、伊豆にある個人商店の看板の絵と、台湾の看板の絵がまったく同じイラストなのです。

ただ当時は「何か見覚えのあるイラスト」というくらいで、具体的に台湾のものと同じということには思い至りませんでした。一緒だと気づいたのは今回のツイートを見てからなのです。

この看板のヒントになればと、前後の写真を紹介しましょう。


↑看板を見た後に立ち寄った展望施設。土産店の中は、めちゃくちゃ吠える犬がいてなかなか入れなかった。敷地内には気晴らし台あり。


↑そして波勝崎の野猿公苑にてこのような状況に。


↑そんな中でも売店は調査しなくてはならない。

そしてなんとなく見たことがあるという記憶は、なんと台湾のものではありませんでした。

■ 湯呑との出会い

また数日が過ぎた後で、たまたまコレクションの陶磁器を整理していたところ、この湯呑みを見つけました。



はい。完全に台湾のイラスト、伊豆のイラストと一緒ですね。こちらは地名の名入れこそないものの、観光地の土産店で売られていた湯呑みなのです。書き文字のセリフやローマ字日本語も入っていますね。

まさか自分がこのイラストのものを持っているとは思いませんでした。完全に忘れていました。

しかし、これだけではありませんでした。

■ イラスト本での出会い

当時のファンシーイラスト本を見ていたときに、こんなものを見つけてしまいました。


↑こちらがその本の表紙。



完全に伊豆の商店の看板に描かれた男女のカップルと同じイラストです。こちらにはセリフはなく感情移入しづらいですね。イラスト本の会社から使用権を得て、商店の看板に使ったのでしょう。しかしそうなると台湾のあのイラストは正式に許可をとっているのでしょうか。

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