台湾にファンシー!?…「ファンシー絵みやげ」で振り返るイラストレーション(1/3)
お久しぶりです。平成元年あたりのカルチャーを発掘調査している山下メロと申します。80年代とも90年代とも違うその時代を、平成レトロとして愛好しております。
当連載では、80年代から平成初期に流行した「ファンシー絵みやげ」から、当時の流行を紹介していきたいと思います。「ファンシー絵みやげ」とは80年代からバブル経済期~崩壊を挟んで90年代まで、日本の観光地で若者向けに売られていた、かわいいイラストが印刷された雑貨みやげのことです。
「ファンシー絵みやげ」については連載第一回をご覧ください。
■ 台湾からの報告
先日 Twitter で「ファンシー絵みやげ」のワードでエゴサ―チをしたところ、以下のようなツイートを見つけました。
ファンシー絵みやげ的案件。 pic.twitter.com/9Y32RAOigc
— サカイユウゴ(U5) (@officek) 2017年10月30日
なるほど、確かにファンシー絵みやげのようなイラストですね。こちらは台湾にある「駐車禁止」を意味する看板のようなのですが、実はすでに過去にも報告を受けていました。
台湾でのファンシー絵、発見#ファンシー pic.twitter.com/dFY95QJeCP
— ないす (@nicesan) 2016年10月16日
これは1年前の2016年10月に、友人が現地からツイートしていたものです。ですが、私はこの時点で以下のように引用リツイートしており、すでにこの看板の報告を受けたことがあったようです。
台湾のファンシーイラスト報告といえばコレ! むしろコレしか無いのでは!? https://t.co/UXN5jP7qUd
— 山下メロ????(,, ⁀. .⁀ ,,) (@inchorin) 2016年10月16日
最初に報告を受けたツイートは確認できませんでしたがタイムラインでは以下のようなツイートもありました。
請勿停車はいいよな pic.twitter.com/Ct4fEpZFra
— タナベ (@TNB) 2016年11月8日
「請勿停車」が「駐車禁止」の意味で、下には「ご協力に感謝します」といった意味の文章が続いている。さらにこの1年後にこんなツイートもありました。
請勿停車、ファンシー伴いがち(たまに原始的なヤツもいる pic.twitter.com/3TWygIauSh
— タナベ (@TNB) 2017年11月6日
台湾に行ったら請勿停車をチェックしなくてはいけませんね。
そして私は2016年の報告を受ける前の2016年6月に、伊豆でとある出会いをしています。