もう完成!?2020年の新設五輪会場、爆誕!コンサートにジムも…ポテンシャル高すぎ
■サブアリーナ
[競技面1,800m2,可動畳で武道場にも]
メインアリーナを出て、1階メインエントランスを挟んだ向こう側がサブアリーナ。右奥に見える階段を上ると2階の観客席に行けます。
こちらはメインアリーナとは対照的に白を基調とした、壁・天井・照明ともいわば“体育館っぽい”空間です。
バスケットコートは2面取れ、2階客席からの見え方はこんな感じ。
さて、サブアリーナの目玉イベントは、小池百合子都知事も応援に駆けつけての「シッティングバレーボール」のデモプレイ。
「パラ五輪の成功なくして、2020年の東京大会の成功なし」と断言する都知事の手に握られていたのはPARA SPORTS PASSPORT(パラスポーツ・パスポート)。
NO LIMITS CHALLENGEと銘打たれたパラスポーツの体験イベントなどへ行くと、その競技のスタンプがもらえます。
「ぜひ皆さんもより多くのパラスポーツを知って、充分“ビザ”を獲得して2020年のパラ五輪に向かってほしい」と呼びかけました。
選手たちのパス交換やアタックを打ち込む様子を見て、
「すごい!お尻をつけていないと反則という違いはあれど、普通のバレーボールと同じように迫力があるんですね」と感心する都知事。
「どこにも負けない“チーム力”を発揮して頑張りたい」と選手が決意を語ると
「日本は世界ランク11位だけれど実力は実質7位とのこと。チーム力を発揮してぜひメダルを目指してほしい」と期待を寄せていました。
さらに、パスポートに全22競技のスタンプを集めたら何かもらえるんですか?と聞かれた都知事は
そうですね…何か考えておきます
と軽やかに言い残して去っていきました。
よーし、そうとなればパスポートとスタンプを貰いに行こうではないか!
目印はこの看板。都庁など他の場所での配布は無く、パラスポーツのイベント会場でしか手に入らないそうなので、ちょっとしたプレミア感があります。
取材に同行してくれた東京大会でボランティアを志望するマナミちゃんも「全部集めたい!」と笑顔。
サイズ・質感・デザインとも本物のパスポートに似せていて、持っているだけでちょっと嬉しいアイテム。コンプリートしなくても、都知事から何か貰えなくても、スタンプを集めていくうちにパラスポーツがぐっと身近になるに違いない!
サブアリーナでは他にもイベント多数。例えば最大4面設置できる可動畳の上では
アテネ大会と北京大会で金メダルを獲得した谷本歩実さんによる体験柔道教室が。
子供たちの表情(出せないけど)がイキイキしていたのが印象的です。
車いすバスケの体験も楽しそう!
でも、一番気になったのが終始「バーン!」と大きな音を立てていたウィルチェアー(=車いす)ラグビー体験。リオ大会で銅メダルを獲得した山口貴久選手や若山英史選手、皆さんが笑顔で迎えてくれて誘われるまま参加することに。
競技専用の車いすに乗って実践さながらの衝突を受けてみるという、ちょっと無謀?とも思える体験。だけどやってみたら全然痛くも怖くもなく(もちろん手加減あり)最高に楽しかった!
左右のホイールは驚くほど軽くて回しやすく、進んだり曲がったりはすぐできるようになります。
攻撃を受ける時は膝に手を置くようにして、体を軽く背もたれ側に押し付けるとよいそう。前かがみでいると当たった反動で前方に転倒してしまうのだとか。
ではここで実際の体験動画を見てみましょう。
アタックするのはウィルチェアーラグビーチーム「横濱義塾」の生方亮馬選手。体験者は何とメインアリーナでの試合後、隣のコートで体験プログラムもやっていた車いすバスケ「東京ファイターズ」の諸岡晋之助選手。ガチの現役選手2人による異種格闘技みたいな様相を呈してきましたが、果たして…
すっごいスピードでキツめに激突!そしてまさかの生方選手が転倒。みんなに起こされ悔しさもあらわ…ですがどこか楽しそう。最後はハイタッチでにこやかに終了~。
体験後にはもちろん、パスポートにスタンプをもらいましたよ!
■トレーニングルーム・プール・スタジオ
[いつでも誰でも利用OK!プールは50m・8コース]
サブアリーナ棟2階に来て初めて、素晴らしいものが併設されているのを発見! 毎日来たいくらい、実は施設内で一番使えるかもという「トレーニングルーム」。
ランニングマシン12台、エアロバイク14台などを備え、大きなガラス窓からは向かいの味スタを眺めつつ有酸素運動し放題!
フリーウェイトコーナーもあるし、
ラットプルダウン、シーテッドロー、レッグカールなどなど、民間のスポーツジムにあるようなマシンは一通り揃っています。
「やっぱり真新しいマシンっていいよね~~」
はい!その通り。こんな良いトレーニングルームかプール、または両方を
3時間500円
という明朗会計で使えるというのだからかなりお得です。
しかも調布市民でなくても、東京都民でなくても誰でも利用OKという太っ腹。月に14日以上通える!という人にはお得になる月額7,000円の「フリーパス」も用意されてます。
※利用料金の詳細はこちらからご確認ください
インボディ測定は利用ごとに300円。トレーナーが常駐しているので自分に合ったフィットネスプランのアドバイスも受けられるかも。
シューズなどを置いて帰れる契約ロッカーもあり。こちらは1ヵ月1,080円。
さらに嬉しいことにプールは広々とした50mプールで、室温30℃、水温も30℃の南国状態!
2階にガラス張りの観客席が付いているので見学や大会にも利用できそう。
この日は、ロンドン大会の200m平泳ぎで銅メダルに輝いた立石諒さんによる体験水泳教室も。
「早く泳ぐ必要はありません、きれいに泳ぐことを心がけて。きれいに泳げば自然と早くなれますよ」とアドバイスをおくっていました。
来年からヨガやピラティス、さまざまなダンスのプログラム(参加は別途有料)が予定されているというスタジオは大小2つ。広めのスタジオAと
小さいほうがスタジオBで、覗いたらちょうど卓球体験を開催中でした。
更衣室はポップなカラーリングでロッカーもたくさん。
特筆すべきは床が…ホッカホカ!床暖房完備です。これは幸せ~。
お風呂だって利用可能で、右がシャワーブース、左が洗い場。洗い場は一人ずつ間仕切りがあり「隣りの人のお湯がかかる問題」もこれで解決。
しかも嬉しいバスタブ付き!男性用シャワールームにも付いているそう。
筆者は近所在住なので「ジム不毛の地に東京都は良いものを作ってくれたなぁ~、ありがたい!」ともう感動の域。
そうでなくても入会金不要、利用にあたってクレジットカードなど作らされる煩わしさもなく、運動したいとき(またはお風呂だけでも?)パッと使える手軽さは誰にとっても嬉しいはずだし、本当に重宝しそうです。
オープニングイベントには13,000人が訪れたそうですが、夕方になったらまた違った落ち着いた雰囲気で、建築的な美しさを見せる「むさプラ」、
近くまで来た際には、ぜひ散歩がてら立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
■武蔵野の森 総合スポーツプラザ
東京都調布市西町290-1
TEL:042-488-8607
FAX:042-488-3633
公式サイト: http://www.musamori-plaza.com/
(スージー小江戸)
[競技面1,800m2,可動畳で武道場にも]
メインアリーナを出て、1階メインエントランスを挟んだ向こう側がサブアリーナ。右奥に見える階段を上ると2階の観客席に行けます。
こちらはメインアリーナとは対照的に白を基調とした、壁・天井・照明ともいわば“体育館っぽい”空間です。
バスケットコートは2面取れ、2階客席からの見え方はこんな感じ。
さて、サブアリーナの目玉イベントは、小池百合子都知事も応援に駆けつけての「シッティングバレーボール」のデモプレイ。
「パラ五輪の成功なくして、2020年の東京大会の成功なし」と断言する都知事の手に握られていたのはPARA SPORTS PASSPORT(パラスポーツ・パスポート)。
NO LIMITS CHALLENGEと銘打たれたパラスポーツの体験イベントなどへ行くと、その競技のスタンプがもらえます。
「ぜひ皆さんもより多くのパラスポーツを知って、充分“ビザ”を獲得して2020年のパラ五輪に向かってほしい」と呼びかけました。
選手たちのパス交換やアタックを打ち込む様子を見て、
「すごい!お尻をつけていないと反則という違いはあれど、普通のバレーボールと同じように迫力があるんですね」と感心する都知事。
「どこにも負けない“チーム力”を発揮して頑張りたい」と選手が決意を語ると
「日本は世界ランク11位だけれど実力は実質7位とのこと。チーム力を発揮してぜひメダルを目指してほしい」と期待を寄せていました。
さらに、パスポートに全22競技のスタンプを集めたら何かもらえるんですか?と聞かれた都知事は
そうですね…何か考えておきます
と軽やかに言い残して去っていきました。
よーし、そうとなればパスポートとスタンプを貰いに行こうではないか!
目印はこの看板。都庁など他の場所での配布は無く、パラスポーツのイベント会場でしか手に入らないそうなので、ちょっとしたプレミア感があります。
取材に同行してくれた東京大会でボランティアを志望するマナミちゃんも「全部集めたい!」と笑顔。
サイズ・質感・デザインとも本物のパスポートに似せていて、持っているだけでちょっと嬉しいアイテム。コンプリートしなくても、都知事から何か貰えなくても、スタンプを集めていくうちにパラスポーツがぐっと身近になるに違いない!
サブアリーナでは他にもイベント多数。例えば最大4面設置できる可動畳の上では
アテネ大会と北京大会で金メダルを獲得した谷本歩実さんによる体験柔道教室が。
子供たちの表情(出せないけど)がイキイキしていたのが印象的です。
車いすバスケの体験も楽しそう!
でも、一番気になったのが終始「バーン!」と大きな音を立てていたウィルチェアー(=車いす)ラグビー体験。リオ大会で銅メダルを獲得した山口貴久選手や若山英史選手、皆さんが笑顔で迎えてくれて誘われるまま参加することに。
競技専用の車いすに乗って実践さながらの衝突を受けてみるという、ちょっと無謀?とも思える体験。だけどやってみたら全然痛くも怖くもなく(もちろん手加減あり)最高に楽しかった!
左右のホイールは驚くほど軽くて回しやすく、進んだり曲がったりはすぐできるようになります。
攻撃を受ける時は膝に手を置くようにして、体を軽く背もたれ側に押し付けるとよいそう。前かがみでいると当たった反動で前方に転倒してしまうのだとか。
ではここで実際の体験動画を見てみましょう。
アタックするのはウィルチェアーラグビーチーム「横濱義塾」の生方亮馬選手。体験者は何とメインアリーナでの試合後、隣のコートで体験プログラムもやっていた車いすバスケ「東京ファイターズ」の諸岡晋之助選手。ガチの現役選手2人による異種格闘技みたいな様相を呈してきましたが、果たして…
すっごいスピードでキツめに激突!そしてまさかの生方選手が転倒。みんなに起こされ悔しさもあらわ…ですがどこか楽しそう。最後はハイタッチでにこやかに終了~。
体験後にはもちろん、パスポートにスタンプをもらいましたよ!
■トレーニングルーム・プール・スタジオ
[いつでも誰でも利用OK!プールは50m・8コース]
サブアリーナ棟2階に来て初めて、素晴らしいものが併設されているのを発見! 毎日来たいくらい、実は施設内で一番使えるかもという「トレーニングルーム」。
ランニングマシン12台、エアロバイク14台などを備え、大きなガラス窓からは向かいの味スタを眺めつつ有酸素運動し放題!
フリーウェイトコーナーもあるし、
ラットプルダウン、シーテッドロー、レッグカールなどなど、民間のスポーツジムにあるようなマシンは一通り揃っています。
「やっぱり真新しいマシンっていいよね~~」
はい!その通り。こんな良いトレーニングルームかプール、または両方を
3時間500円
という明朗会計で使えるというのだからかなりお得です。
しかも調布市民でなくても、東京都民でなくても誰でも利用OKという太っ腹。月に14日以上通える!という人にはお得になる月額7,000円の「フリーパス」も用意されてます。
※利用料金の詳細はこちらからご確認ください
インボディ測定は利用ごとに300円。トレーナーが常駐しているので自分に合ったフィットネスプランのアドバイスも受けられるかも。
シューズなどを置いて帰れる契約ロッカーもあり。こちらは1ヵ月1,080円。
さらに嬉しいことにプールは広々とした50mプールで、室温30℃、水温も30℃の南国状態!
2階にガラス張りの観客席が付いているので見学や大会にも利用できそう。
この日は、ロンドン大会の200m平泳ぎで銅メダルに輝いた立石諒さんによる体験水泳教室も。
「早く泳ぐ必要はありません、きれいに泳ぐことを心がけて。きれいに泳げば自然と早くなれますよ」とアドバイスをおくっていました。
来年からヨガやピラティス、さまざまなダンスのプログラム(参加は別途有料)が予定されているというスタジオは大小2つ。広めのスタジオAと
小さいほうがスタジオBで、覗いたらちょうど卓球体験を開催中でした。
更衣室はポップなカラーリングでロッカーもたくさん。
特筆すべきは床が…ホッカホカ!床暖房完備です。これは幸せ~。
お風呂だって利用可能で、右がシャワーブース、左が洗い場。洗い場は一人ずつ間仕切りがあり「隣りの人のお湯がかかる問題」もこれで解決。
しかも嬉しいバスタブ付き!男性用シャワールームにも付いているそう。
筆者は近所在住なので「ジム不毛の地に東京都は良いものを作ってくれたなぁ~、ありがたい!」ともう感動の域。
そうでなくても入会金不要、利用にあたってクレジットカードなど作らされる煩わしさもなく、運動したいとき(またはお風呂だけでも?)パッと使える手軽さは誰にとっても嬉しいはずだし、本当に重宝しそうです。
オープニングイベントには13,000人が訪れたそうですが、夕方になったらまた違った落ち着いた雰囲気で、建築的な美しさを見せる「むさプラ」、
近くまで来た際には、ぜひ散歩がてら立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
■武蔵野の森 総合スポーツプラザ
東京都調布市西町290-1
TEL:042-488-8607
FAX:042-488-3633
公式サイト: http://www.musamori-plaza.com/
(スージー小江戸)