メルヘンとイラストポエムの世界…「ファンシー絵みやげ」で振り返る大門多美先生のファンシー絵はがき(2/3)

2017/11/17 12:00 山下メロ 山下メロ


■ セピア色の報せ

まず、東京は葛飾柴又に昭和レトロ喫茶セピアさんというお店がございます。SNSを通じて存在を知り、いつか行きたいと思っていました。私が江の島から戻ったすぐ後に、なんとそのセピアさんから驚きのお知らせが届きました。


簡単に言いますと、私が娘さんに出会った数日後に、偶然に大門多美さんが喫茶セピアさんを初訪問されたそうです。そしてその際に「私のしおりを買ってくれた人がいる」という話になり、娘さんから届いたツーショット写真を見せてくださり、それを見たお店の方が「メロさんだ!」と気づいて連絡してきてくださったのです。

本当に偶然の連続。
娘さんに出会ってからわずかひと月、私は柴又へやってきました。


↑柴又駅。駅前に映画『男はつらいよ』の銅像がある。

せっかく柴又に来たので、まずは柴又帝釈天でファンシー絵みやげ保護活動を行いました。


↑賑わう参道に土産店が並ぶ。黄色い提灯に「寅さんの日」と書かれている。この日は偶然にも寅さんの日だった。

参道を抜けて帝釈天へもお参りしました。



そして、会う約束をしていた時間に、喫茶セピアさんへ向かいました。

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