知ってる? 子どものストライダーデビューに最適なパーク

2017/8/2 17:00 ブーストマガジン ブーストマガジン

ストライダーを始めるならオフィシャルパークがおススメ!


ストライダーの楽しさを発見できるかな?

2歳から乗ることができる、ペダル無しのランニングバイク「ストライダー」は、バランス感覚の向上、ひいては自転車にすぐに乗れるようになるなど、それ自体の楽しさはもちろん、子どもの成長に役立つということで人気を呼んでいる。世界で150万台も販売されており、今や三輪車に取って代わる存在といえる。

そんなストライダーをはじめるの当たり、便利なオフィシャルパークがあるのをご存知だろうか? 今回は、ストライダーを始めるにあたっての注意点や乗りこなす秘訣を、オフィシャルパークで、ストライダーのアンバサダーに直接指導してもらった。幼い子どもを持つ親に、ぜひとも読んでもらいたい。


世界中で大ヒットしているストライダー。クラシックモデルは10900円(税抜)、「より快適に、安全に、より長く遊べる」をコンセプトに開発されたスポーツモデルは13500円(税抜)

訪れたのは東京都練馬区にある「ストライダーエンジョイパーク としまえん」。慣れてくれば、ストライダーの利用が許されている公園などで遊ぶのもいいが、少なくともストライダーデビューの際は、しっかり整備されたオフィシャルパークを利用するのがおすすめだ。なお、ストライダーは自転車ではないので公道での走行はNG。


「ストライダーエンジョイパーク としまえん」は都内で唯一のオフィシャルパーク。ストライダーに夢中の親子連れが多く集まる


今回ストライダーで遊ぶのは、西山たいしくん3歳。ストライダーには以前に1度乗ったことがあるが、そのときは乗りこなせなかった。本人があまり積極的でないことにお母さんが困っている


ストライダーのアンバサダーである守上大輔さん(左)と有薗啓剛さん(右)。イベントや保育園などで、ストライダーの乗り方指導や安全指導を行っている

ストライダーを始めるにあたって、まず大切なのが安全性の確保だ。

有薗啓剛さん
「ヘルメットはマスト。できれば肘パットと膝パットも着用してほしいです。また、ハンドルとシートの高さを変えられるので、子どもの体格に合わせてあらかじめ調整しておきましょう!」



ハンドルは大人の指の3本分ほどの間隔をとって固定すればOK


シートは座ったときに膝が少し曲がるくらいにセット


子どもは動きづらかったり、違和感があったりすることを嫌うが、安全のためにはプロテクターを付けさせるべき

とはいえ、プロテクターを付けるのを嫌がる子どもは多い。

守上大輔さん
「そんなときは何も付けずに乗せてみて、子どもの走る楽しさを触発してから、乗るための条件として提示するのもありです。それまでは、保護者がしっかりサポートしてあげましょう」


こうした準備を経て安全を確保したら、ここからは実践。なお、始めてすぐはシートに座らず、ストライダーをまたいだまま進んでいく子どももいるが、慣れれば自ずと座って走れるようになるため、ひとまずはそれでも問題ないという。


そもそもストライダーは、転ぶことが前提の乗り物で、転倒のダメージが少なくなるよう設計されている。そのため、心配かもしれないが、自立心を育む意味でも過度な手助けは不要

少しずつでも自分で進めるようになれば、あとはどんどん走って上達していくのみ。

守上さん
「そんな中で保護者が気をつけたいのは、やはり安全について。それを大別すると“止まること”と“何が危ないかを覚えさせること”の2つです」


ストライダーにはブレーキが付いていない。大人の感覚だと、ブレーキ機能がない乗り物に不安を覚えるかもしれないが、子どもだと話は別なのだとか。

有薗さん
「ブレーキを操作するには握力が必要で、そもそも“止まる=ブレーキレバーを握る”という行為は、子どもにとっては複雑なんです。だから直観的な分、子どもにとって“止まる=足を使う”の方がとっさに判断しやすいんですね。


ストライダーは操作が直観的なため、びっくりする速さで乗り方が上達していく。そのため、初めに止まり方を覚えさせるのがいいという。

有薗さん
「また、子どもはとっさの判断が苦手なので、保護者の“ストップ”の合図でしっかり止まれるように教え込むことも大切なんです」



乗り始めは子どもを褒めるなどすると上達が早くなり、保護者が一緒に楽しむのも、慣れさせるのに有効


進む先に待ち構えて呼んでみると、たどたどしくも着実にストライダーを進めていた


開始から30分もすれば、自発的に進むことに楽しむように


コース内の障害物にも挑戦。平坦なコースに慣れてきた子どもは、起伏などトリッキーな場所に面白味を感じる

今回挑戦してくれたたいしくんは、ストライダーに乗った経験が1度しかなく、当初お母さんは「なかなか自分から乗ろうとしなくて…」と困り顔だった。ところが、アンバサダーのお2人といざ挑戦してみると、1時間程度で乗りこなすように。最後には「もっと乗りたい!」と、その楽しさにどっぷりハマっていた。走る子どもを先導したり、ノセたりする様子はさすがアンバサダーといったところだが、守上さんによると、親が子どもと一緒になって楽しむだけで、子どもは自ずと乗るようになるという。そしてそれこそが、ストライダーが上達する一番の近道でもあるんだとか。

近年、自転車などで転んだときにとっさに地面に手を着けず、頭などにケガを負う子どもが増えているという。転ぶことが前提のストライダーでは、転びにくいバランス感覚を養うとともに、体験を通して“上手に転ぶこと”を体に染み込ませることができるという。

<ストライダーを始める際の第一歩>
・ストライダーのシートを体格に合わせてセッティング
・ヘルメットやプロテクターの着用
・ハンドル操作を覚えながら歩くそして、走ることに慣れさせる
・止まる練習をして覚えさせる


ストライダーはレースイベントも世界中で開催されており、乗れるようになったあとも家族でのお出かけが楽しい。まず第一歩として、この夏は、「ストライダーエンジョイパーク としまえん」で子どものストライダーデビューを飾ってみてはどうだろうか?

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