【インスタ映えも】東京の桜の絶景、温泉、ハイキング…穴場スポットはここ!
2017年の桜の開花宣言は、東京が一番乗りでビックリ!でも満開予想は今週末(4/1~2)だから、ただ今お花見計画中という方も多いのでは。
都心の名所や、有名な高尾山の一丁平の桜も良いけれど人気スポットは混雑しがち。そこで、都内だけど秘境感があり、絶景の桜をノンビリしみじみとお花見できる穴場を紹介します。
冒頭画像の赤い鳥居のように、日本の桜にふさわしい「和の風景」と一緒に撮れるのでインスタ映えも抜群!しかも場所は郊外&山あいで見頃は都心の1週間~10日後。賑やかにお花見した後の第二弾は静かに…とか、お花見しそびれて都心の桜が散っちゃった…なんて時にもおススメです。
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★乙津 花の里
昨シーズン 「ここ本当に東京!?花見の穴場『桜の絶景』が桃源郷すぎる」というコラムで紹介した、新宿から1時間半の絶景。あきる野市乙津(おつ)の里一帯がソメイヨシノやしだれ桜、ミツバツツジなどに埋もれるさまは壮観です。
特に「龍珠院」周辺が最も見どころで、桜がお堂を覆い尽くし飲み込むかのよう。
足元まで届く立派なしだれ桜を目の前でまじまじと…見るほどに心を奪われます。
桜を背景に勉学に励む“ニノキン”こと二宮金次郎のかわいらしい姿には「いいね」がたくさん集まるかも?
桜のピンク色、菜の花の黄色、向かい側の山の蒼さをひと目で。これぞ「日本人のDNAに書き込まれている里山」「故郷の原風景」といった趣き。
歩いて10分足らずの場所には「秋川渓谷 瀬音の湯」という日帰り温泉も。渓谷の流れを聞きながら露天風呂でくつろげます。
それほど広い範囲ではないけれど、圧巻のボリュームと密度で里を埋め尽くす桜が見事な乙津花の里。行き方は、あきる野市「乙津花の里」ページでも確認できます。
http://www.city.akiruno.tokyo.jp/0000001426.html
※開花情報の参考サイト:「秋川渓谷」サイト内「のらぼう日記」
http://www.akirunokanko.com/?cat=53
★弁天山(網代弁天山)
乙津花の里の最寄りであるJR武蔵五日市駅の1つ手前「武蔵増子駅」から歩いて20分で赤い鳥居と桜の絶景に着き、そこから20分弱で弁天山(高さ292m)頂上に着くという超プチハイキングコース。
鳥居の左手にある小さな棚田も和の情緒を添える見どころの一つ。
赤い鳥居の登山口の手前に公衆トイレがあるのですが、寄るついでに鳥居と逆方向へ少し散策するのもおすすめです。
ちゃんと定位置が用意されたお地蔵様がツツジを背景に誇らし気だったり、
畑の菜の花、桜、小さな橋という情景にほっこりしたりします。
鳥居に戻って、弁天山へ上がる道はとてもゆるやか。
花を愛でながら「展望台」の看板が示す方向へ登ればあっという間に山頂に到着!
山頂は狭いけれど眺望は格別。晴れて運がよければスカイツリーや筑波山まで見えるという絶景です。
目の前のヤマザクラは、ソメイヨシノの時期には散りかけかも…。でも山頂のソメイヨシノはちょうど満開。
このまま武蔵増子駅に戻るのももちろんOK。「もう少し歩きたいな」という場合は武蔵五日市駅を最終目的地にし、「小峰ビジターセンター」を目指して進めば近くに「小峰公園」という桜の名所があります。
ここまで弁天山の頂上から50分ほど。石のテーブルといすでゆっくりお花見するのもオススメです。ただ、小峰公園の桜の見頃は都心とほぼ同じ時期で弁天山より早めのようなのでご注意を。
また、武蔵五日市駅から徒歩25分でこの小峰公園へ先に来て、弁天山を通って武蔵増子駅へ下りる逆打ちコースもありですね。
その場合はゴールとなる武蔵増子駅の駅前で綺麗な桜が迎えてくれますよ。
弁天山のハイキングコースは小峰ビジターセンターのページから、マップもダウンロードできて便利です。
※小峰公園の開花情報の参考サイト:「全国観るなび」内の「都立小峰公園 」
http://www.nihon-kankou.or.jp/sakura/searchDetail.jsp?ken__=tokyo&shi__=13228&id__=S1316
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いよいよ本格的に咲き始めた今年の東京の桜。都内でありながら日本の里山の情景をしみじみ楽しめるような、知られざる絶景の桜にも注目です。
(スージー小江戸)