【子どものスキーデビュー】室内スキー場に行ってみた

2017/2/10 17:00 ブーストマガジン ブーストマガジン
そろそろ、子どもをゲレンデデビューさせたい



「今シーズンは子どもをデビューさせよう!」と思っている筆者。だが、いきなりのゲレンデデビューにはまだ若干の心もとなさがある。 それにスキー場に行くには、車を用意したり、あるいは新幹線の切符を用意したりと、長距離の移動が必要になってくるし、なにかと大変。

そこで今回は、都内からでも在来線などで気軽に行けて、天候に関係なく滑れる室内スキー場について調べてみた。

よさそうなスキー場が3つほどあったのだが、今回はその中から埼玉県にある狭山スキー場へ行くことにしたので、レポートをお届けしたい。 また記事の後半では、今回行かなかった2つのスキー場の情報もお伝えする。

狭山スキー場ってどんなところ?

池袋からおよそ50分。西武池袋線・西武新宿線「西武球場前駅」から徒歩3分の位置にある、埼玉の室内スキー場。幅30m、最大滑走距離はおよそ300mと縦長のゲレンデだ。ジブやキッカーなどの設備はなく、単純に滑るだけのスキー場になっている。

今回調べた3か所のスキー場の中で、唯一リフトが設置されているのも特徴だが、初級コースの上まではコース端を歩いて登ってもOKとのことだ。こちらももちろん、レンタルは全て完備しているので、手ぶらで遊びに行ける。

いざ、狭山スキー場へ行ってみた

下調べした次の週末、早速下見に行くことにした。池袋から西武池袋線に乗り、西武球場前へ向かう。所要時間は確かに50分程度で、営業開始の3分前、9時57分に到着した。


目の前には埼玉西武ライオンズのホーム「西武プリンスドーム」がドンとそびえている

「西武プリンスドーム」を右手に向かうと、公式キャラクターの看板が道案内。さらに向かうと建物が見えてきた。


パッと見、スキー場に見えない

写真の通り、朝早い時間でもチラホラと人が来ている。スキー・スノボが好きな人にとっては、いつでも行ける室内スキー場というのは貴重なものなのだろう。

中に入って、地下に降りると受付がある。ここで、チケットを買って中に入った。チケットの種類は以下のようになっている。


全て税込表記

この他に観覧券や、オールナイト券もあるのだが、とりあえずの下見なので一番短い4時間券を購入。ゲートを通るとまずは広いロッカーがある。ロッカーは500円で100円のデポジットがかかる。もちろん鍵を返却すれば100円は戻ってくる。ちなみに館内の見取り図はこんな感じだ。


狭山スキー場パンフレットより


レンタルグッズの料金設定

まあ、子どもはすぐに大きくなるのでレンタルがよいと思う。もし持っていれば、大人は自分のウエアやボードは持ってきたほうが経済的にはいいだろう。

未就学児童や小学生はウェアが割引となっているので、セット料金も変わってくるかもしれない。もし、小さいお子さんを連れて行こう!というお父さんがいたら直接問い合わせてみるといいかもしれない。

さっそく着替えてゲレンデへ

なんと! あの外観からは想像できないゲレンデがそこにはあった。


思っていたよりもずっとしっかりしたゲレンデだ

そんなに広くはないもののきれいに整備されたコースは滑り心地がよさそう。奥に見えているところは初級コースくらいだろうか。上まで行けば全長300mを一気に滑走することができる。


周りを見渡すと、リフトや売店がある

さっそくゲレンデへ。ここはリフトがあるので、リフトの練習もできるのがうれしいところ。初心者にとって一番の鬼門は実はリフト。それが早いうちに練習できるのはありがたい。混み合ったゲレンデでは他のお客さんに気兼ねして緊張マックスになりがちだ。初心者のころにリフトを止めて、周りの視線が痛かったことを昨日のことのように思い出す…

しかも最初の練習時は、板を担いで初級コースまで歩いて登れるので、いきなりリフトという難関を体験することもない。まあ、登るのはなかなか大変そうではあるが…

実際に上からひと滑りして感じたのは、「人工雪も悪くないな」ということ。若干硬めではあるもののまずまずの雪質だ。筆者はふかふかのパウダースノーが大好物ではあるが(うまく滑れるとはいってない)、単純に滑る練習をするにはこれくらいの雪質がちょうどいいのではないかと思う。

自然のゲレンデは、そのときの天候によって、アイスバーンだったり、ベチャベチャだったり、コンディションが安定しないが、人工雪なら常に一定のクオリティーを担保してくれるというのもうれしい。

また、300mはそこそこの満足感を与えてくれる距離だった。初心者なら十分な距離だと思う。


この日は意外と混雑もなく滑りやすかった

結果的には、狭山スキー場はまさにゲレンデデビュー前の秘密特訓にもってこいの環境だった。行く前には混雑を心配していたが、実際行ってみるとそこそこ混んでいたものの意外とみんな余裕を持って滑ることができていた。筆者自身も周りをあまり気にすることなく、ゆうゆうと滑ることができ、想像以上の大満足だった。これだけの余裕があれば斜度もそれほどきつくないので、スノーボードのグラウンドトリックの練習くらいまでなら十分に楽しめそうだ。初級者中級者レベルまでは長く利用することができると感じた。

関東近郊に住んでいて、この冬にゲレンデデビューを狙っているお父さんはぜひとも、狭山で子どものスキー・スノボデビューをさせてみてはいかがだろうか?
狭山スキー場のサイトはこちらから

これ以外の関東近郊の室内スキー場を2つ紹介

■スノーヴァ新横浜

JR新横浜駅からバスで15分ほどの位置にある、横浜唯一の室内スキー場。 特徴はなんといっても、ハーフパイプやキッカー、ジブ(=スキーやスノボのトリックで使うレールやボックスのこと)が用意された、フリースタイルに特化している所だ。それらの施設が充実している分、滑走距離は短く全長60m程度。
ジブについては、木曜日から土曜日までは設置していないらしいので、通常の滑走の練習も可能だ。場合によっては変わるときもあるので、出かける前にサイトから月間スケジュールを確認したほうがよいだろう。

設備がたくさんあって面白いが、その分、単純に滑走できるエリアが少なく、また距離も短い。そのため初めてのゲレンデデビューを目指す子どもの練習用にはあまり向かないかもしれない。しかもスノーパーク的な要素が多く、うまい人が多そうで自分が邪魔にならないかちょっと不安。レンタルなども充実しており、もちろん手ぶらで行くことも可能。ある程度滑れる子どもで、トリックの練習をしたいという方はいいかもしれない。
スノーヴァ新横浜のサイトはこちらから

■スノーヴァ溝の口-R246

その名のとおり、246沿いにある室内スキー場。車でなら京浜川崎IC、東名川崎ICが最寄りとなり、電車でもJR南武線「津田山駅」から徒歩2分という好立地でアクセスは抜群。
スノーヴァ新横浜と同じ系列であり、ゲレンデはやはりフリースタイルに特化したものになっている。月曜火曜はジブの設置がひとつのみとなり広いスペースで通常の滑走が楽しめるらしい。また、木~日曜日の18時までも同様とのことだ。こちらももちろんレンタル完備で手ぶらで行くことが可能。

こちらはキッズスクールがあるので、近場でプロに教えてもらいたいという方はいいかもしれない。
スノーヴァ溝の口-R246のサイトはこちらから

ちなみにスノーヴァ新横浜と溝の口は、夏場を含め1年中ずーっと営業している。狭山スキー場は期間が限られていて例年では10月24日あたりから営業しているらしい。

スノボやスキーに慣れてきて、興味を持ったらスノーヴァのスクールで練習させるのもいいかもしれない。ただ今回はゲレンデデビューのための特訓が目的なので、シンプルに滑りやすそうな狭山スキー場を選んだ。

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