スマスマでグループ名を連呼!「フィロソフィーのダンス」って何者?

2016/11/15 10:30 小池啓介 小池啓介

FUNKY BUT CHIC



11月14日放送の『SMAP×SMAP』=スマスマで驚くべき事態が起こりました。

あるアイドルグループの“名前”が出演者たちのあいだで爆笑を生んだのです。
その名は「フィロソフィーのダンス」

きっかけは、ゲストの平成ノブシコブシ徳井健太がアイドルファンであることが話題となり、自分が好きなアイドルとして「フィロソフィーのダンス」を挙げたこと。

そのちょっとインパクトのある名前に中居くん(あえてこう呼ばせていただきます)が食いつき、結果、グループ名だけがひたすら連呼されまくるという“珍事”が起こったわけです。

徳井の口からだけでも、ちょうど10回発せられた「フィロソフィーのダンス」。これだけ繰り返されるとなんだか呪文のようで――多くの方の耳に残ったのではないかと思います。

自身がアイドルイベントを主催するほどのアイドル通である徳井健太が、並み居るアイドルのなかで、あえて名前を出したほどの存在であるフィロソフィーのダンスとは、いったいどんなグループなのでしょうか。


■個性派ぞろいの4人組

あらためまして、フィロソフィーのダンスは4人組。2015年7月に結成と、キャリアだけ見れば、割と若手に入るグループです。 けれども、活動期間に反して初々しさがかけらもないのがフィロソフィーのダンスのすごいところ。いや、これは褒めています。所属するのが、一癖もふた癖もあるメンバーばかりなのですから。

シンガーソングライターとして活動しながら、突如アイドルグループに加入し、さらにはグラビアにも進出する多彩な顔を見せるリーダーの奥津マリリ。某アパレルショップのスタッフの顔も持つ、豊かな声量を武器にグループの歌のかなめとなる日向ハル。別のアイドルグループにも所属する、純正アイドルにして「ミスiD」ファイナリストでもある佐藤まりあ。漫画やアニメに精通しコスプレイヤー、ゲーマーとしても知名度を高めている十束おとは。

経歴からしても、まったくバラバラなキャラクターの集合体といえるでしょう。そもそも、アイドルらしいアイドルが佐藤まりあひとりしかいないという点も、グループの個性といって良いと思います。

そんな彼女たちの最大の特徴は、圧倒的なクオリティの楽曲にほかなりません。その証明となる1曲。最新のMV「アイム・アフター・タイム」をどうぞ。





■ワンマンライブはソールドアウト! 注目度急上昇中!

ソウル/ファンクといったブラックミュージックのリズムと“重さ”に、風通しの良いメロディを乗せた良質なポップソングが、グループの大きな持ち味です。

とりわけ、いわゆるアイドルのイメージからかけ離れた日向ハルの歌声の第一印象は強烈。かくいう僕も、まずは彼女の“パンチの効いた”歌唱から入ったくちです。

また、つい先日、“かなめ”の日向ハルが不在のライブを観る機会があったのですが、あとの3人できっちりステージを成立させていてグループの底力を感じたものです。メンバーの顔面は引きつってたけど。

結成からおよそ1年で、アイドルフェスの代表格であるTIFに出演し、そのパフォーマンスがオタクのあいだで話題となり、以降さまざまなアイドルイベントにも引っ張りだこ。さらには、初のワンマンライブのチケットは完売と、目下、乗りに乗っている彼女たち。現在、アイドル界において最注目の存在といっても過言ではありません。
そのうえ、あの「スマスマ」で名前が取り上げられるとは――これはもう“運”をも味方につけはじめたといっても良いかもしれない。

そして11月23日には待望の1stアルバム「ファンキー・バット・シック」が発売。すでに名盤の予感しかしませんね。
個性的なのはグループ名だけじゃない。メンバーも、その音楽もすべてがユニークな存在といえるフィロソフィーのダンス。オタクだけに楽しませておくなんて、あまりにももったいないと思います。

(小池啓介)



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