徹底検証! 保冷剤越しに衝撃を受けたら痛いのか?

2013/10/21 11:30 ARuFa ARuFa



こんにちは、ARuFaです。


突然ですが先日、家の中でダブルトゥーループをしていたらタンスを倒してしまったのですが、


その際に、倒れたタンスの中からこんな物を発見しました。








ワンパンチ!


袋に衝撃を与えると冷たくなるタイプの保冷剤です。


袋に衝撃を与えることにより、中の薬剤が反応を起こして急激に冷たくなるという仕組みのこの保冷剤。皆さんも一度は見たことがあるのではないでしょうか。


保冷剤は食べ物の鮮度を保ったり、怪我をした部分を冷やしたり等、様々な用途で使う事ができる生活の味方。


ご家庭の冷凍庫にも一つや二つ、はたまた貰うたびに捨てるに捨てられず、馬鹿みたいに余っているかと思います。


・・・さて、そんな保冷剤を家の中で発見した訳ですが、僕はこの保冷剤を目にした瞬間にこんな事を思いました。








「・・・へえ、袋に衝撃を与えると冷たくなるタイプの保冷剤か。」


「そういや、身体に強い衝撃を受けて打撲をした時って、患部を冷やして痛みを取るよな・・・」


「・・・ってことは、この保冷剤越しに強い衝撃を受けて打撲をしても、すぐに冷えるから痛くないんじゃないか?








「保冷剤越しに衝撃を受けても、痛くないんじゃないか!?」


今回の記事はそんな内容です。








まずは、検証に移る前にもう一度だけ簡単に今回の検証の説明をさせて頂きます。


当たり前のことですが、通常、人間の身体というものは強い衝撃を受けると当たり前のように痛みを感じ、打撲などの怪我もします。





わかりやすい図


しかし、”衝撃を与えると冷たくなるタイプの保冷剤”越しに身体に衝撃を与えれば、


ダメージを負った瞬間に保冷剤が患部を冷やし、痛みを感じないのではないか。という検証です。





わかりやすい図


・・・もしもこの検証が成功すれば、痛みをシャットアウトできる「無敵スーツ」的な物も夢ではありません。


この検証はまさに、人類の未来を左右するビッグプロジェクトと言っても過言ではありません。





セット


ちなみに、今回の検証で衝撃を与えるのは、人体の中でもかなりの急所と言われている『股間』


男性の股間は最も痛みに弱い部位。そこへの痛みが感じなくなれば、この検証結果は全身に対応できることになりますからね。


パンツの中に保冷剤をセットした後は、股間に衝撃を与える鈍器を用意しましょう。


今回使用するものは、偶然手元にあった、











土鍋を使う事にしました。


鈍器として殴られたくないものと言えば、ハンマーより何より、やはり土鍋でしょう。


街頭インタビューをしたとしても、「土鍋で殴られたいか?」という質問に対しては全員が『いいえ』と答えるはずです。


それほどまでに、人類は土鍋に対して本能的な恐怖を感じているのです。


というわけで、僕は今から股間を土鍋でぶっ叩かれるわけですが、まあ保冷剤が何とかしてくれるでしょう。





in保冷剤


「土鍋でも土偶でもどんとこいや!!!!」


それでは、僕の気合も十分なところで早速検証をスタートしましょう!





【検証スタート】





今回、僕の股間を土鍋で殴りつけるという地獄の使者のような役目を果たしてくれるのは弟。


弟は卓球部に所属しており、得意技はスマッシュだそうです。色々と期待できますね。





ス・・・


そして土鍋をゆっくりと振りかぶる弟。対する僕の股間には保冷剤が入っています。


まるで死刑台に上った罪人のような気持ちですが、そろそろ参りましょう。





弟 「行くぞ!!!!!


俺 「こいや!!!!!!!!





うおおおお





バオッ





ドボォ


ドボォッッッ!


予想よりもとんでもない音が鳴る程の勢いで土鍋が股間にヒットしました。


さーあ、果たして股間の痛みはどうなのか!? 予想では股間の痛みは全くないはずだがーーー!!?





























めっちゃ痛い。


いや、わかってたよ。「ある程度は痛くなるだろうな」とは思ってたよ。さすがに。


でもこんな、こんな声も出せないほど痛いだなんて想像できるわけないでしょ。何これ。吹っ飛んだ。股間が吹っ飛んだ。


頭の中で蛍の光が流れてるしね。だめだこれ。死んじゃう。








・・・予想外のダメージを負ってピクリとも動けなくなった僕ですが、その時、股間に異変を感じました。








あっ・・・

















ああっ・・・

















あ゛ぃーーーーーーーツッッ!!


保冷剤のとんでもない冷たさが僕を襲ったのです。








あっ・・・あが・・・・・・








あ゛ぃーーーーーーーツッッ!!








あ゛ぃぃぃーーーーーーーツッッ!!








ホエエァアアアアアアアアアッッ!!








ウオオーーーーーーーーーーッ!!








イエーーーーーーーーーーイ!!!


先程までは痛みで動けなかった僕ですが、今となっては底なしに冷たくなっていく股間にのたうち回るしかありませんでした。


マンモスが氷漬けになったという意味では、氷河期が訪れたといっても過言ではないでしょう。


局所的な生と死の境目を前に、僕は叫ぶことしかできません。








ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛!!!!








ホエエァアアアアアアアアアッッ!!








ウオオーーーーーーーーーーッ!!








イエーーーーーーーーーーイ!!!


・・・そして阿鼻叫喚の地獄絵図が続くこと数分。


僕は再び、ある異変に気付きました。





放心状態


「ハァッ・・・ハァ・・・・」





・・・?


「・・・・・」





・・・・


「・・・・・・あれっ?








「痛くない・・・」


何ということでしょう。奇跡的に痛みが消えてしまいました。


・・・しかし、痛みが消えたと言ってもあれだけ地獄の苦しみを味わった後なので、嬉しくもなんともありません。だって味わってるもん、痛み。


しかも保冷剤が患部を冷やしたというよりは、あまりの苦しみに脳内でアドレナリンが出て痛みが消えてしまったのだと思います。


いわば、痛みを持って痛みを制すという感じでしょうか。しょうもない名言が生まれましたね。


と、いうことで、今回の検証結果は・・・・








『保冷剤があっても痛いもんは痛い。』


・・・です。


そんでもって全然関係ないですが、土鍋の威力の凄まじさも知ることができました。あれは立派な兵器です。


これから冬になり、土鍋を使う機会も増えてくるとは思いますが、皆さんは決して股間を殴りつけないように気を付けてくださいね。


改めて振り返ると、非常に馬鹿なことをしてしまったと反省しているので、僕はちょっと保冷剤で頭を冷やしてきたいと思います。


それでは今日はこのへんで失礼します。


ではまた。