驚愕!大阪の「シベリア」は全くの別物だった

2015/3/10 11:00 フレネシ フレネシ



こんにちは、フレネシです。

シベリア、というと、「風立ちぬ」にも出てきた、あのカステラで羊羹をサンドした三角形のお菓子をイメージしますが、


大阪では何やら事情が違うようです。



あれれ…羊羹は入っていないようですね。


同じ「シベリア」でも、全くの別物なのだそうです。


大阪の「シベリア」とは、前日に余ったパンを砕いてぎゅっと圧縮し、シロップをかけて成形し焼き直した「再生パン」のこと。


では、突然ダンポールの名曲「シベリアパン」を聞きながら、大阪版の「シベリア」を見ていきましょう。

■ 突然段ボール / シベリアパン





●全くの別物…大阪版「シベリア」とは?


「シベリアパン」発祥の店、ベーカリー花岡のシベリア。



ぎゅぎゅっと凝縮されています。



いろんな味が楽しめそう。中身はその日によって変わります。



コーヒーとも好相性。ずっしりしているのでごはん代わりにも。



圧縮されているので、一切れでも満足感が大きい!



大阪は城東区のパン屋さん、エトワールの再生パン。フルーツたっぷりでおいしそうです。



こちらも同じく。レーズンたっぷり。



肥後橋のブーランジェリータカギのシベリアパン。



こちらのお店で売られています。



ところで、大阪以外でもこの「再生パン」、「シベリアパン」ではない商品名で売られているのを見かけます。


ヤマザキパンのアップルポジー。これも再生パン、の仲間でしょうか?



上にたっぷり塗られたあんずジャムにそそられます。



名古屋駅のテルミナ他にあるカスカードの「レゼルブ」というパンも、そういえば再生パンの仲間でした。



さて、「再生パン」といえば、


サンドウィッチを作る際に余るパンの耳を揚げ、砂糖をまぶした「シュガーラスク」は、みなさんも子供の頃食べた記憶があるのではないでしょうか。

海外では、


イタリアのポルペッタ、



フランスのパンペルデュ、



イギリスその他のパンプディング、




ブリオッシュを使って作られるサバランもそうでしょうか?


世界各地でこうした「再生パン」の食文化がありますが、「シベリアパン」も余ったものを無駄にしないよう考えられて作られた、とっても経済的で創意工夫の詰まった菓子パン。

どんなパンが余るかはそのときどきによって異なるため、日によっていろんな味わいが楽しめるのも魅力の一つといえます。なお、2013年10月4日の大阪日日新聞によると、「シベリア」の由来は「パンを積んどら(ツンドラ)」という駄洒落説が紹介されていました。大阪に行く機会があれば、そんなユーモア溢れた「シベリアパン」をぜひ味わってみたいものです。


(ライター:フレネシ)