これ読める?「あり得る」を「ありえる」と読んだ人は…【難読漢字クイズ】(2)
それでは正解です。
正解は、「ありうる」でした。
goo辞書によると、「有り得る(ありうる)」の意味は
1 起こる可能性がある。当然考えられる。「すでに手遅れということも—・うる」「事故の発生は—・うることだ」
2 世の中にあることができる。生きていくことができる。「しましくもひとり—・うるものにあれや島のむろの木離れてあるらむ」〈万・三六〇一〉
とあります。
補説として、「文語『ありう』の連体形「ありうる」が終止形にも用いられ、変則的な下二段活用になっている」との記述がありました。
ところで、この読み方について、放送用語委員会(東京)による興味深い資料が公開されていました。「ことばの読み・語形のゆれについて」という文書の中にはこうあります。
「伝統的には『アリウル』だが,『アリエル』も使われており,調査の結果からも,『アリウル』と『アリエル』が同等に使われている様子がわかる。年代差が見られ,特に若い年代を中心に『アリエル』が多い」
さらに「『アリエル』という語形もあることを示す辞書も多い」とも記載されており、まさに今、読み方が変化しつつある漢字の一つかもしれません。
ちなみにこちらの場合は
「ありえない」の読みで間違いありません。
では続いて第2問。
こちらの漢字、何と読むか分かりますか?
茨城県の「茨城」ですから、読めないという人は少ないでしょう。
ところがこれ、間違われることが多いんです。
こう読んでしまいそうになりますが…
「…何がおかしいの?」そんな声が聞こえてきそうです。
では正解を見てみましょう。
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