読める…読めるぞ!『役所からの手紙限定・難読症』なのでChatGPTに簡単にしてもらった 「インボイスてなに?」の答えは(2/2)
◆「所得税及び復興特別所得税の確定申告」の説明文を簡単にしてもらった
■元文章
【所得税及び復興特別所得税の確定申告 所得税及び復興特別所得税の確定申告は、1月1日から12月31日までの1年間に生じた全ての所得の金額とそれに対する所得税等の額を計算し、申告期限までに確定申告書を提出して、源泉徴収された税金や予定納税で納めた税金などとの過不足を精算する手続です。 所得税及び復興特別所得税の確定申告期間はその年の翌年2月16日から3月15日までです(還付申告の方は、1月から申告書を提出することができます。)。 注:税務署の閉庁日(土曜日、日曜日、祝日等)は、通常、税務署では相談及び申告書の受付は行っておりません。】
■第二形態
【所得税と復興特別所得税の申告は、1年間の期間である1月1日から12月31日までに得られたお金の総額と、それに対する税金の額を計算し、申告書を提出して納税したり、返金を受けたりする手続きです。 所得税と復興特別所得税の申告期間は、その年の次の年の2月16日から3月15日までです(返金を受ける場合は、1月から申告書を提出することができます)。 ただし、税務署の休業日(土曜日、日曜日、祝日など)には相談や申告書の受付は行われませんので、ご注意ください。】
-------------------------------------------
この時点で、上記の「第二形態」をSNSに載せたところ、幼少期から中学2年生まで数年の帰国をはさみつつ日本で暮らした経験を持つ、レバノン・アメリカ人(二重国籍)の幼馴染から、
「It’s a little bit easier than the first version but it’s still kind of complicated?(最初のバージョンより少し簡単だけど、それでも複雑かな?)」
というコメントがつきました。
ちなみに彼女は英語とアラビア語が母国語で日本語も話せるのですが、日本語しかできない私もまったくの同意見です。
そこで、もう一声、簡単に!
-------------------------------------------
■最終形態
【所得税と復興特別所得税の申告っていうのは、お金をもらったり使ったりした1年間の期間中に、いくらもらったかとそのお金に対して払う税金の額を計算して、申告書を提出することなんだよ。それで税金を払ったり、お金をもらったりするんだ。
所得税と復興特別所得税の申告期間は、その年の次の年の2月16日から3月15日までだよ。でも、お金をもらう場合は1月から申告書を出すことができるんだ。 ただし、税務署は休みの日(土曜日や日曜日、祝日など)には相談や申告書の受け付けをしていないから、気をつけてね。】
ここでやっと、「読む」スイッチが入りました。
「気をつけてね」と言われると、女の子の声で再生され、少し「共感覚み」も復活。
ついでに、フリーランスとして気になりつつ、ちゃんと理解できている気がしない「インボイス」についての説明も簡単にしてもらおうと思います。
◆「インボイス」ってなんですか?
元文章
【売手が買手に対して、正確な適用税率や消費税等を伝えるものです。具体的には、現行の「区分記載請求書」に「登録番号」、「適用税率」及び「税率ごとに区分した消費税額等」の記載された請求書等の書類や電子データをいいます。
インボイスを発行するためには、インボイス発行事業者の登録申請が必要です。登録は課税事業者が受けることができます。
2 インボイス制度とは
売手であるインボイス発行事業者は、買手である取引相手(課税事業者)から求められたときは、インボイスを交付しなければなりません(また、交付したインボイスの写しを保存しておく必要があります。)。
買手は仕入税額控除の適用を受けるために、原則として、取引相手(売手)であるインボイス発行事業者から交付を受けたインボイスの保存等が必要となります。
3 登録申請はお早めに!
インボイス制度の開始前に、「取引先への登録番号の通知」や「請求書のフォーマットの見直し」などの準備が必要となるため、登録を予定されている方は、早期の登録申請をお勧めしています。
また、登録申請に当たっては、書面で申請された場合に比べて早期に登録通知を受けることができるe-Taxを是非ご利用ください。e-Taxで申請された場合、電子データで登録通知を受け取ることができ、通知書の紛失のリスクもありません。※個人事業者の方はスマートフォンからでもe-Taxで申請できます。e-Taxのご利用には事前にマイナンバーカードの取得が必要です。】
■第二形態
【「インボイス」とは、売り手が買い手に正確な税金や消費税を伝える書類やデータのことです。請求書や電子データには、登録番号や適用税率、税金の区分ごとの金額が書かれています。
インボイスを発行するには、特別な登録が必要です。登録は税金を扱う会社や店舗が行うことができます。
インボイス制度では、売り手は買い手(税金を扱う会社や店舗)からインボイスの交付を求められた場合、必ず渡さなければなりません(また、交付したインボイスの写しを保管する必要もあります)。買い手は仕入れた税金を控除するために、原則として売り手から受け取ったインボイスを保管する必要があります。
インボイス制度を利用するためには、登録申請を早めに行う必要があります。開始前には、「登録番号を相手に伝えること」や「請求書の書式を確認すること」などの準備が必要です。登録を予定している場合は、早めに登録申請をおすすめします。
また、登録申請では、e-Taxというシステムを利用することをおすすめします。e-Taxを使えば、書面で申請するよりも早く登録通知を受け取ることができます。電子データで通知を受け取るため、通知書を紛失する心配もありません。個人事業者の方は、スマートフォンからでもe-Taxで申請することができます。e-Taxを利用するには、事前にマイナンバーカードを取得する必要があります。】
■最終形態
【「インボイス」というのは、売り手が買い手に正確な税金や消費税を伝える書類やデータのことだよ。請求書や電子データには、登録番号や適用税率、税金の種類ごとのお金が書かれているんだ。
インボイスを発行するには、特別な登録が必要なんだ。税金を扱う会社や店舗だけが登録できるんだよ。
インボイス制度では、売り手は買い手(税金を扱う会社や店舗)からインボイスをもらうように言われたら、必ず渡さなきゃいけないんだ(そして、渡したインボイスの写しを保管する必要もあるんだ)。買い手は、仕入れた税金を引いてもらうために、基本的に売り手からもらったインボイスを保管する必要があるんだ。
インボイス制度を使うためには、登録申請を早めにする必要があるんだよ。始める前には、「相手に登録番号を伝えること」や「請求書の書式を確認すること」などの準備が必要だから、登録する予定がある場合は、早めに申請することをおすすめするよ。
それに、登録申請では、e-Taxというシステムを使うことをおすすめするよ。e-Taxを使えば、書類で申請するよりも早く登録通知をもらうことができるんだ。電子データで通知を受け取るから、通知書をなくす心配もないんだ。個人事業者の人なら、スマートフォンでもe-Taxで申請することができるよ。e-Taxを使うには、事前にマイナンバーカードを取得する必要があるんだ。】
上記の文章は「申請することができるよ」と、男の子の声で再生されました。なんとなく、インボイスの「ざっくりした意味」がつかめた気がします。もし「音声」の方が理解しやすい方は読み上げてもらうこともできますし、 これなら、本物の小学生にも読めそうです。 簡単な方から順番に読んでいけば、原文も読めるようになるかもしれません。教育現場で使うこともできそうですね。
また、留学中の外国人の方が難解な文章を理解する時にも、役に立つのではないでしょうか?
私のような難読症気味の人間にも便利ですし、逆に「つい専門用語を使ってしまいがち」な賢い人々が、簡単な言葉で何かを説明する必要がある時にも使えそうです。
読み比べるだけで「ちょっと日本語が苦手な層にとってどのワードが難解なのか」を把握することができるので、顧客にサービスを説明する書類を作成する際にも活躍するかもしれません。
(しんまる子)
※参考-国税局