浜辺美波と再共演!今期の朝ドラ『らんまん』で主人公演じる神木隆之介がハマリ役すぎる理由とは?
牧野富太郎(1862~1957)は、土佐国(高知県)の佐川村の酒屋・岸屋の跡取り息子として生まれた。
(牧野富太郎 イラストby龍女)
両親は幼少期に亡くしている。
第1週では5歳で母親ヒサ(広末涼子)を亡くした頃を描いていた。
富太郎は祖母に育てられた。
(祖母のタキを演じる松坂慶子 イラストby龍女)
11歳で郷校の名教館(めいこうかん)で学んだ。
学校は明治の学制改革で佐川小学校になったが、2年で中退した。
したがって、富太郎の最終学歴は小学校中退である。
(神木隆之介演じる槙野万太郎 イラストby龍女)
しかし学業は優秀だったので、15歳から臨時教員として2年教鞭を執った。
17歳の時に植物学に出逢う。
19歳の頃に、内国博覧会見物の目的で初めて上京。
22歳の頃に再び上京。本格的に植物学を志す。
帝国大学理科大学(現・東京大学理学部)植物学教室の矢田部良吉教授を訪ね、文献・資料などの使用を許可され研究に没頭する。
25歳の頃に、祖母が亡くなる。
27歳で新種のヤマトグサに学名を付ける。研究費を湯水のように使って実家の経営も傾いていく。
結局家業の経営は番頭に譲ることになった。
28歳で小澤壽衛子(ドラマでの役名は西沢寿衛)と結婚する。
寿衛を演じる浜辺美波と神木隆之介は映画『屍人荘の殺人』(2019)に続いての共演なので、息の合った演技が期待できそうである。
2人は大学の近くの根岸に居を構える。
(浜辺美波が演じる西沢寿衛 イラストby龍女)
しかし、矢田部教授や松村任三教授に植物学の教室の出入りを禁じられてしまう。
一旦高知へ帰って、研究や西洋音楽の指揮をしていたが、駒場の農科大学(後の東大農学部)で研究を続けられるようになって東京に戻る。
31歳で矢田部教授退任で松村教授の助手として、東京帝国大学理科大学に戻る。
1939年まで、大学の講師を務める。
1927年に発見した新種の笹に妻の名前からスエコザサと命名した。
1928年に寿衛子は55歳で亡くなる。
牧野富太郎は、1957年に94歳で亡くなり、翌年に高知県の五台山に高知県立牧野植物園が出来る。
牧野富太郎は、両親が病弱で夭折して、本人も病弱だったので長生きするか心配されたようだ。
植物採集で野山を歩いて行くうちに、体が頑丈になったようだ。
東京大学の近所である本郷の和菓子屋の娘の寿衛子に一目惚れした。
なんと子供は13人生れて7人が成人まで生きたそうだ。
生涯が94年と長いので、ドラマ本編では網羅できそうにない。
筆者の予想では65歳のスエコザサあたりまで描くのではないかと観ている。
スエコザサを命名した翌年に寿衛子が亡くなってしまうので、この辺のドラマがピークになりそうだからだ。
牧野富太郎の笑顔の写真が残っている。
目を輝かせて笑っている姿は、NHKの歴史番組に出る城郭考古学者の千田嘉博にそっくりで、やっぱり好きなことをしている人の目って同じだなあと思った。
神木隆之介も子役時代の小学校高学年の頃のインタビューで鉄道好きを公言していたり、アニメ好きで声優としてもジブリ作品や新海誠監督作品の常連なので、ガチのオタクである。
特に『桐島、部活やめるってよ』の映画部の前田君が印象的だった。
オタクという言葉がまだ無かった頃の元祖オタクのような牧野富太郎のような役柄はピッタリである。
筆者もややオタク傾向があるので、こういうオタクとはお友達になって、話をずっと聞いていたい。
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![](https://ima.xgoo.jp/column/img2/ryujo/RM02.jpg)
(牧野富太郎 イラストby龍女)
両親は幼少期に亡くしている。
第1週では5歳で母親ヒサ(広末涼子)を亡くした頃を描いていた。
富太郎は祖母に育てられた。
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(祖母のタキを演じる松坂慶子 イラストby龍女)
11歳で郷校の名教館(めいこうかん)で学んだ。
学校は明治の学制改革で佐川小学校になったが、2年で中退した。
したがって、富太郎の最終学歴は小学校中退である。
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(神木隆之介演じる槙野万太郎 イラストby龍女)
しかし学業は優秀だったので、15歳から臨時教員として2年教鞭を執った。
17歳の時に植物学に出逢う。
19歳の頃に、内国博覧会見物の目的で初めて上京。
22歳の頃に再び上京。本格的に植物学を志す。
帝国大学理科大学(現・東京大学理学部)植物学教室の矢田部良吉教授を訪ね、文献・資料などの使用を許可され研究に没頭する。
25歳の頃に、祖母が亡くなる。
27歳で新種のヤマトグサに学名を付ける。研究費を湯水のように使って実家の経営も傾いていく。
結局家業の経営は番頭に譲ることになった。
28歳で小澤壽衛子(ドラマでの役名は西沢寿衛)と結婚する。
寿衛を演じる浜辺美波と神木隆之介は映画『屍人荘の殺人』(2019)に続いての共演なので、息の合った演技が期待できそうである。
2人は大学の近くの根岸に居を構える。
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(浜辺美波が演じる西沢寿衛 イラストby龍女)
しかし、矢田部教授や松村任三教授に植物学の教室の出入りを禁じられてしまう。
一旦高知へ帰って、研究や西洋音楽の指揮をしていたが、駒場の農科大学(後の東大農学部)で研究を続けられるようになって東京に戻る。
31歳で矢田部教授退任で松村教授の助手として、東京帝国大学理科大学に戻る。
1939年まで、大学の講師を務める。
1927年に発見した新種の笹に妻の名前からスエコザサと命名した。
1928年に寿衛子は55歳で亡くなる。
牧野富太郎は、1957年に94歳で亡くなり、翌年に高知県の五台山に高知県立牧野植物園が出来る。
牧野富太郎は、両親が病弱で夭折して、本人も病弱だったので長生きするか心配されたようだ。
植物採集で野山を歩いて行くうちに、体が頑丈になったようだ。
東京大学の近所である本郷の和菓子屋の娘の寿衛子に一目惚れした。
なんと子供は13人生れて7人が成人まで生きたそうだ。
生涯が94年と長いので、ドラマ本編では網羅できそうにない。
筆者の予想では65歳のスエコザサあたりまで描くのではないかと観ている。
スエコザサを命名した翌年に寿衛子が亡くなってしまうので、この辺のドラマがピークになりそうだからだ。
牧野富太郎の笑顔の写真が残っている。
目を輝かせて笑っている姿は、NHKの歴史番組に出る城郭考古学者の千田嘉博にそっくりで、やっぱり好きなことをしている人の目って同じだなあと思った。
神木隆之介も子役時代の小学校高学年の頃のインタビューで鉄道好きを公言していたり、アニメ好きで声優としてもジブリ作品や新海誠監督作品の常連なので、ガチのオタクである。
特に『桐島、部活やめるってよ』の映画部の前田君が印象的だった。
オタクという言葉がまだ無かった頃の元祖オタクのような牧野富太郎のような役柄はピッタリである。
筆者もややオタク傾向があるので、こういうオタクとはお友達になって、話をずっと聞いていたい。
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