自販機で買える！高山寺公認「鳥獣戯画」どら焼き

2023/1/20 10:20

2023年1月1日付で国宝に指定されている美術工芸品は902件。その中に166件の絵画が含まれています。

166件の国宝絵画の中で、最も身近でメジャーな作品と言え、国宝「鳥獣人物戯画」（「鳥獣戯画」）に間違いありません。

有名過ぎて「鳥獣戯画」について今更説明する必要はありませんが、京都栂尾町にある世界遺産「高山寺」が所蔵するお宝です。

展覧会を開催すれば長蛇の列ができ、ひと目見たいとSNSでも大きな話題となる国宝「鳥獣戯画」はまた、日本で最もグッズ化されている国宝でもあります。

→もうゲットしました？【駅限定】鳥獣戯画日本全国巡り旅シリーズ

昨年の12月には若者に人気のファッションブランド「niko and ... (ニコアンド)」が「鳥獣戯画」とコラボし話題になったのも記憶に新しいところです。

群雄割拠の様相を呈する「鳥獣戯画」商品の中で、株式会社京都深村が発売した「鳥獣戯画どら焼き」が、全国旅行支援やインバウンドの回復により注目を集めています。

「鳥獣戯画」で誰もが見たことのある、うさぎとカエルの相撲の場面から、うさぎとカエルを別けて焼き印を製作。

1個250円(税込)、1箱6個入り1,620円(税込)

今年の干支でもあるうさぎの焼き印は小倉あん、カエルの焼き印は濃茶(抹茶)あんの2種類の味のどら焼きです。

富士山の伏流水を使用して炊いた北海道産小倉あんに大納言鹿の子をまぶせて上品な甘さの「鳥獣戯画うさぎどら焼き」

一方のカエルどら焼きは、静岡県産の抹茶をふんだんに使った、通常の抹茶あんよりも濃い「濃茶」のあんこ（白いんげん豆）となっています。

1箱購入すると、それぞれのデザインの鳥獣戯画缶バッジがオマケが付いてくる特典も！

「鳥獣戯画どら焼き」を販売している京都府京都市北区にある、どら焼きを手焼きする和菓子工房「京都深村」は、コロナウイルスが蔓延し始めた2020年2月14日にオープン。

疫病退散の妖怪「アマビエ」をどら焼きの焼き印に採用して、全国からの注文で一躍有名になったどら焼き屋さんです。

株式会社京都深村
所在地：京都府京都市北区紫野下石龍町2-9

店舗前に設置された自動販売機に注目です！

今年の1月6日より、この自販機でも世界遺産高山寺公認の「鳥獣戯画どら焼き」2種類が購入できるようになったのです。

店舗玄関横に鎮座する鳥獣戯画の自動販売機、上中下段3段の1番下の段がどら焼き販売スペースとして割り当てられています。

どら焼きは、購入すると自動販売機から落下する際の衝撃でどら焼きが変形しないように、丈夫な紙箱に梱包されて出てきます。

この紙箱にもこだわりが込められており、鳥獣戯画の相撲のシーンが箱の外装、内装ともに印刷されいます。

「鳥獣戯画どら焼き」を食べた後も小物入れなどの小箱として使用できるよう作られていて、これだけでも欲しい！と思わせる素敵なデザインです。

次に京都を訪れる際には京都深村の「鳥獣戯画どら焼き」2種類を自動販売機でゲットすることを旅の目的のひとつとしましょう！