金閣寺に清水寺、抹茶に和菓子、美しい装いの舞妓さん……など、京都でイメージするものといえば伝統的な日本文化ではないでしょうか。

しかし、21世紀の京都の魅力は伝統だけではありません。現代人の暮らしやすさもピカイチ！　ということに、京都に住んで初めて気づくことができました。パンは美味しいしスタバがあちこちにある……助かります。


大階段グラフィカルイルミネーション

今回は、京都駅でピカピカ光るイルミネーションを紹介させてください。どうやら観光客より京都民に人気らしく、写真を撮る人たちから京都のことばが聞こえてきました。

■京都駅を光で彩る『大階段グラフィカルイルミネーション』

ピカピカのイルミネーションと京都。もしかすると想像しにくい組み合わせかもしれません。



京都駅では、京都駅ビル開業15周年を記念して、2012年から『大階段グラフィカルイルミネーション』を実施。171段のうち125段に約1万5,000個のLEDが設置され、季節に合った光の映像で大階段を彩ります。

大階段が見やすいのは、京都駅の4階・室町小路広場です。JR中央改札口を出て左手のエスカレーターをぐんぐん上っていくと見える大きな階段です。



12月25日まではクリスマスの演出で、空をかけるサンタとトナカイや、巨大なクリスマスツリーのイルミネーションを見ることができました。

階段は人が昇り降りできるので、イルミネーションに人間の影が落ちるのも面白いです。



こちらは舞妓さんの眉毛のあたりに人がいる写真。

年間を通じて見られる演目と季節に合わせた演目があるので、クリスマスシーズン以外も一年中楽しめます！　祇園祭やハロウィンに合わせたイルミネーション、私は見逃してしまったので来年再チャレンジします。

さらに、冬季は大階段だけでなく、東広場と空中経路も加えた3ヶ所でイルミネーションが見られます。協調演出により、京都駅が一気にクリスマスカラーに……！


7階・東広場のプロジェクションマッピング

東広場は以前、観光の休憩にぴったりの場所として紹介しました。JR中央改札口を出て左のエスカレーターをぐんぐん上るだけですが、アクセスなど詳しいことはこちらの記事をご覧ください。

⇒まさかの穴場！京都駅の東広場は観光疲れを癒す最高のスポット

空中経路にも東広場からだと行きやすいです。東広場からさらにエスカレーターをぐんぐん上ります。



京都にも素敵なイルミネーションがあるので、観光の帰りにぜひ立ち寄っていただきたいです。しかし、冬の京都の夜はたいへんに冷え込みます！　しっかり厚着をして、マフラーに手袋、可能ならイヤーマフも身につけ、できる限り肌が外気に触れないようにすることをおすすめします。あたたかくしてイルミネーションを楽しみましょう！