亀山薫(寺脇康文)が帰ってきた!10月スタートの『相棒season21』を記念して、杉下右京(水谷豊)他の個性的な登場人物のキャラを改めて紹介

2022/10/14 17:00 龍女 龍女

今回のコラムのテーマはテレビ朝日の看板番組を取り上げる。
刑事ドラマ『相棒 Seazon 21』が10月12日に開始したからだ。

『相棒』はタイトルで分かるように、バディー物だ。
バディー物の刑事ドラマの過去作には
日本では『噂の刑事トミーとマツ』(1979~1982。TBS大映テレビ制作)
アメリカでは映画からTVシリーズになった『リーサルウェポン』(1987~)
がある。
バディー物は、元々ミステリーの中でも探偵物によく用いられる。
『相棒』が長く続いている要因として刑事ドラマと探偵物のいいとこどりだからである。

主人公は警視庁特命係の杉下右京(水谷豊)である。
シャーロック・ホームズやエルキュール・ポワロ、刑事コロンボのような変人で理屈っぽいキャラクター付けがなされている。
ティーポットを高くかかげてティーカップに紅茶を注ぐ仕草は、すぐ物真似できる。
もう一つ、右人差し指をかざして
「ちょっといいですか?」
と尋ねる仕草の方が簡単かもしれない。


(『相棒 Season 4』より引用 イラストby龍女)

『相棒』は他とは一線を画する特徴がある。
相棒が一人に固定せず、変わることがあるとした点だ。
今季のシリーズの21期目は、シリーズ化する前の単発時代からSeason7まで相棒を務めた亀山薫 (寺脇康文)が復帰する。
Season7の最終話で渡っていった南アジアの架空の国サルウィンから、帰国するようである。
大学時代からの恋人から妻になった亀山(旧姓奥寺)美和子(鈴木砂羽)も再登場する。

この刑事ドラマは、今度火曜21時に放送時間が移る『科捜研の女』と並び、20年以上シリーズが継続されている。
その為、登場人物が多く、降板新加入等の入れ替わりも激しい。
一部ではあるが、個性的なキャラクターを紹介したい。
そのキャラクターを演じている俳優も簡単に紹介しよう。


まずは杉下右京の歴代相棒をみていこう。

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