【祝・鉄道開業150周年】「鉄道発祥の地」は駅そのものがミュージアム!
こんにちは。いまトピアート部のyamasanです。
今年は新橋停車場と横濱停車場(現在の桜木町駅)の間に鉄道が開業してから150周年にあたる記念の年。
今回は「鉄道発祥の地」JR桜木町駅やその周辺の様子をご紹介したいと思います。
JR桜木町駅で電車を降りて改札に向かうまで、階段や通路には開業当初の駅の様子や、その後の駅舎の変遷などの写真パネルが展示されています。
よく見てみると、写真の背景は黄色一色ではなく、白い字が浮かんでいます。それはなんと昔の時刻表でした。
普段は特に気に留めないで通り過ぎていたのですが、こうやってじっくり見ると歴史の重みが感じられて味わい深いものがあります。
通路には写真パネルや横浜港の開港から鉄道の開業に始まる桜木町駅の歴史を刻む「横浜の交通と桜木町駅の歴史」の年表が掲示されていてます。
年表を見ていたら、みなとみらい線が開通する2004(平成16)年まで、JR線に並行して東急東横線の桜木町駅のホームがあって、よく利用したことを思い出しました。
1872(明治5)年に開業した当時の駅舎と、駅に到着したばかりの蒸気機関車が描かれたれ錦絵のレプリカも展示されています。
開業当時の駅舎は2階建てでこんなにモダンなつくりの洋館風の建物でした。
駅前にいる人たちの服装も和服、洋装まちまちで、外国人の姿も見えて、和洋折衷の明治初期の様子がうかがえます。
改札を出てからも、駅構内にある柱にはそれぞれ、鉄道開業当時の様子がわかる写真や錦絵、地図、列車の模型などが展示されている展示スペースがあって、まるで小さな鉄道ミュージアムめぐりをしているような気分になってきます。
フレームの上部に見えるのは、開業当時の駅舎や蒸気機関車のレリーフですね。
下の写真の一番上は、通路の錦絵に描かれていたのと同じ「初代横濱駅」。
みどりの窓口も開業150周年の祝福ムード。
可愛らしいプラレールとレゴが展示されていました。
JR桜木町駅南口を野毛方面に出て南に向かうと、CIAL桜木町ANNEXが見えてきます。
中に入ると、そこに展示されているのは、なんと蒸気機関車!
それも1871(明治4)年に英国のヨークシャー・エンジン社の製造で、1872(明治5)年の鉄道創業時に新橋~横浜間で実際に使用されていた、日本で最も古い機関車の一つなのです。
この機関車は1918(大正7)年までは現役で、その後、大宮工場や青梅鉄道公園で展示されていましたが、現役当時の姿に再現されて、2020(令和2)年、旧横濱停車場があったこの地にめでたく里帰りしました。
客車は、創業当時の中等客車を再現したものですが、当時の浮世絵や写真を参考にして、入手困難な金属部品は英国から輸入した古物を使用するなどしているので、当時の雰囲気がそのまま伝わってくるようです。
8時から21時までの毎時ちょうどには旧横濱停車場開業当時の汽車の発車情景をイメージした音と光の演出が行われるので、演出の時間に合わせて訪れてみてはいかがでしょうか。
レールも1873(明治6)年に英国から輸入された年代もの。
当時は双頭レールといって、裏返して再使用する予定でしたが、実際には摩耗や腐食などにより再使用はされなかったようです。
CIAL桜木町ANNEXの1階は「旧横ギャラリー(旧横濱鉄道歴史展示)」という展示スペースになっていて、蒸気機関車の他に鉄道開業当時の資料などが展示されています。
(旧横ギャラリーは入場無料です。)
そして、特撮ファンにはたまらないジオラマも展示されています。
再現されているのは開業当時の横濱停車場。
照明の色の変化で一日の移り変わりが演出されるので、いつまでも見ていたい気分になってきます。
鉄道開業150周年を記念して関連イベントも開催中です。
公式サイト⇒みなとみらいレイルウェイフェスタ
この機会に「鉄道発祥の地」、JR桜木町駅周辺を散策してみてはいかがでしょうか。
横浜マリンタワーもリニューアルオープンしてますので、こちらもぜひ!
あの夜景がパワーアップして帰ってきた!
https://ima.goo.ne.jp/column/article/11664.html
今年は新橋停車場と横濱停車場(現在の桜木町駅)の間に鉄道が開業してから150周年にあたる記念の年。
今回は「鉄道発祥の地」JR桜木町駅やその周辺の様子をご紹介したいと思います。
JR桜木町駅はミニ鉄道ミュージアム
JR桜木町駅で電車を降りて改札に向かうまで、階段や通路には開業当初の駅の様子や、その後の駅舎の変遷などの写真パネルが展示されています。
よく見てみると、写真の背景は黄色一色ではなく、白い字が浮かんでいます。それはなんと昔の時刻表でした。
普段は特に気に留めないで通り過ぎていたのですが、こうやってじっくり見ると歴史の重みが感じられて味わい深いものがあります。
通路には写真パネルや横浜港の開港から鉄道の開業に始まる桜木町駅の歴史を刻む「横浜の交通と桜木町駅の歴史」の年表が掲示されていてます。
年表を見ていたら、みなとみらい線が開通する2004(平成16)年まで、JR線に並行して東急東横線の桜木町駅のホームがあって、よく利用したことを思い出しました。
1872(明治5)年に開業した当時の駅舎と、駅に到着したばかりの蒸気機関車が描かれたれ錦絵のレプリカも展示されています。
開業当時の駅舎は2階建てでこんなにモダンなつくりの洋館風の建物でした。
駅前にいる人たちの服装も和服、洋装まちまちで、外国人の姿も見えて、和洋折衷の明治初期の様子がうかがえます。
改札を出てからも、駅構内にある柱にはそれぞれ、鉄道開業当時の様子がわかる写真や錦絵、地図、列車の模型などが展示されている展示スペースがあって、まるで小さな鉄道ミュージアムめぐりをしているような気分になってきます。
フレームの上部に見えるのは、開業当時の駅舎や蒸気機関車のレリーフですね。
下の写真の一番上は、通路の錦絵に描かれていたのと同じ「初代横濱駅」。
みどりの窓口も開業150周年の祝福ムード。
可愛らしいプラレールとレゴが展示されていました。
蒸気機関車が里帰りしてます!
JR桜木町駅南口を野毛方面に出て南に向かうと、CIAL桜木町ANNEXが見えてきます。
中に入ると、そこに展示されているのは、なんと蒸気機関車!
それも1871(明治4)年に英国のヨークシャー・エンジン社の製造で、1872(明治5)年の鉄道創業時に新橋~横浜間で実際に使用されていた、日本で最も古い機関車の一つなのです。
この機関車は1918(大正7)年までは現役で、その後、大宮工場や青梅鉄道公園で展示されていましたが、現役当時の姿に再現されて、2020(令和2)年、旧横濱停車場があったこの地にめでたく里帰りしました。
客車は、創業当時の中等客車を再現したものですが、当時の浮世絵や写真を参考にして、入手困難な金属部品は英国から輸入した古物を使用するなどしているので、当時の雰囲気がそのまま伝わってくるようです。
8時から21時までの毎時ちょうどには旧横濱停車場開業当時の汽車の発車情景をイメージした音と光の演出が行われるので、演出の時間に合わせて訪れてみてはいかがでしょうか。
レールも1873(明治6)年に英国から輸入された年代もの。
当時は双頭レールといって、裏返して再使用する予定でしたが、実際には摩耗や腐食などにより再使用はされなかったようです。
CIAL桜木町ANNEXの1階は「旧横ギャラリー(旧横濱鉄道歴史展示)」という展示スペースになっていて、蒸気機関車の他に鉄道開業当時の資料などが展示されています。
(旧横ギャラリーは入場無料です。)
そして、特撮ファンにはたまらないジオラマも展示されています。
再現されているのは開業当時の横濱停車場。
照明の色の変化で一日の移り変わりが演出されるので、いつまでも見ていたい気分になってきます。
鉄道開業150周年を記念して関連イベントも開催中です。
公式サイト⇒みなとみらいレイルウェイフェスタ
この機会に「鉄道発祥の地」、JR桜木町駅周辺を散策してみてはいかがでしょうか。
横浜マリンタワーもリニューアルオープンしてますので、こちらもぜひ!
あの夜景がパワーアップして帰ってきた!
https://ima.goo.ne.jp/column/article/11664.html