創業当時の東郷青児デザインを掛け紙として復刻!紅谷「信州くるみ倶楽部」がすごくおいしい(2/3)

2022/6/11 11:00 レモン糖の日々 レモン糖の日々

「信州くるみ倶楽部」だけが入った箱。おそらく、包装紙を傷つけないように白い紙で包まれていました。



同じく、東郷青児の包装紙と掛け紙です。





「包装紙は数十年経っております。大切に保管してありますが色など劣化していて申し訳ございません。掛け紙は新たに作成いたしました。気に入っていただけて、とてもうれしく思います。紅谷だけのための作品なので、とても愛着があり、とても気に入っております。」と、一言添えてありました。(HPによると、掛け紙を2019年に再び使い始めたそう→詳しくはこちら



包装紙に「東京・代々木上原駅前 べにや系統店」の文字があり、グーグルマップで調べると、今は休業中の喫茶店と紅谷ビルというのを発見。さらに、ツイッターのアカウント「紅谷@代々木上原」さんも見つけました。「紅谷@代々木上原」さんが、長野の「紅谷和洋菓子舗」さんと「鎌倉紅谷」さんをフォローされているのを見て、「鎌倉紅谷」の銘菓「クルミッ子」も大好きなお菓子だけれど、もしかして関係ある?!と胸がドキドキ。



長野の「紅谷和洋菓子舗」さんにその旨尋ねました。

代々木上原にあった「紅谷」で十数年間修業し、長野県埴科郡坂城町に「紅谷和洋菓子舗」を開業。今年で54年目とのこと。

もともとは江戸時代ごろにさかのぼり神田にあった紅谷が二つに分かれたようです。

その頃は全国から修業に来る人が多く、修業後のれん分けをして全国各地に「紅谷」があるようです。

その一つが「鎌倉紅谷」とのことです。

全国の「紅谷」のルーツが「鎌倉紅谷」のHPにも紹介してありました→鎌倉紅谷の歴史

一つのお菓子のおいしさから、こんな風に歴史が知れるのって、ワクワクしますね。

    次へ

  1. 1
  2. 2
  3. 3