トム・クルーズの出世作の続編、『トップガン マーヴェリック』は何故こんなにヒットしているのか?それは〇〇の集大成だから!

2022/6/2 22:00 龍女 龍女

今回のコラムのテーマは、映画『トップガン マーヴェリック』(5月27日公開)である。


この映画は1986年公開のアメリカ映画『トップガン』の続編である。


(『トップガン』のポスターから引用 イラストby龍女)

この作品が大ヒットしたことで、トム・クルーズ(1962年7月3日生れ)は、大スターの道を歩み始めた。

監督はトニー・スコット(1944~2012)である。


(トニー・スコット。 イラストby龍女)

兄のリドリー・スコット(1937年11月30日生れ)と共にCMディレクターからキャリアを始めた映像制作者だ。
他の代表作には『ビバリーヒルズ・コップ2 』(1987年)
『トップガン』と同じくプロデューサーのジェリー・ブラッカイマーと主演トム・クルーズのコンビの
『デイズ・オブ・サンダー』(1990年)
クエンティン・タランティーノが脚本を手がけた『トゥルー・ロマンス』(1993年)がある。

『トップガン』は音楽と映像がマッチしたキャッチーな作品で、アメリカ海軍の志望者が増えるなど、CM効果もあった大ヒット作である。
監督のトニー・スコットの経歴にふさわしい出来であった。
トム・クルーズは続編の権利を買って、実は作らせないようにしていたらしい。
しかし満を持しての続編が制作されることになった。
撮影は2019年に終わっていたらしいが、コロナ禍の影響で公開が2年延びてしまった。

実は筆者も待ちわびていた作品であった。
公開5日目の5月31日にTOHOシネマズ立飛のIMAXが備えてあるスクリーン1で観た。
席はほぼ満席で皆食い入るようにIMAXでの迫力ある映像を魅入っていた。
前半、やや便が近いような感じがしていたが、それをすっかり忘れるほど後半が面白かった。

さて、何故こんなにヒットしているか?
簡潔に言うと映画らしい映画だからなのだが、具体的にどういう意味なのか?
映画が出来た時に何を観たいと思ったのか?
それから映画の歴史が始まったのと関係しているので、次にそれをひもといていこう。

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