もう一度見たい!古代ローマ時代に繁栄した世界遺産の街
アッサラーム・アライクム、いまトピアート部のyamasanです。
いきなりアラビア語のあいさつで始まりましたが、今回も昨年10月のイエメンに続き、アラブ圏の世界遺産の街をご紹介したいと思います。
イエメンの記事はこちらです。
↓
【銀塩写真で甦る】危機に瀕した世界遺産の街
⇒https://ima.goo.ne.jp/column/article/10389.html
シリアに行ったのはもう20年以上も前のことになりますが、当時、シリアのパルミラ遺跡とヨルダンのペトラ遺跡を巡るツアーは、中近東の旅行の中でも特に人気のあるゴールデンコースでした。
パルミラ遺跡の列柱路
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ところが現在、シリアでは政府軍や武装勢力などの衝突が続いているため、コロナが収まっても安心して旅行ができる状況ではなく、さらには古代都市バルミラの最高神を祀るベル神殿などの遺跡が内戦で破壊されたため、現地に行かれたとしても観光客でにぎわった頃の面影をたどることはできないのです。
破壊される前のベル神殿の本殿
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ネットで調べたところ、現在では手前にある本殿の門だけが残っているようです。
円形劇場の舞台
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今では正面の門の上部は崩れ落ちてる姿が確認されました。
ベル神殿の本殿から外壁部分を見たところ。
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あらためて写真を見てみると、夜間にライトアップする照明があったことに気が付きました。
昼のパルミラしか見ていなかったので、夜のパルミラ遺跡も見てみたかったです。
こうやってパルミラ遺跡をはじめシリアに行った時の写真を眺めていると、砂漠の上に吹く乾いた風が無性に懐かしくなってきます。
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「現地に行きたい!」と強く思うのですが、もちろん今はかなわぬ夢。
それでもありがたいことに、都内には中近東の雰囲気を味わうことができるミュージアムがあるのです。
それは、東京・池袋にある古代オリエント博物館。
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古代オリエント博物館は、シリア、古代メソポタミア、古代エジプト、古代イランなど西アジア、エジプト地域の出土品などを所蔵していて、私の大好きなの復元ジオラマもあって、古代オリエント世界にタイムスリップできる、とても心地の良い空間です。
来館案内、展覧会の開催状況などは同館公式サイトをご覧ください⇒古代オリエント博物館
コレクション展展示風景
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手前は、シリアのユーフラテス河東岸のテル・ルメイラ遺跡から出土された土器群。
奥は、テル・ルメイラ遺跡付近の人たちの家の復元展示。
かまどや土器といった生活必需品から当時のゲーム盤まであって、今でも人が住んでいるのではと思えるくらいリアルです。
そして、古代エジプト、古代メソポタミア、古代イランのエリアに進みます。
コレクション展展示風景
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さらに先に進むと今回の一番のお目当て、破壊される前の姿を再現したパルミラ遺跡の模型が見えてきます。
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上の写真の右上、外壁や列柱で囲まれているのがベル神殿。
視線を下げて横から見てみてみるとその場に瞬間移動したような不思議な気分。さきほど写真で紹介した本殿とその前の門が見えてきました。
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こちらは列柱路をアップにしたところ
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列柱路の右端にあるのが凱旋門で、やや左の半円形のものが円形劇場です。
パルミラ遺跡には多くの観光客が訪れていましたが、遺跡の近くには住居や商店もあって、近所の人たちが遺跡の横を通り抜けたり、子どもたちが遊んだりして、人々の生活の場でもあったのです。
そんな平和なパルミラに、いつの時か復旧された遺跡を見にもう一度訪れてみたい、パルミラ遺跡の再現模型を見ていたら、そんな思いがふと頭の中に浮かんできました。
いきなりアラビア語のあいさつで始まりましたが、今回も昨年10月のイエメンに続き、アラブ圏の世界遺産の街をご紹介したいと思います。
イエメンの記事はこちらです。
↓
【銀塩写真で甦る】危機に瀕した世界遺産の街
⇒https://ima.goo.ne.jp/column/article/10389.html
シリアに行ったのはもう20年以上も前のことになりますが、当時、シリアのパルミラ遺跡とヨルダンのペトラ遺跡を巡るツアーは、中近東の旅行の中でも特に人気のあるゴールデンコースでした。
パルミラ遺跡の列柱路
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ところが現在、シリアでは政府軍や武装勢力などの衝突が続いているため、コロナが収まっても安心して旅行ができる状況ではなく、さらには古代都市バルミラの最高神を祀るベル神殿などの遺跡が内戦で破壊されたため、現地に行かれたとしても観光客でにぎわった頃の面影をたどることはできないのです。
破壊される前のベル神殿の本殿
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ネットで調べたところ、現在では手前にある本殿の門だけが残っているようです。
円形劇場の舞台
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今では正面の門の上部は崩れ落ちてる姿が確認されました。
ベル神殿の本殿から外壁部分を見たところ。
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あらためて写真を見てみると、夜間にライトアップする照明があったことに気が付きました。
昼のパルミラしか見ていなかったので、夜のパルミラ遺跡も見てみたかったです。
こうやってパルミラ遺跡をはじめシリアに行った時の写真を眺めていると、砂漠の上に吹く乾いた風が無性に懐かしくなってきます。
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「現地に行きたい!」と強く思うのですが、もちろん今はかなわぬ夢。
それでもありがたいことに、都内には中近東の雰囲気を味わうことができるミュージアムがあるのです。
それは、東京・池袋にある古代オリエント博物館。
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古代オリエント博物館は、シリア、古代メソポタミア、古代エジプト、古代イランなど西アジア、エジプト地域の出土品などを所蔵していて、私の大好きなの復元ジオラマもあって、古代オリエント世界にタイムスリップできる、とても心地の良い空間です。
来館案内、展覧会の開催状況などは同館公式サイトをご覧ください⇒古代オリエント博物館
コレクション展展示風景
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手前は、シリアのユーフラテス河東岸のテル・ルメイラ遺跡から出土された土器群。
奥は、テル・ルメイラ遺跡付近の人たちの家の復元展示。
かまどや土器といった生活必需品から当時のゲーム盤まであって、今でも人が住んでいるのではと思えるくらいリアルです。
そして、古代エジプト、古代メソポタミア、古代イランのエリアに進みます。
コレクション展展示風景
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さらに先に進むと今回の一番のお目当て、破壊される前の姿を再現したパルミラ遺跡の模型が見えてきます。
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上の写真の右上、外壁や列柱で囲まれているのがベル神殿。
視線を下げて横から見てみてみるとその場に瞬間移動したような不思議な気分。さきほど写真で紹介した本殿とその前の門が見えてきました。
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こちらは列柱路をアップにしたところ
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列柱路の右端にあるのが凱旋門で、やや左の半円形のものが円形劇場です。
パルミラ遺跡には多くの観光客が訪れていましたが、遺跡の近くには住居や商店もあって、近所の人たちが遺跡の横を通り抜けたり、子どもたちが遊んだりして、人々の生活の場でもあったのです。
そんな平和なパルミラに、いつの時か復旧された遺跡を見にもう一度訪れてみたい、パルミラ遺跡の再現模型を見ていたら、そんな思いがふと頭の中に浮かんできました。