連休中に行きたい野外美術館トップ10

2022/4/24 11:30 Tak(タケ) Tak(タケ)

気になるトップ5はどんなミュージアが選ばれたのでしょう。

5位:博物館 網走監獄


北海道網走市にある博物館 網走監獄が第5位にランクイン。国の名勝に指定されている天都山の中腹にある網走国定公園の中にあります。

ここは明治時代から実際に網走刑務所で使用されてきた建物を保存公開している野外歴史博物館で、敷地面積は東京ドーム約3.5個分の広さを有しています。

ベルギーの監獄をモデルにした歴史的建造物「五翼放射状平屋舎房」は刑務所施設としては日本最古で、木造行刑建築としては世界最古になっています。

3位(同点):江戸東京たてもの園


東京都小金井市にある1993年に東京都江戸東京博物館の分館として開設された野外美術館。

都内に存在した江戸時代前期から昭和中期までの現地保存が不可能な文化的価値の高い歴史的建造物を移築・復元・保存がされています。

昔の商家などを通して下町の風情を楽しめるほか、様々な建築様式の建物が見られることも魅力です。



3位(同点):霧島アートの森


鹿児島県湧水町にある霧島アートの森。現代アート作家の個展を積極的に開催していることでも知られています。

霧島という雄大な景観の中、四季折々の変化を見せる野外展示空間をもつ美術館です。

造形作家がこの地を訪れ自然・歴史的・文化的な特徴を生かしながら構想した作品たちは、霧島地域の自然と調和した芸術性の高いものばかりです。

2位:野外民族博物館 リトルワールド


愛知県犬山市と岐阜県可児市をまたぐ場所にあるリトルワールド。東武ワールドスクウェアよりも更に歴史は古く1983年に名鉄の出資により開園した歴史のある施設です。

世界各国の衣・食・住をはじめとした民族文化を紹介しており、世界各地から集められた約6000点もの民族資料を展示した展示室や、23か国の家屋が立ち並ぶ野外展示場で構成されています。

グルメ食べ歩きや民族衣装、エンタメなど世界の文化を五感で体験でき、1日世界旅行に出かけた気分を味わえます。近くには博物館明治村もあります。

1位:野外博物館 合掌造り民家園


堂々の第1位に輝いたのは岐阜県白川村にある野外博物館 合掌造り民家園です。

白川郷・五箇山の合掌造り集落は、1995年にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録され世界中の訪れる場所となりました。

岐阜県重要文化財指定建造物9棟を含む全25棟の建造物を保存公開しており、園内には神社やお寺の本堂、水車小屋等もあり、2棟の主屋は屋根裏まで見学可能です。



移築や離村を理由に合掌造りが失われていくことに危機感をもった白川村が、その文化保存のために開業した施設です。園内はひとつの村のようになっており、昔の文化や暮らしを追体験することができます。

今年はちょうど開園から50周年を迎える節目の年にあたるそうです。海外からのお客さんが少ない今が狙い目です。

白川村は、世界遺産地区はもちろん、アクティビティやキャンプ、温泉など他にもたくさんの魅力があります。



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