千葉発の写真芸術祭 【CHIBA FOTO】開催!
千葉市初めての芸術祭「千の葉の芸術祭」のプログラムのひとつ「CHIBA FOTO」がスタートしました!
皆さんは自分の住む土地に対して、どのような印象をもっていますか?
「特にこれと言って特徴がないんだよなあ」
そんなふうに思うことはないでしょうか?
東京の郊外に住む人は、そういった思いが強いかもしれません。自然にあふれているわけでも、観光名所があるわけでもない。住宅地があって、ショッピングモールがあって、史跡もあるにはあるけれど、よくは知らない。
私も東京近郊に住む人間なので、自分の地元に対してそういう印象を抱いています。
けれど、本当に「特徴のない土地」なのでしょうか?
千の葉の芸術祭は、「すべての土地は固有の魅力を持っていて、私たちに必要なのはその魅力に気づく機会を持つこと」とし、千葉市の市制100周年を記念して 「アートでつながる アートでつなげる 自由なアートが人と社会をかえていく」をコンセプトに開催された千葉市初の芸術祭です。
構成内容は、写真表現に触れることを通して私たちの世界を捉えなおす「写真芸術展」、感じながら考え、創造することについて学ぶ場「体験・創造ワークショップ」、そして伝統とその革新に挑戦的に取り組む「伝統文化・新しい文化の発信」の3部門。
今回ご紹介するCHIBA FOTOのほかに、夜の日本庭園を舞台に現代アートを茶の湯のプロセスに見立てて展開した「生態系へのジャックイン」展(8月8日で閉幕)、様々なクリエイターによる体験型の授業を開催する「ななめな学校」がプログラムとなっています。
▶千の葉の芸術祭
8月21日より開幕した「CHIBA FOTO」は、12人の作家たちが13の会場で、千葉の街と人の「いま」「過去」「未来」を描くという内容です。
実際観に行くとわかるのですが、「これで無料⁉」と驚いてしまうほど質の高い展示であり、千葉市ゆかりの建物を使用したそれぞれの会場は、どれも反則級に素敵なものばかり。
作品はすべて千葉で制作され、市内各所に点在する歴史ある建造物や、日々行き交う場所が舞台となっており、土地の歴史、場所のもつ記憶をリサーチしたそれらは、まるで鑑賞者に様々な言葉を投げかけてくるようです。
次のページでは、参加作家や実際に行った会場の様子をご紹介します!
皆さんは自分の住む土地に対して、どのような印象をもっていますか?
「特にこれと言って特徴がないんだよなあ」
そんなふうに思うことはないでしょうか?
東京の郊外に住む人は、そういった思いが強いかもしれません。自然にあふれているわけでも、観光名所があるわけでもない。住宅地があって、ショッピングモールがあって、史跡もあるにはあるけれど、よくは知らない。
私も東京近郊に住む人間なので、自分の地元に対してそういう印象を抱いています。
けれど、本当に「特徴のない土地」なのでしょうか?
【千の葉の芸術祭】とは?
千の葉の芸術祭は、「すべての土地は固有の魅力を持っていて、私たちに必要なのはその魅力に気づく機会を持つこと」とし、千葉市の市制100周年を記念して 「アートでつながる アートでつなげる 自由なアートが人と社会をかえていく」をコンセプトに開催された千葉市初の芸術祭です。
構成内容は、写真表現に触れることを通して私たちの世界を捉えなおす「写真芸術展」、感じながら考え、創造することについて学ぶ場「体験・創造ワークショップ」、そして伝統とその革新に挑戦的に取り組む「伝統文化・新しい文化の発信」の3部門。
▲「生態系へのジャックイン」
今回ご紹介するCHIBA FOTOのほかに、夜の日本庭園を舞台に現代アートを茶の湯のプロセスに見立てて展開した「生態系へのジャックイン」展(8月8日で閉幕)、様々なクリエイターによる体験型の授業を開催する「ななめな学校」がプログラムとなっています。
▶千の葉の芸術祭
【CHIBA FOTO】とは?
8月21日より開幕した「CHIBA FOTO」は、12人の作家たちが13の会場で、千葉の街と人の「いま」「過去」「未来」を描くという内容です。
実際観に行くとわかるのですが、「これで無料⁉」と驚いてしまうほど質の高い展示であり、千葉市ゆかりの建物を使用したそれぞれの会場は、どれも反則級に素敵なものばかり。
▲川内倫子「as it is」(千葉市中央コミュニティセンター松波分室)
作品はすべて千葉で制作され、市内各所に点在する歴史ある建造物や、日々行き交う場所が舞台となっており、土地の歴史、場所のもつ記憶をリサーチしたそれらは、まるで鑑賞者に様々な言葉を投げかけてくるようです。
次のページでは、参加作家や実際に行った会場の様子をご紹介します!