『シェフは名探偵』出演中の濱田岳は、「西田敏行の後継者」ってどういう意味?

2021/7/29 18:00 龍女 龍女

②西田敏行の当たり役を演じる


(ドラマの1シーンから引用 イラストby龍女)

『釣りバカ日誌~新入社員 浜崎伝助~』(2015年10月~12月)では、人気映画シリーズ『釣りバカ日誌』の主人公のサラリーマン浜崎伝助を西田敏行から引き継いだ。
映画では、三國連太郎が演じていたスーさんこと鈴木建設の社長・鈴木一之助を西田敏行が演じた。
この共演で、西田敏行本人が濱田岳を自らの後継者と言うようになった。
西田敏行は日本を代表する名優だが、何より喜劇を得意とする。
濱田岳は、この名優とのやりとりで喜劇俳優としての腕を鍛えられた。
また、共演したみち子役の広瀬アリスもコメディエンヌの才能が開花。


(朝ドラ『わろてんか』の武井風太 イラストby龍女)

再び共演した『わろてんか』(2017年10月~3月)では、濱田岳は主人公藤岡てん(葵わかな)の従兄武井風太、広瀬アリスは天才漫才師リリコを演じている。


(大河ドラマ『軍師官兵衛』の1シーンから引用 イラストby龍女)

西田敏行は最多出演数を誇る大河ドラマでは、『軍師官兵衛』で主人公の黒田官兵衛こと黒田孝高(岡田准一)の家老・栗山善助を演じた。
『麒麟が来る』では最終話に黒田官兵衛役で登場している。

西田敏行が濱田岳に期待しているのは、主に日本の喜劇映画の主役としてこれからを担うことだろう。
濱田岳は誰と組んでも、絶妙な間合いで対応できる。
これからの作品も目が離せない。


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