東日本大震災のときの「今だから言える、要らなかった(迷惑だった)支援物資」6つ→ネット民「ショックです」
大きな災害が起こると、被災地にはさまざまな支援物資が届きます。でも送られても困るもの(ハッキリ言って迷惑なもの)も多いようです。
Twitterでは、こんなツイートが注目されています。
子どもが道徳で使用したプリント。
— aya (@aya202008) June 26, 2021
これ、大人がよく知っていた方がいいですね。特に先生とか市区町村の方々とか。
私も勉強になりました。 pic.twitter.com/BgMrN1T9qr
投稿者さんは、お子さんが道徳の授業で使用したプリントの写真をアップしています。そこには、「いまだから言える『要らなかった支援物資』-東日本大震災【第二の災害】」からの引用として、災害時に不要なものが6つ紹介されています。
そこには、(1)千羽鶴・応援メッセージや寄せ書き、(2)成分表が読めない海外食品(アレルギー成分がわからないため)、(3)冷凍食品(冷蔵庫が使えないため)、(4)保存食以外の食料(缶詰・瓶詰・カップ麺も賞味期限が切れたものは不安)、(5)古すぎる古着・洗濯していない毛布、布団・下着など)、(6)自分で食料などを確保できないボランティア——が挙げられています。
投稿者さんは、「これ、大人がよく知っていた方がいいですね。特に先生とか市区町村の方々とか。私も勉強になりました。」とツイートしています。
この投稿を見たTwitterユーザーからは、こんな声があがっています。
自分が被災した側だったら、その状況で何がほしいかな、っていう視点で考えましょう🙄ってことですね。
— SAo (@SAo66bm) June 26, 2021
千羽鶴や応援メッセージ類の紙は暖をと燃やしたと聞いた
— ゼルダP (@zeldap923) June 27, 2021
それ以外の使い道がないって言ってた
6は者か。
— そう@横浜 (@sou21century) June 27, 2021
炊き出しボラが現地の救援物資を贅沢に使って翌日以降の予定を狂わせるとか、下水インフラがアウトなところに携帯トイレも持たずに乗り込むとか、これからだと新型コロナウイルス懸念とか、色々大変そう。
飛んでいかない勇気も必要なのかも。
「応援メッセージや寄せ書き」は、「本人は慰めてるつもりなのに、実際には大きなお世話で、被災者の心を逆撫でするメッセージ」(例:前向きに生きましょう、忘れましょう、この先いい事あるからがんばれ)が書かれる事が少なくないし、それだけ消すのが困難なので、確かにやらない方が賢明です。
— 押井徳馬 (@osito_kuma) June 27, 2021
四に加工出来ない食料の原材料を追加して欲しいですね。
— 涼@シンエヴァ視聴済 (@0324suzu) June 27, 2021
支援物資として小麦粉30㌔とか届いたのですが当時は電気も水道も使えなくてどうしようと頭を悩ませた結果、一部は炊き出しに使用し残りは小麦粉のまま各家庭に割当てたので。
下着は数百円程度でいいから新品送るぐらいの気遣いで居ようよ…というか自分が被災した時に誰が使ったか分からない下着は使いたくないと思わんかね😥…と私は避難リュックに自分の古い下着を入れる。東日本大震災の時は被災地を都合の良いゴミ集積所扱いしてた人達居たもんな…
— 桜猫 (@7nC7exDiSUsR5N4) June 27, 2021
なんにしても、被災地の人たちにとって、「千羽鶴」は迷惑なものでしかないってことね。
— ヒカリニウム (@hikarinium) June 28, 2021
それと、被災地に送る食糧のチョイスって、案外難しいんだ。
期限の切れたおにぎりとかを、被災地の市町村が泣く泣く処分してるニュースとかもあるし。
被災地となったことのある自治体職員ですが、賞味期限切れて間もないものを職員が消費したりしてました。応援物資で自作の歌を送ってきた方も…(本当に要らない)
— mogpon (@mogzo13) June 28, 2021
自分で食料を悪穂出来ない人がボランティアに行くのはよく分かりませんね・・・・・・・・
— chemi20080 (@chemi20080) June 27, 2021
2011年3月末日時点で、千羽鶴を東日本大震災の被災地に送った/作った個人や団体のニュースを検索したらこのくらいHITしました。
— 澪姉@小説家になろう (@Mio_nee) June 27, 2021
この時点だと「どれほど迷惑かつ独り善がり、現地のマンパワーを食いつぶす悪逆無道な所業なのか」が知られてなかった証左ですねー。https://t.co/5wgLjLyQf6
311直後
— ganesa (@Ganesia) June 27, 2021
天声人語(新聞のコラム)、かなんかで、被災者が
「自分が要らないもの(古着)を人に送るな」
と、憤っていたのを思い出しました
確かにね
千羽鶴や古着を不要と言われて逆ギレしていた馬鹿主婦が結構いたんだが、あいつらどこに行ったんだろ
— 児斗玉文章(ことだまふみあき (@kotodamaxxx1) June 27, 2021
堂々とここにリプすればいいのに
送る側の気持ちに寄り添った物は不要..
— Kei Osaki (@KeiOsaki2013) June 27, 2021
せめて地元マスコミは許してやって…。
— ルーク (@aera2001) June 27, 2021
胆振地震ではローカル局のラジオ中継かなりありがたかった。
千羽鶴や寄せ書き応援メッセージも不用なんてショックです、、
— ちょび yasu復活願 (@chobi_h) June 27, 2021
たしかに、食料や衣類すら確保できないような切羽詰まっているときに、千羽鶴や応援メッセージが届いてもゴミになるだけですよね。むしろ被災者の気持ちを逆なですることだってあるかもしれません。
そして、被災地となったことのある自治体職員さんからのリプライでは、応援物資で自作の歌を送ってきた人もいるとのこと。これは本当に要りませんよね…。不謹慎ながら笑ってしまいました。
(いまトピ編集部:ヤタロー)