見上げればあのアニメ!?好きなキャラクターに出会える街。

2021/5/26 20:00 KIN KIN




『魔法の天使クリィミーマミ』(C)ぴえろ

街を歩いていて、こんなフラッグを見たら『デリケートに好きして』(作詞・作曲 古田喜昭/編曲 大村雅朗/歌 太田貴子)を思わず口ずさんでしまいませんか?もしくは「パンプルピンプルパムポップン」と。




『機動戦士ガンダム』(C)創通・サンライズ

または、男の子(かつて男の子だった人を含む)だったらこちらを見て『翔べ! ガンダム』(作詞 井荻麟/作曲 渡辺岳夫/編曲 松山祐士/歌 池田鴻)を歌ってしまうかも。もしくは「アムロ、いきまーす!」と。




『科学忍者隊ガッチャマン』(C)タツノコプロ

商店街にアニメのフラッグ。これはアニメ制作会社が多い“アニメのまち杉並”、東京都の杉並区にある「八丁通り商店会」で見ることができます。




『巨人の星』(C)梶原一騎・川崎のぼる/講談社・TMS

杉並区の情報発信を行う「中央線あるあるプロジェクト実行委員会」、荻窪駅から青梅街道を5分ほど歩いた先にある「八丁通り商店会」、八丁通り商店街の近くにある「東京工芸大学 杉並アニメーションミュージアム」の連携によるPR用フラッグです。




『ラブライブ!』(C)2013プロジェクトラブライブ!

東京都の中央線近くのアニメスタジオを中心に誰でも知っているアニメをフラッグにして街を盛り上げる企画、素晴らしい!この旗は3年ほど続くとのことです。

なみじゃない、杉並 中央線あるあるプロジェクト
https://www.chuosen-rr.com/

八丁通り商店街
https://8ave.jp/



東京工芸大学 杉並アニメーションミュージアム
https://sam.or.jp/

そして日本初のアニメ総合博物館である「東京工芸大学 杉並アニメーションミュージアム」。先日テレビでも紹介されていました。

この時期でも開館していて、少し駅から遠いからかそれほど人も来ている多くはなく、そしてなんと無料なんですよ、ここ。





東京工芸大学とネーミングライツ協定を結んでおり、アニメ制作を体験して、アニメーションについて楽しく学ぶことができる施設。

ゾートロープの様なアニメの原理体験、動画に合わせて声を吹き込むアフレコ体験、アニメ作家の机の再現などの展示は子供だけでなく大人が行っても楽しいもの。企画展も開催されています。





アニメ年表を見ながら子供のころに見たアニメを思い出したり。受付後ろの柱にはアニメ関係者の直筆イラストやサインがあります。あの大御所のサインも!これらをじっくり見ているだけでも満足です。



アニメーションミュージアムが入っているこの杉並会館の建物、ソニービル、国立歴史民俗博物館、東京芸術劇場などを手掛けた芦原義信 氏の設計です。建築ファンも楽しめます。



本屋 Title | 東京・荻窪の新刊書店・タイトル
https://www.title-books.com/

この八丁通り商店街、大きな青梅街道沿いでかなり広い範囲に渡っています。商店街の起点である四面道の交差点とアニメーションミュージアムの中ほどにある街の本屋さん「本屋 Title」ではカフェやギャラリーもあるので疲れた時に一休みする場所としてもおススメ。

アニメーションミュージアムから西荻窪駅へ向かい、アンティーク品や雑貨などを楽しむのも良いかもしれません。アニメやカルチャーを街全体で味わってみるのも面白いです。