美味しいお茶が飲める店めぐり:日本茶専門店「茶鎌」(鎌倉)

2014/5/29 14:00 satomin satomin



こんにちは。satominです。

初夏のすがすがしい陽気に、どこか行きたいな~と思った時、
東京都心からちょうどいいお出かけスポットなのが「鎌倉」ではないでしょうか。

梅雨になり、紫陽花が咲きだすこれからは、有名なあじさい寺をはじめ、
鎌倉の街がますます混む時期です。
そんな人ごみに疲れた時に、美味しいお茶を飲んで一休みできるお店、
日本茶専門店「茶鎌」さんをご紹介します。


◆鶴岡八幡宮の二の鳥居のすぐ横!

「茶鎌」さんは鎌倉の観光スポット、鶴岡八幡宮の二の鳥居近くにあります。
鎌倉土産の代名詞でもある「鳩サブレー」で有名な豊島屋本店からも歩いて数分の距離です。
お店は手拭い専門店「拭う鎌倉」さんの2階にあります。



「拭う鎌倉」さんのすぐ横にある「茶」の暖簾(のれん)をくぐり、
細い階段をのぼるとお店のドアがあらわれます。

店内はカウンター席と、若宮大路が眺められる窓際にテーブル席が数席あります。


◆世界緑茶コンテスト最高金賞受賞茶師が作るお茶

日本茶メニューは、日本茶とお菓子を選べるセットメニューになります。

まず、お茶を選びます。

「茶鎌」さんは茶師・佐々木健さんのお店「茶来未(ちゃくみ)」さんと、
「拭う鎌倉」さんとのコラボのお店ということで、
お店でだされるお茶は「茶来未」さんのお茶です。
藤沢市遠藤にある「茶来未」さんのお茶は「ぱちり」や「そんならば」「7132」など、
面白いネーミングのものが多いです。

「ぱちり」は静岡掛川の深蒸し煎茶です。
それこそぱちりと目が覚めるのでしょうか。

「そんならば」は天竜の普通蒸しの煎茶です。
「7132」は本山の浅蒸し煎茶で、残り香に桜の風味が漂う希少品種だそうです。

他にも静岡県岡部の玉露「むかんしん」や、
静岡県森町のほうじ茶、愛知県西尾市の抹茶などなど、
本格的なお茶が並びます。


お茶が決まったら、
次はお菓子を選びます。

茶師監修の手作りおはぎや上品な和三盆のお菓子、蜂蜜味紀州南高梅干し。
追加料金で、鎌倉いとこのきんつばや、「茶来未」さんのお茶アイス、
ほうじ茶プリン、みたらし団子、ミニあんみつパフェなどが選べます。


セットメニューの他にも、単品メニューで、抹茶あんみつパフェや抹茶チーズケーキ、
季節限定のメニューなどがあります。


◆鎌倉散策の合間に本格的な日本茶とお菓子を愉しむ

注文をして待つこと数分、1煎目のお茶碗と2煎目が入った湯冷まし(茶海?)、
お菓子の小皿がお盆にのせられて運ばれてきました。
お茶碗の下の「拭う鎌倉」さんの手拭いのコースターが可愛いです。


本山の「7132」とおはぎ。


掛川の「ぱちり」と和三盆。

窓の外、若宮大路の二の鳥居や観光客の往来を眺めながら、
ゆったりと本格的なお茶とお菓子を愉しむのも赴きがあってよいものです。


他にも、抹茶ラテなどのメニューも。暑い夏場によさそうですね。




◆柄もいろいろ!伝統技法で染めた手拭い巾着入りの香り茶

入り口近くのレジ前の一角では、
茶師・佐々木健さんのお茶が購入できます。
2009年世界緑茶コンテスト最高金賞受賞茶の
「そんならば」「むかんしん」「ぱちり」などが並びます。

「拭う鎌倉」さんの手拭いで作られた小さな巾着に入ったお茶は、
誰かにプレゼントしたくなる品です。
お茶の種類ごとに手拭いの柄があって、どれにしようか悩みます。



茶祖「栄西禅師」ゆかりの鎌倉。
鎌倉に訪れたら小町通りや鶴岡八幡宮も良いですが、
街の喧騒を離れて美味しいお茶で一服する、
そんな鎌倉の過ごし方も乙だな~と思うのでした。


そして、これからの季節、鎌倉といえばあじさいですね。

境内にある約2,500株ものあじさいが咲き誇る明月院(あじさい寺)。


成就院の、海を見ながらのあじさいも素敵です。



明月院(あじさい寺)や長谷寺、成就院であじさいを鑑賞した後に、
美味しい日本茶を飲みに「茶鎌」さんに寄ってみてはいかがでしょうか。


◆Shop Data:
茶鎌 二の鳥居店
http://www.grap.co.jp/chakama/

・住所: 神奈川県鎌倉市小町2-10-12
・営業時間:
平日/11:00~18:30
土日祝/11:00~18:30 
(ラストオーダー/18:00)
・定休日: 無し