元祖あざとかわいい50代 今でもきれいな裕木奈江のツイートが名言揃いと話題(2/2)
田中邦衛さんがお亡くなりになりました。謹んでご冥福ををお祈りいたします。
— フジテレビ (@fujitv) April 2, 2021
明日の「土曜プレミアム」は予定を変更して『田中邦衛さん追悼特別番組 北の国から’87初恋』を放送いたします。 pic.twitter.com/qyesPH4eND
2日には、3月24日に死去した田中邦衛さんとのツーショットを公開し、「ご一緒させていただく機会をいただき光栄でした。ありがとうございました」と追悼の言葉を残している。
確かな演技力で女優としてブレークしながらも、今で言うところの「あざとかわいい」雰囲気が女性から反感を買い、強烈なバッシングが巻き起こり、一時期は日本の芸能界から姿を消した彼女。
その後、活動の場をハリウッドに移し、WOWOWプライムで放送されているデヴィッド・リンチ脚本・監督の海外ドラマ、新作『ツイン・ピークス』に、アジア人で唯一、リンチ監督から直接キャティングされるという快挙も。
そんな彼女は、10代の頃のか弱そうなイメージに反して、ガッツのある演技派女優に進化。ツイッターに投稿する言葉も、ファンの間では「歯に衣着せぬ名言」として、支持を集めている。
幸せとは人によって随分違うもので、みんなと同じである事が幸せな人もいれば、人より優れていること、逆に目立たず嫉妬を買わないこと、欲を満たすこと、清廉潔白である事、チャレンジすること、等あちこち散らかって存在している心の状態なので、人の嗜好は気にしなくて良い。
— 裕木奈江 🧅 NAE YUUKI (@nae_auth) March 14, 2021
「誰かの三十年前の学歴を、これから友達になる時に気にする人もいる。滝にでも打たれたらいい。」と、学歴至上主義者を一刀両断する言葉には、共感の声も続々。
誰かの三十年前の学歴を、これから友達になる時に気にする人もいる。滝にでも打たれたらいい。
— 裕木奈江 🧅 NAE YUUKI (@nae_auth) March 28, 2021
現在50歳の裕木だが、「人の顔(と体つき)は40歳頃が、若さの輝きにも経年の味わいにも頼れない『その人の顔』なのではないかしらと思ふ」と歳を重ねたならではの考察も投稿しており、「いいね」が集まっている。
人の顔(と体つき)は40歳頃が、若さの輝きにも経年の味わいにも頼れない「その人の顔」なのではないかしらと思ふ。
— 裕木奈江 🧅 NAE YUUKI (@nae_auth) March 30, 2021
2004年から1年間、ギリシャで英語と演劇を学んだ彼女は、ロサンゼルスに渡り、エキストラからキャリアを積み上げている。
大抵のマイノリティーはマジョリティーのルールで生きているので先ずは二つの視点を持っている。バイリンガルのようなもので、一つの事象に別の呼び名や意味があり、「二つあるなら3つも4つもあるよね」と考えられる。
— 裕木奈江 🧅 NAE YUUKI (@nae_auth) March 28, 2021
なのでマイノリティー同士は種族は違ってもアレルギーを起こさず共生し易い。
異国で下積みを経験し、リンチ監督直々に『ツイン・ピークス』の“目を縫い閉じられた女性”役をオファーされた彼女は、ガッツのある努力家としても知られており、「守ってあげたい」儚げなルックスゆえにバッシングを受けた20代がいっそう理不尽に思われる。
引用ツイートくらいは鍵を外してできないかい。私たちはまだ人間同士でしょう?
— 裕木奈江 🧅 NAE YUUKI (@nae_auth) February 7, 2021
ツイッターに投稿する、クールで知的な言葉の数々は、中年の男女に刺さる名言揃いで、ほどよくシニカルな視点も魅力的だ。
幸せとは人によって随分違うもので、みんなと同じである事が幸せな人もいれば、人より優れていること、逆に目立たず嫉妬を買わないこと、欲を満たすこと、清廉潔白である事、チャレンジすること、等あちこち散らかって存在している心の状態なので、人の嗜好は気にしなくて良い。
— 裕木奈江 🧅 NAE YUUKI (@nae_auth) March 14, 2021
昨今では、田中みな実やさとう珠緒など、デフォルメされた「あざとかわいい」態度でファンを楽しませる演者も増えてきて、知的な「ぶりっこキャラ」の人気も上昇している。古くは松田聖子や、実業家の紗栄子など、若い頃に「ぶりっこキャラ」でバッシングされた人物は総じて生命力に溢れてたくましい人物揃い。
若い頃は「モテる」嫉妬から、女性からの反感を買いやすいが、ある年齢以上になるとメンタルの強さに憧れる同性も増え、手のひらを返したように人気が上昇する傾向もあり、ハリウッドを中心に活動する裕木奈江も50歳を迎え、女性からの憧れを集めそうな逸材と言えそうだ。
(しんまる子)