『ねないこだれだ』50周年!絵本作家・せなけいこ展、松屋銀座で1月12日まで (2/3)

2020/12/30 10:00 aya aya


展覧会のみどころ

デビュー作「いやだいやだの絵本」や、「あーんあんの絵本」各4冊シリーズの原画を公開

デビュー作「いやだいやだの絵本」は、息子さんが好きなディック・ブルーナの「うさこちゃん」の続きをつくろうと、ポスターの裏紙を台紙に、包装紙やチラシなどの身近な紙を貼り絵にした手づくり絵本がもとになりました。



ねないこをおばけが連れて行ってしまう代表作『ねないこだれだ』は、これまでにおよそ300万部以上の発行部数を記録し、多くの親子に読み継がれています。




デビュー前の仕事を紹介

19歳で童画家・武井武雄の弟子となり、雑誌・書籍のイラストや紙芝居、フィルムに光を当てて投影する「幻燈」などの仕事を手がけました。当時の資料やスケッチなどを交えながら、絵本作家デビュー前の軌跡をたどります。




近年の動きも紹介

2000年代に入って、20年以上の時を経て「めがねうさぎ」の新作が出版されたり、かつての幻燈や紙芝居が絵本として新たに出版されたりと、新しい動きが出てきました。数十年を経ても色あせない、せなけいこの作品の魅力を紹介します。



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