熊野三山制覇!よみがえりの聖地巡礼ツアー【前編】

2020/12/14 08:00スピリチュアル占い師 CHIEスピリチュアル占い師 CHIE


こんにちは、CHIEです!

来年に向けて運気の底上げをしたい年末。
先日私は、念願の「熊野詣(くまのもうで)」をしてきました!




“念願”の文字を見て、驚いた方もいるかもしれませんね。
日頃全国各地、様々なパワースポットをまわっている私ですが、実は熊野は今までお参りしたことがなかったんです…!

「日本屈指の聖地熊野参らずして今までパワスポ語っていたなんて…。」
と言われてしまいそうなにわかものです。(笑)


色んな場所を巡っているのに、なぜ熊野を外していたのかというと
理由は…なんか大変そう!という思い込み。


熊野詣とは和歌山県南部にある「熊野本宮大社」「熊野速玉大社」「熊野那智大社」この3つを総称した「熊野三山」を参拝することを言います。

“離れた距離にある3つの神社を山越えして参拝する”、“熊野古道を歩いて行く”…そんな誤った知識を持っていたので大変そうなイメージのまま、いつか行きたい!と思いつつ先延ばしにしていたのです。




しかし車を使えば1日でもまわれます!

皆さんの中にも、私と同じように“熊野三山”というワードは知っていても、どんな神社なのかよく知らなかったという人も多いと思います。

そんな方のために…
今回は聖地熊野三山の魅力と必見スポットをご紹介します!



■“黄泉がえり”の聖地「熊野」

2014年に世界遺産登録10周年を迎えた熊野古道。
そもそも熊野という地はどんなところなのか、気になりますよね。

熊野をひとことで言うと“黄泉がえりの聖地”。
真言密教の道場「高野山」「吉野」「熊野」は三大霊場として知られています。

その中でも死後の世界(黄泉の国)と通じていると信じられてきた聖地熊野。

「クマ」とは、「神」や「隅」をあらわし、「神々のおわす奥まった地」という意味が熊野の由来であり、かつては人々がたやすく近づけない秘境の地でした。

熊野に詣でることは黄泉の国へ行き、生まれ変わって現世に戻る、蘇りのためのプロセス。
平安時代には、皇族や貴族が都から熊野を目指す「熊野御幸」が盛んに行われていました。


熊野三山にはそれぞれの神社に意味が付けられています。

・熊野速玉大社(過去)
・熊野那智大社(現在)
・熊野本宮大社(未来)

速玉大社で過去の罪を浄め、那智大社で現世の縁を結び、本宮大社で未来を変える。
熊野三山を巡れば、過去・現在・未来の安寧が得られると信じられてきました。

熊野は森が深く、古くから「いにしえの地」と呼ばれ、亡くなった先祖が宿る場所と考えられています。そこに行って戻ってくることは「生まれ変わり」を意味するのです。
困難に陥った時、人生を再生する聖地。

まずは熊野本宮大社からご紹介します。



■熊野本宮大社




最初に訪れたのは“未来”を祈る「熊野本宮大社」。
全国に約4000社ある熊野神社の総本山です。
都からの熊野参詣で最初に目指す場所で、その神々しさに伏して拝んだと言われています。

参道を進み、奥には広々とした境内にいくつもの神殿が鎮座しています。
ヒノキの皮を積み重ねてつくられた檜皮葺の屋根は趣があります。



神殿の参拝順路は以下の通り

1.証誠殿(本宮・第三殿) 家津美御子神(素戔嗚尊)
2.中御前(結宮・第二殿) 速玉大神
3.西御前(結宮・第一殿) 夫須美大神
4.東御前(若宮・第四殿) 天照大神
5.満山社         結ひの神(八百萬の神)







境内では至る所に「八咫烏」がシンボルとして描かれています。

八咫烏といえば、サッカー協会のシンボルでも有名な三本足のカラスですよね。
八咫烏は熊野神社では導きの神鳥で、神の使者と言われています。
三本の足は主祭神の素戔嗚尊のご神徳である智・仁・勇、そして天・地・人の意味をあらわしています。

そしてもう一つ、熊野神社の歴史に関わるもので
熊野神社を守る「宇井」「鈴木」「榎本」姓を表すとも言われています。

読みながら自分の苗字が出てきてハッとした方もいますかね?

実はこの「宇井」「鈴木」「榎本」というのは、かつて熊野地方で神官を受け継ぐ家系であり、神武東征の折、天皇より賜った姓と伝わっています。

つまり、ここ熊野は全国の
宇井さん・鈴木さん・榎本さんのルーツ!!

熊野の神々が宿るとされる“聖木”。
この聖木を守る役目を任され神官を務めたの人々に「聖木→すすき→鈴木」に変化して名前が与えられたと言います。
鈴木といえば日本でも結構多い苗字ですが、全国に熊野信仰が広がるにつれ、熊野系の神社と一緒に全国に鈴木姓が広がったそうです。


八咫烏にちなみ烏を用いた熊野信仰独自のものがこちら




「熊野牛王符(くまのごおうふ)」

熊野三山で配布される特殊な神札で、一般的な神札と違って一枚ものの和紙の上に墨と木版で手刷りされ、朱印を押したもの。意匠には烏文字が用いられています。

何と書かれているのか分かりませんが、呪術的でかっこいい…!
こちらは大きいサイズのものは初穂料2000円、小さいサイズの護符は500円でいただけます。

88匹のカラスで文字が描かれていて、台所に祀れば火事除けに、玄関に祀れば泥棒除け・悪運除けに、さらに枕元に敷けば病気平癒のご利益があるそうです。





■熊野本宮大社と一緒に必見の神社




熊野本宮大社をお参りした後は、すぐ近くにあるもう一つの聖地「大斎原(おおゆのはら)」もお参りしましょう。
本宮大社からは徒歩10分以内で行けます。

ここは熊野本宮大社が最初に鎮座していた場所です。

現在の熊野本宮大社は新宮で、明治22年の洪水で流水されてしまうまではここに社殿を構えていました。当時は現在の8倍の広さを誇っていたというから驚きです。


稲田の中にそびえ立つ、大きくて立派な鳥居!
残念ながら鳥居から先は聖域のため撮影は禁止でした。




辺り一面に森が広がっていて静かな空気は清々しく、現在は社殿も何も残っていなくともここが神域だということが分かるくらい、神秘的な気配に満ちていてとてもパワーある場所でした。


そして大斎原の手前には「産田社(うぶたしゃ)」という神社もあります。




本宮大社・大斎原に比べるとこじんまりしていますが、ここに祀られているのは素戔嗚尊の母神である「伊邪那美命(いざなみのみこと)」です。




女神なので、女性の守り神。
特に女性の身体の不調を整えてくれると言われています。
やさしい雰囲気に満ちていて良かったです。


さて第一の山熊野本宮大社をお参りし、続く熊野速玉大社と熊野那智大社!
ここまでは1時間程時間があればゆっくり見てまわれました。
ここからがメインなのですがさすが聖地、かなり見どころがあってボリューミーになってしまいました。一記事では書ききれません!

ということで次回はこの続きをレポートします。
聖地熊野の魅力はまだまだこれから!

またこの続きを楽しみにしていてください。


(スピリチュアル占い師 CHIE)