低気圧?二日酔い?全く違うパッケージなのに…実は同じ成分だった?!今日からあなたも賢いクスリ選び!!
Twitterでは今、こんなツイートが話題になっています。
「このふたつの薬、パッケージを変えただけで、中身はまったく同じなんですよ~」って薬局のおじさんに教えてもらった。さすがに信じられなくて裏側を見たんだけど、本当にそうだった。 pic.twitter.com/xSVSPeEE2G
— 宮下芳明 Homei Miyashita (@HomeiMiyashita) July 5, 2020
写真に写っているのは、低気圧による不調に効く「テイラック」と、アルコールによる頭痛に効く「アルピタン」という薬。
どちらも小林製薬さんから発売されています。
なんとこの2つ、一見別物に見えますが、実は全く同じ成分で出来ているらしいんです!
失礼致します。
— 瑞樹 莎仁 (@sahito_m) July 5, 2020
この薬はどちらも漢方薬の五苓散ですね。東洋医学でいう【湿】(身体に貯まった余分な湿気)を体外に追い出すお薬です。低気圧頭痛も二日酔いも湿による影響が大きいと考えられますので、水捌けを良くするお薬でどちらも改善すると考えられます。五苓散て言っても誰も判りませんから…
人が薬を選ぶときって成分から選ぶんじゃなくて「こういう症状があるからそれに効く薬が欲しい」っていう選び方をするでしょうから、同じ成分でも複数の効用があれば複数のパッケージで売るのは間違いではないのではという気も。
— のんきな父ちゃん (@nonkiNaTohchan) July 5, 2020
小林製薬さんは「どういう内容の話かタイトルで説明してあるラノベ」みたいなドストレートな名前のつけ方するから、あえて同じ薬をパッケ変えて売ってるのかもw
— 三景夕子 (@YukoMikage) July 5, 2020
熱さまシートとか、トイレそのあとにとか、しみとりーなとか
タイトルで内容説明するラノベみがある
普通に売られてる五苓散には二日酔い・頭痛・下痢に効くとしか書かれてないからね……ネーミングって大事だってわかるよね……(ごっくん)
— 榎宮祐 (@yuukamiya68) June 30, 2020
五苓散(ゴレイサン)の効能を調べてみると、むくみや下痢、吐き気、耳鳴り、めまい、頭痛、腹痛…などなど応用範囲が広く、しかも効果が高くて即効性があるそう。
梅雨の時期、頭痛やだるさを感じやすい方は、一度試してみてはいかがでしょうか?
薬の世界だと割と当たり前のことだったりします
— 🍁きむこ(人間)🍁 (@kimuko_ningen) July 5, 2020
頭痛薬で有名な「イブ」はイブプロフェン配合の薬ですが、同じ成分のものはOTC医薬品として大量にあります
「アレグラ」も花粉症の薬として有名ですが、同じ成分でもっと安いものがあったりします
薬の特許が切れた時点で、剤形を変えて販売できるんです
抗ヒスタミン剤(レスタミンコーワ糖衣錠など)と睡眠改善薬(ドリエルなど)も価格はドリエルの方が10倍くらい高いですが、中身は同じジフェンヒドラミン塩酸塩ですよね。
— はむ弁護士 (@hamhambenben) July 5, 2020
こうやって見ると、薬のパッケージって、逆引き辞書として優秀ですね。
— Yasuyuki Sumi ⛅ 角 康之 (@y_sumi) July 5, 2020
グラム単価の比較情報ありがとうございます☺️
— zazentaka (@zazentaka) July 5, 2020
全部 #五苓散(ごれいさん)の一種でしたw#低気圧 の不調・頭痛に効く漢方薬、1日とgあたりで比較まとめましたw 台風時期のお役に立てば!
蒼朮と白朮の違いも判明
ソウジュツ(蒼朮) 発汗 鎮静 抗痙攣→水毒除去
ビャクジュツ(白朮) 止汗・抗炎症→補気 pic.twitter.com/XzN8PBnG38
薬品会社あるあるだったとは驚きですね。
薬を選ぶ時、同じ成分でもっと安い商品は無いのか調べてみると、賢いお買い物が出来るかもしれません…!