道ばたに置かれる「猫よけペットボトル」、実はエイプリルフールの嘘から広まったデマ!?→ネット民「あれ嘘なん?」
町を歩いていると、道ばたの電信柱や植木、庭先などに水の入ったペットボトルを見かけることがあります。これらは、「猫は光るものが嫌い」という理由から「猫よけ」のために置かれているものですが、一部では「都市伝説」との声もあります。果たして、本当に効果があるのでしょうか?
Twitterでは、こんなツイートが注目されています。
嘘やデマが広まり定着した有名な例は、猫除けのペットボトルがある。あれはニュージーランドのカリスマ庭師エイン・スカロウ氏が1980年代にラジオで発言したことに起源しますが、その後本人が「アレ、嘘」と発言。エイプリルフールの嘘とのこと。それでも信じた人は「効果があった」と言うんですよね pic.twitter.com/YFhs4HHKNn
— 荒川和久@「結婚滅亡」著者 (@wildriverpeace) May 3, 2020
投稿者さんは「嘘やデマが広まり定着した有名な例」として、この猫よけペットボトルを挙げています。投稿者さんによると、これはニュージーランドのカリスマ庭師エイン・スカロウ氏が1980年代にラジオで発言したことに起源し、その後本人が「エイプリルフールの嘘」だと発言したそうです。投稿者さんは、「それでも信じた人は『効果があった』と言うんですよね」とツイートしています。
この投稿を見たTwitterユーザーからは、こんな声があがっています。
うちでは電気ポットに水を補充するために「水を入れたペットボトル」をポット脇に置いていたんですが、飼っていた猫は平然とその横を歩き抜けていくので「効かない」ということは目の当たりにしてましたねw
— o-ken (@o_k_e_n_) May 3, 2020
小さい頃に「猫は光るものが嫌いだから、水の入ったペットボトルを置いたら、太陽の光でキラキラ光って猫避けになる」みたいに教わりました😅
— ホタル (@hotarutourabu) May 3, 2020
祖父母の家はCDを吊るして猫よけにしてました!
— 燦太 (@12santa1124) May 3, 2020
ただ反射が眩しくて目を瞑りながら歩いて階段を踏み外してしまいましたが、、、
「ネットで見た」というだけで根拠のない情報を盲信していることが散見されます。
— ケイ@クロノタイプはクマ型。自分のタイプ知ってる? (@mikaitabi) May 3, 2020
そして自分だけで盲信しているだけならまだいいものの、それをさも真実のように吹聴している人ほどその情報に固執し(ダニング・クルーガー効果)指摘をしただけで怒り狂うという地獄が存在します。
あれ火災の原因になるですよね
— 笹山 (@KCXlGNAVhquGd9R) May 3, 2020
虫眼鏡で燃やすみたいに
日本人がめっちゃ水入りペットボトル置いてるのって、猫除けを目的にしたまじないだったのか!
— れらぽ (@rerumpostalter) May 3, 2020
確かに動物除けっていう噂を聞いたことあったけど、消火用って噂も同じくらい聞いてわからずじまい
色んな国住んでんできたけど、今のところ日本だけでしか見たこと無くて、マジでミステリーだった
イタリアからこられたお客さんを観光案内しているとき、「やはり日本は災害が多いから、普段から街角に水を備蓄しているのか、ブラボーだ」と言われて
— 持病があっても幸せに暮らす.bot (@panicOK_bot) May 4, 2020
「い、いえ…猫が…のら猫の為…いや猫の飲み水でもなくて…猫を避けるための…ペットボトルの水で猫が…ねこ…」と大変困ったのを思い出しました
アダムスキー型のUFOも発見した本人が作り話と言っても信じる人居るしなぁ。
— へなちょこpsy (@henachocopsy) May 3, 2020
野良猫は、最初見慣れないものに警戒して、、、
— 好き杉田 (@1999317sakura) May 3, 2020
というのがあったかもしれませんね。
それが聞いた!と本当に広まった…とかはありませんかね。。。
15センチくらいはぬこ避けになってますが、外観は著しく損なわれてますね。
エイプリルフールといえど、うかつに嘘なんて吐くもんじゃないですね。
— ユウ (@AugKawa) May 3, 2020
宗教化しちゃうとそうなります。逆に言えば、詐欺師からしたらあのペットボトルやってる人はカモですね。
— タツコマはネコ科猛獣に襲われてしまった (@TATukoma1987) May 4, 2020
父が流行った時から今まで何十年も頑なにこれやってた、なんでこの訂正が、今、このツイートが出るまで、世の中に伝わらなかったのか、自分だけ?唖然
— ニコロ-米国株投資 (@gshchj2020) May 4, 2020
畑でヒラヒラ揺れているCDもたぶんそうだろうなぁ。
— Íoyama (@TS11820814) May 4, 2020
え?あれ嘘なん?
— 喜屋武とも子 (@kyantomoko) May 4, 2020
知らなかったですw
— POPOKO (@POPOKO55p) May 4, 2020
猫飼ってる身としては普通に信じてなかったけどまさかのエイプリルフールネタwww
— 珈琲卿㊗️いもウザドラマCD@蓮季ファミリー初代副総長 (@20001113coffee) May 4, 2020
たしかに!うちの猫と散歩して、野良さんと親交を深めているのですが、このペットボトルのまわりをノウノウと野良さんは歩いてます〜
— 郷好文/Yoshifumi Go (@Yoshifumi_Go) May 3, 2020
最近は一時期ほど見かけなくなりましたが、住宅街などを歩いているといまだに水の入ったペットボトルが置かれているのをよく見かけます。でも猫たちがそれを踏んづけて歩いているところや、真横で昼寝をしている姿を目撃して以来、その効果を疑問視しておりました。そもそも猫が歩き回るのは日没過ぎですしね。
また、水を入れたペットボトルを直射日光の当たる場所に置くと、レンズが太陽光を集め可燃物を発火させる「収れん現象」によって火災を引き起こす原因にもなり得ますので、注意が必要です。
なお、このデマの起源は諸説あり、このエピソードにあるようにニュージーランドの庭師がラジオで言ったという説のほかに、日本の新聞にもペットボトルによる猫よけ対策の記事が載ったとされる説、あるいは日本のTV番組で猫よけ対策として紹介されたという説などがあるようです。
(いまトピ編集部:ヤタロー)