新しい趣味を始めよう!世界遺産検定なんてどうですか?

2020/4/16 20:30 明菜 明菜


メンフィスのピラミッド地帯(エジプト)

こんにちは、隣人がエレキギターを始めたらしく、昼間から壁越しに「ギュイ~~~ン」という音を聞いている、美術ブロガーの明菜です。隣人と星野源さんのコラボ動画がSNSにアップされることを楽しみにしています。

さて、不要不急の外出はできない状況が続いていますが、お休みの日はいかがお過ごしですか?新しい趣味を見つけたい方に紹介したいのが、世界遺産検定です!


メサ・ヴェルデ国立公園 アナサジ族が築いた住居群(アメリカ合衆国)

世界遺産検定は、その名のとおり世界遺産の知識が試される検定です。マイスター、1級~4級と5つのレベルに分かれています。

世界遺産の勉強をして感じたメリットが、「世界中の歴史や文化を学べること」です。学校の世界史だとヨーロッパの歴史が中心になりますが、世界遺産検定ではアジア、オセアニア、アフリカ、南米とさまざまな国や地域について学べるんです!真の国際教養として学ぶ意義があるのではないでしょうか。

■世界遺産検定2級の勉強方法

受験する級のテキストに沿って勉強しましょう。4級は出題される遺産が少なく、級が上がるごとに遺産が増えていきます。

私が受験した2級のテキストは、約260ページでした。中の太字・赤字のキーワードを徹底的に覚えれば、合格はかなり近くなるはず!



2級でも結構マニアックな問題があるので、一般教養に自信がある人も、専用の勉強が必要かな、と思います。例えば、

Q. 「○○○○○」という遺産と関係があるのは何族でしょう?

1. ハニ族
2. ショナ族
3. アナサジ族
4. ナマ族

みたいなマニアック問題が平気で出題されるんですよね。普通は知らないと思います。遺産の名前とテキストの太字・赤字を覚えていれば答えられる問題なので、きちんと対策すれば正解できるようになります。

■世界遺産を学ぶ楽しさ

世界遺産検定の対策をするだけで、あまり知られていない部族の文化を学んだり、信仰している人口が少ない宗教に触れたりできます。今も地球のどこかに、私には想像できない暮らしをしている人がいるんだと思うと、スケールの大きさにゾクゾクしますね。


ストーンヘンジ(英国)

歴史や文化を学ぶとともに、地球上の、まだ出会っていない人の息吹を感じられるというか。視野が広がり、今世界で起きていることに関心を持てるようになります。

トルコにある18のユネスコ世界遺産

もちろん、日本の遺産を学んで日本への理解を深めたり、世界遺産を知ることで旅行に興味を持ったりもできます。「学ぶ」ってとても楽しいことなんですね!皆さんも、新しい趣味や資格の勉強としていかがでしょうか?



以上、上下巻に分かれている1級のテキストの上巻を買おうとしたら、間違えて下巻を買ってしまった人のコラムでした!お後がよろしいようで。